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お客さんがいれば元手はいらない

ビジネスを始めるときに最初に商品が必要なんだけど、商品を作るためにお金が要る。ここまでは当たり前。
でも、起業家というなら、お金がない状態で商品を作らないといけない。
お金があって商品が作れるというのは、普通の人です。
起業家というなら、商品を作ること&お客さんを作ることを同時にやってしまう人のこと。
お客さんだけを捕まえてくるのが営業で、商品を作るだけなのが開発とか職人とかいう人たち。
起業家は、そうじゃない。両方を同時にやる。

だから、起業家のお金の流れは独特だと思う。
お金があって、モノを作って、それからお客さんを探して売る。そして売れたお金で最初にあったお金を取り戻す。これが普通だとしたら、起業家はお客さんからお金を預かってから商品を作る。

厳密には、もう少しうまいこと社会が整っていて、支払いサイトというものがある。サイトというのは、期間のことで、この買い物のお支払いは1カ月後でいいですよというようなものだ。
これは普通の人はできないが、唯一にして簡単にできる方法があって、それがクレジットカード決済だ。
支払いを1カ月後、または手数料を払って分割にすることができる。

商品を作るのは、お客さんができてからだ。
そして、お客さんは何が欲しいのか全然わかっていない。ものを見せないと話にならない。だから、「見せ球」だけは用意する。

あるいは、それがどれだけいいものか、あなたに必要なのかを伝える。

起業家というなら、貯金なんかするなというのが私の持論だ。
貯金するくらいならその間にお客を探して買ってもらえ。
それを、商品づくりと同時にやる。
そして、お金のないところにお金を生む流れを作る。

だから、起業家にはお金がなくてもなれるし、お金があれば起業家になれるかというとそうではないということだと思う。

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