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レバーは茹でずに沈める

鶏レバーの美味しい食べ方は、塩茹でだと思う。

正確には、塩漬けレバーの湯煎。

鶏レバーを一口大に切る。
血のかたまりなどは、取れるだけ取るけど、無理なく。
そこに塩をまぶす。
塩は気持ち多めがいい。
塩の浸透圧で、血の塊などがポロッと取れやすくなる。

塩にまぶして、冷蔵庫で30分から一晩置いておく。
塩味をつけるには15分も漬けていれば充分らしい。

塩漬けにしたら、しっかり洗う。
血の塊などをとる。

そして、たっぷりめの沸騰したお湯を用意する。
コツは、グラグラに沸騰したら火を止めること。
そこに、ひとかけらずつ、レバーを放り込んでお湯に沈める。
ひとかけらずつなのは、湯温を下げないため。

全部レバーをいれたら、蓋をして、湯温が下がらないように上からフキンなどをかけたり。

1時間もしないで引き上げる。
湯量や湯温によるけど、30分で十分かも。

ぷりぷりで、ふわっとなめらかな塩レバーが出来上がる。
湯は、レバー出汁で塩味もついてるので、スープやお粥にする。ネギやパクチーなどの薬味を大量に入れたレバー出汁のお粥はとても美味しい。もちろんレバーも最後に具として入れます。

塩レバーは、そのまま食べたり冷やっこにのせてもいい。ピータン豆腐みたいに。
細かく刻んでオムレツやパスタにも。
2〜3日は冷蔵庫でスタンバイ。

刻んだセロリやミョウガなどの香草野菜とサラダにしたり。レバーのある生活。

あと、砂肝も塩茹ですると扱いが楽と聞いて、今度やってみます。アヒージョばかりだと太ります。

レバーは、高温によってボソボソした食感と苦味やエグい味が際立つので、100度以下のお湯で湯煎。しかし生は食中毒で死ぬかもしれないので、しっかり火は通す。臭み取りの牛乳や香草もいらない。

つよく生きていきたい。