賃貸だけど改造したい
なんとか、部屋を確保した。
パーフェクトとはいえないかもしれないが、精一杯よい部屋だ。
そして、私の「はじめてのインテリア」が始まった。
インテリアなんて、全然興味がなかったというか、「おきれいな家に住んでも生活は生活でしょう、舞台じゃあるまいし」「誰も見ていないきれいな舞台で立居振る舞うなんて無駄」と感じていた。
と言いつつ、私はマンションのモデルルームでそこそこ長いこと働いていたので、モデルルームのことはよく知ってます。毎日掃除してた。
モデルルームは、ひとことで言えばハリボテです。
それこそ、舞台の大道具小道具と同じ。
だから、ぜーんぜん住みたいと思わなかったし、憧れもしなかった。
が、今回は突然のインテリアです。
大きなきっかけは、壁紙。
もともと「GUCCIの壁紙を一か所だけ貼った部屋とかヤバい、楽しそう」と思いながらGUCCIのサイトを見ていたのだけど、いろいろな壁紙が賃貸対応(きれいに剥がれて現状復帰が簡単)なことを知り、一気に気持ちが傾きました。
特に!押し入れに貼りたい!
押し入れなら狭いし、ちょっと失敗してもどうということはないし、何より明るい壁紙を貼ると視認性が上がって死蔵品が減る。
ためしにサンプルを取り寄せて、押し入れの奥の壁に留めてみたら「これは最初からやるべきだったわ」と思った。
押し入れがなんか嫌な空間なのは、あの剥き出しの木の板のせいも大きい。
押し入れは奥行きがあり過ぎる問題もあって、そこはワゴンなどの台車&キャスターで対処しようと思っていた。
そこに壁紙によって視認性を高める、装飾性を高めるというやり方があるとは思いつかなかった。
サンプルを貼ってみる(A4サイズだけど)だけで気が付くことってある。
さらに、適宜照明を入れていこうと思う。
照明に気が付いたのは、スチールラック専用のLEDライトがあると知ってからです。
棒状の照明を押し入れに仕込めば、かなり変わりそう。
テープ状のLEDライトなどもあると知って、「これは玄関の三和土(たたき)に仕込むべきでは!?」と思って、あやしいけどAmazonで人感センサーのものを買ってみた。
届いたものはゴミ寸前の見た目だし、電池式って書いてあったのに充電池だし、お前日本語分かってないだろ!!って感じが満載でしたが、一応ちゃんと点灯するしセンサーも動くので使ってみます……
押し入れには、もうちょっと考えよう……
できれば奥から照らすものと、手前におしゃれなテーブルライトみたいなのを置く……
そしてそして、スイッチプレートです。
普通のものはこれ。
これを、装飾性の高いモノに換える。
これねー、プラスドライバーが1本あれば本当にあっという間です。
もちろん壁に傷がつくこともないし、一気に変わります。
っていうか、今までわたし全然コンセントやスイッチのまわりなんか見てなかった!全然見てなかったの!
変えられると知って、初めて見てみて「あっ、これはダメだわ」と気が付いてしまった。
新しい部屋は全部変えようと思ってる。
ところがどっこい、壁紙もそうだけど、スイッチプレート(コンセントパネル、コンセントプレートなどともいう)ってすごくあちこちにあって、ワンルーム暮らし、1K暮らしでもかなりの額になります。
1枚1000円以上のおしゃれアイテムにしたら、あっという間に5000円、6000円です。
でも、やる価値ある。下手に家具を買うよりも、ずっといい。
という事で、私の賃貸改造計画は
・コンセントプレートをほぼ全部取り換える
・はがせる壁紙でユニットバス、押し入れ、玄関ドア、キッチンなどを貼る
・程よく観葉植物を置く
・照明をあちこちに仕込む
というあたりでやろうと思っています。
ちなみに、遮光カーテンはきっちり計測してオーダーです。
普通の掃き出し窓なのだけど、真ん中でシャーッと左右に開くのではなく、1枚仕立ての片開きでオーダー。
動線の都合上そうなったんですが、たぶん結構贅沢な雰囲気になるのでは?という予想です。
そこに片方だけダルトンで買ったカーテンタッセルをかけます!
色は1級遮光だけどリネンっぽい質感のベージュに、グリーン系のタッセル。
ただ、レースカーテンは、オーダーにしようか迷ったのだけど、すこーし丈が短いけど無印の既製品サイズにしよう………
妥協ですが、ずっと安くできるし(オーダーの半額)、遮熱ができればいいか……という気持ちに。
窓は、都会の悲しさで、向かいのマンションの入り口などがあるから、窓ガラスにすりガラスっぽくなるシートも貼ろうかなと思っています。
賃貸でも改造できるインテリア
はがせる壁紙
スイッチプレート
照明
ラグ&マット
窓周り(カーテン、ガラスシート)
観葉植物
オブジェ(壁につけたり、置いたり、花瓶なども)
これらは、ある意味家具よりも意味が大きいようです。
なんというか、洋服を着る時のジュエリー&アクセサリーやヘアメイク、スカーフやマフラーのような巻き物に似ている。靴やバッグともいえるかもしれない。
そこをいくらでも差し替えられるという事を全く知らずに、カーテンくらいはつけるけどなるべく安いもので、変な色じゃなければという感じで選んでいた。
いろいろできることがあったのに。
逆にいうと、別に気にしなくても安全に生きていけるようにセットアップされてはいる、ということでもあるよね。ありがたやありがたや。
照明も、観葉植物も、インテリアアイテムになるというのも、わかっているようでわかっていなかった。
それぞれ独立しているもので、観葉植物様のためにお部屋を改造しないといけないと思ってたし、間接照明はスカしたヤリモクインテリア(※主に男子が女の子を連れ込んでセックスに持ち込みたいがために情熱を傾けるインテリア)でばかり取り上げられているか、おセレブな家か、ご自慢の注文住宅の上から目線しかなかったので、全然ピンとこなかった。
そこらへんも、自分サイズにできる可能性が見えている。
ここら辺の話はもう少し小分けに書いて行けたらいいなと思ってます。
ここから先は
¥ 200
つよく生きていきたい。