デジタルコンテンツを売るということ

noteができて、デジタルコンテンツが売れる! ていうか売っていいのか! いや、買ってもいいのか!!!

というながれが生まれて、「あああ、こういうのもありなんだ!」と感じたということは、とても意味のあることだったと思うのです。

わたし個人は、さほどデジタルコンテンツを売りたいとは思っていなくて、だけどいざ売ってもいいというハコができると、そりゃあずっとどうしたらいいか考えに考え、考え続けてしまいます。

売るものは、すでに売っていた印刷物のデータを加工しなおしたものなのだけれど、ぺらっと紙に印刷して壁に貼りたいなと思ったのをほかの人もできるようにする事が「デジタルコンテンツ」を売るということそのものではないか!と思い当りまして。

何を売ったのかは、課金ボタンの下に書いておきます。

売ってみて、わかったんですが、PDFデータを売っていたけれど、私たちが売ろうとしているものはデータそのものではなくて、そのデータを紙に印刷して、自分で何かを書き込んだり、折ったり、切ったり、貼ったりして、アナログな作業を楽しみながら自分の好きな形に変えていく作業を売っていたのだ!と気づいたのです。

デジタルのかたちをしているけれど、売ってるものは全然デジタルじゃない。

で、それで「あー、デジタルコンテンツに少々余計な先入観を持っていたなー」とわかったのです。

そう気づいたのです。

デジタルデータ、売れると思います。わたし、そういうの売ったことなかったけど、ちゃんと売れると思います。

それがデジタルでなければいけない必然性があるもので、それがデジタルだからこそできる様々な楽しみ方をいくつか提案するだけの発想力と、それをわかりやすく表現するシンプルな伝え方さえあれば。

そういう意味で、デジタルコンテンツは売り手がかなりの部分で「売り買い」の主導権を握ることになる売り物だと思いました。
売り方ひとつ、届け方ひとつなわけです。
ちゃんと商品の芯をつかんで、ばしっと表示できたら売れる。そうでなければかなり高い確率でスルーされる。
厳しい。予想以上の厳しさです。

とりあえず売ってみたものの、まだまだ商品の紹介や説明などは言葉が足りません。なんだったら動画も用意しないといけないような気がします。

それでも、そうやって作っていくことに無上の喜びがあるし、そうやって作ったものが売れていくのはあり得ないほど素晴らしくときめくものです。

だから、売りましょう。たくさん、いろんなものを。売れないものを作っても在庫になる訳でなし。売るという目的は、創作意欲に火をつける。(とは限らないけど)

その火は、少なからずわたしにとっては命の火です。

(おわり)

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