離島にむかない体質
そんなこんなで五島列島に行ってきました。
わたし、飛行機が苦手なんです。
離着陸時の気圧変化、上空の異常な低気圧、人間としての形状を保っていられない程度にムリ。
でも離島は、どうしても飛行機にのる行程があります。特に東京近辺からいくとなると。
さらに、生魚が食べられない。お刺身ダメ。
となると、離島ではほんと切ない事になります。
「離島に行くのは山師だけ」
そんな話がありますが、実際そうでしょう。
一山あててやろうという山師ばっかりが離島に向かいます。
しかも1月の寒波が来ている時期で、海は荒れるし寒いし雪も降るとかいうようなオフシーズン真っただ中。
気絶するかと思った。
それでもゴリゴリの釣りマニアは、大きなイシダイなんかを狙って豪勢な装備でやってきていました。
ちなみにイシダイは「これ、釣り糸たらしておくだけで、仕事しているといつの間にか釣れてる」って御馳走になりました。ひとかかえもある大きな魚でした。地元では頑張らなくても釣れるらしい…。
これ食べた。貝殻がカラフル。真珠の養殖のところで食材的においてある。
ちなみに、アコヤガイもお刺身で頂きました(貝の生は食べられる!)
裏庭のように海がある。
この感覚は、私にはなかなかなくて、山育ちなので海にどう接したらいいかわからないという節がある。
怖いのかなとか、想像以上にしょっぱいとか、砂がどこまでもはいってくるとか、そういうのよくわからなくて、いちいち戸惑う。
この奈留島は、湾が深いので、海を抱き込んでいるような地形になっていて、きっと泳いで向こうに渡れるんだろうなって感じがする。
でもわたしは船に乗るだけでおっかなびっくり。
わからない場所は、やはり怖い。
とても疲れる。
それでも飛行機乗り継いでフェリーに乗って、やってきた。
現地に行くという事は、本当に意味がある。百聞は一見に如かず。
かんころ餅というおみやげがすごくおいしかったです。
干し芋を練り込んだお餅。
あと、五島ワインも超美味しいってほかの人がいっていました。
五島うどんはこれから食べてみよう。あご出汁買ってくるの忘れたけど、近所のスーパーでも買えます。
椿油も買えばよかったかな。思った以上にお値段がしたので、見逃しました。
個人的にはかんころ餅が一押し。
多分、また行かなくてはいけない。
山師は一度では当てられないのだ。
今度は、煮魚が食べたいです。
つよく生きていきたい。