- 運営しているクリエイター
2016年5月の記事一覧
お金に魂を売らないのは難しいけれど
わたしはお金のまわりの人間の心の動きを感じ取るのが、とても好きだ。
それは大金を溜め込むとか、カブで大儲けとかではなくて、「お財布を開いて買い物をする瞬間に起きていること」を注視したり、感じ取ったりするのがとても好きなのだ。
ものの売り買いは、コミュニケーションでもある。
言葉のコミュニケーションとは違い、社会的ステータスの一部の交換みたいなコミュニケーションというか。ステータスというのはこの場
「俺の目標は21世紀を代表するビジネススキームを作る事で」
「カッコよく生きるって社会に出た時決めた」
と、ベージュ系のスーツを着た人が話している。
向かいの女性が「……難しいとおもう」と答える。
がんばってね。興味ないけど。と、思いました。
儲かりすぎたお金は疲労物質のように商売を蝕む。だから、経費はたっぷり人件費なんかにまわして、利益が出ないくらいがちょうどいいんじゃないかと思ってる。そして、お客さんが喜ぶようなことにお金を使っていくのです。
まだ儲かり過ぎた事はないけど、一応儲かり過ぎた時の事も考えておく。
お金に甘えないでいられるか
友人が、助成金申請をやめたと長々Facebookに書いていた。
いろいろ葛藤があるんだろうなーというか、そりゃお金周りに葛藤がない場合ってホントに少ないので、当然なことですが。
ここでお金をもらってしまうと、自分のやろうとしていることに甘えが出て長い目で見たらだめになる気がしたというのが申請をやめた理由としてあげられていた。悪い判断じゃないと思う。詳しくは知らないけれど。
でも、自分で決めて、しか
どうして安く買いたいのか?
安く買いたい。当たり前の話だ。
という事を、人は疑わなくなっている。
本当に私たちは安く買いたいのだろうか?
安い方が良い、というのは、大衆の正義のようになっている。
もちろん私自身も安い方が良いと思って消費生活を続けてきた。
自分が商売をするようになっても、いいものを安くという考えはずっと頭の中にあった。
安くていいものを提供する事が正しさ。良心であり善意であり、高い理想とされる。……よう
PVに魂を売るな。
そんな無意味な数字に魂を売るな!
魂の売り場所を間違えるな。