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2017年6月の記事一覧
養殖場のプライドからしてもあまりやすい値段にはできない。
でも高過ぎては売れないしそこそこの値段に着地したいけど、そもそも真珠や貴金属は安いものではないから平気で3万円5万円になってしまって、ああ…と頭を抱えてる。
10万円以下はジュエリーと呼ばないってこういう事かと思い知る。
真珠がジュエリーに仕上がってきた!
これは、もともとの商品(月の満ち欠け手帳)のお客様向けに、オーガニックで小粒な真珠を丁寧に仕上げてもらいました。
かわいい!
お値段はシルバー製は1万円、ゴールドは4万円、プラチナはチェーンつけて6万円(チェーンなしなら4.5万円)ほど。
そもそも真珠(宝飾品、アートなども)は安く買えた事を自慢するものではなく、高く買えた事を自慢するようなものだという前提を、庶民は理解しなくてはいけないのだ٩( 'ω' )و
庶民は、お情けで買わさせて頂いてるのだ…
つらい_(:3 」∠)_
「ちゃんとした真珠ネックレスそろそろほしいな」という人は予算は最低10万円。それ以下のものは買う意味がない。それが真珠のネックレスというものです。
が、ちゃんとした真珠のネックレスだけに価値がある訳じゃないのです。
でも高いお店にいい真珠つけていくとやたら親切されるようです。
ひとざる分を買った真珠のなかの選抜組。
輝き!ときめき!これは売れない!
どーしてもほしい、一粒五万円出してもいい、という方なら考えますが、五万円あればほかにもいい真珠買えますから…(о´∀`о)
これは売れない…
どのくらいすごいのかというと、このくらいすごいアコヤのバロック。
野生児!凶暴!
ダイヤモンドを添えたらダイヤモンドが見えなくなるレベルに強烈。しかも格の高さがある。天然の色合いのゴージャスさもある。
耐え難い主張の強さ。
その割に収まりのいいのが真珠らしさといいましょうか。
なのでうっかり私の手元にやってきた幻の大珠アコヤバロックは、猛烈に希少だったりします。特に日本のアコヤ真珠でこのサイズのバロックは、おそらく一か所でしか生産されない。
「特別にすごいのだけとっておきました」ってスヌーピーの巾着に入れたの渡された…。
大切にして差し上げなくては…。
海外ではバロック真珠は非常に親しまれており、そもそも養殖真珠がない時代から高級品だったので歪んでいるのが当たり前的な感覚が強いみたい。
ダイヤモンドより真珠の価値が高かったのは研磨技術が今ほど発達してなかったことと、形のいい真珠があまりに希少だったため。
なんでアコヤ真珠のバロックが特別なのかというと、
①そもそもバロック珠をよしとしないので市場に出てこない
②バロックとして楽しめるだけの大きさがなかなかない
という事で、アコヤ真珠の大珠バロックは、幻レベルに出回らないようです。
私と真珠と飛行機と、船と漆とパスポート①
そもそも、なぜ私が真珠を手にしているのか。
これにはいろんな偶然がぶつかり合ってそうなったので、話すととても長くなるけれどかいつまんで話そう。
最初は月の満ち欠けの手帳を作って売っていました。
それは今もです。月の満ち欠けといっても、ただカレンダーに満ち欠けが書いているものじゃなくて、もう新月からページをスタートさせるような大幅に今までのカレンダーのレイアウトを破壊した内容になっている。
オン