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トツキトオカの振り返り④_妊婦の10ヶ月で考えたこと

トツキトオカの振り返り①②③の続きです。

とにかく周囲の優しさに感謝


何よりこれに尽きる気がする。私はつわりがほとんどなく、体調も比較的安定していた。「周りに大きく迷惑をかけることもなくよかった」とほっとする気持ちもあった。でも妊娠8ヶ月目に切迫早産と言われて、気持ちは元気なのに急に仕事ができないだけでなく、外にも出れなくなって、家事もできなくなって、そこからは迷惑をかけて申し訳ないと何度思ったことか。。。コメントでのやりとりに「申し訳ない」とどうしても入れてしまって、一言一言のコメント方法もとても悩んだ。

「あとはこちらでやるから体調優先に」と仕事を全部巻き取ってくれた同じ部署の方々

結局出社できないまま産休に入ることになり、細かな手続きを進めてくれた総務の方(「細かなことでもいいから、なんでも聞いてくださいね」の一言にとても救われた、、)

普段は近くにいてもうちに来ないのに、様子を見にきてくれ話し相手になってくれた両親、弟、妹たち

話し相手としてうちに来てくれたり、ご飯を差し入れしてくれた夫のご家族のみんな

何より私の体調や気持ちを大事にしてくれた夫(お腹の赤ちゃんも大事だけど、「私」について何より気にかけてくれ、支えてくれたのが嬉しかった)


妊娠期間を振り返って「迷惑をかけなくてよかった」とか「頼らないで生きて行けるのが良いこと」ではなくて「お互いに頼りながら生きていく」のが良いのだと思った。 


あとはやっぱり、いざその立場にならないとわからないことってたくさんある。相手の優しい声かけをプラスに感じたり、マイナスに感じたり複雑に思ってしまうこともあった。でも全員が全員その立場を経験するなんてできないから、相手への想像力って大事なのかなぁとちょっとしたやりとりの中で感じた。

産婦人科の先生から健診のたびに「太り過ぎ、このままだとプラス20kgになるよ」とか「お腹が張っているからもうすぐ生まれちゃうよ」とか怒られていたのだけれど、結果的に体重は妊娠前からプラス8.2kg、赤ちゃんも予定通り、無通計画分娩に合わせて生まれてきてくれた。怒ることも先生の優しさ。赤ちゃんが生まれたら先生は優しくて。振り返ると、とても良い病院だったなぁと思う。

これからが本当の始まりだけれど、今の記録を残しておく。

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