【遊戯王デッキ紹介】3種のテーマのハーモニー!「蒼いナミダ」
どうもこんにちは、ゆうづきです。最近水属性中心のデッキを組みましたのでご紹介いたします。実は昔組んだデッキのリメイクだったり。
今回のサムネは絵本の表紙っぽくしてみました。エジギュミのデザイン良すぎ案件。
デッキレシピ
パパッとデッキレシピ〜 今回はマスターデュエルで組んだのでそのプールに準じてます
今回は、「深海姫プリマドーナ」を活用した水属性中心の展開デッキを作りたいなというアイデアのもと作成しました。
プリマドーナについて
デッキの核となる「深海姫プリマドーナ」について軽く触れておきます。
7シンクロのチューナーで、条件はあるもののデッキからレベル4以下の水属性を制約なく特殊召喚出来るというモンスターです。「深海のディーヴァ」との繋がりがあり、このデッキでは初動として運用してます。
採用テーマたち
記事タイトルやデッキ内容からわかるように、プリマドーナから派生させられる3つの水属性テーマを採用しています。
一つ目に【マリンセス】。
「海晶乙女シーホース」などの1枚初動からリンク3、リンク4を目指すテーマです。水属性の汎用サポートである「海晶乙女コーラルアネモネ」を十分に活躍させられる点もとても良いです。最終的な着地点は「海晶乙女グレート・バブル・リーフ」で、毎ターンのドローや展開能力を備えておりフィニッシャーとしても活躍します。
二つ目に【氷水】。
「氷水のエジル」及び「氷水のティノーラ」をプリマドーナで呼び出すことができ、サーチやサルベージ、展開手段がある程度揃っているテーマです。マスターデュエルでの新規である「氷水啼エジル・ギュミル」がなかなか強力で、味方に耐性を付与しつつ妨害にもなり得ます。
三つ目に【相剣】。
プリマドーナから呼び出すのは「相剣師-莫邪」で、8シンクロ、10シンクロを出すことを目的にしています。単体でも十分強力で、初動を集めるために使ったり、最低限の妨害を出すために使ったりしています。後述しますが、除外アクションがいくつかあるので、「相剣大公-承影」の打点上昇と除去効果を能動的に起動できます。
各テーマの大型エースが繋がり、高打点で除去を飛ばしながら相手ライフを削り取る様は壮観だと言えます。
初動紹介
プリマドーナのシンクロ召喚
プリマドーナは、各テーマの初動をリクルートし展開を増強させることが大きな役割です。
シンクロ召喚するための初動が2種類あるのでご紹介します。
・「深海のディーヴァ」初動
ディーヴァを使えば、プリマドーナのリクルート効果を起動する条件である「相手の除外状態のカード」を用意できます。
・「龍相剣現」初動
「龍相剣現」で「相剣師-泰阿」をサーチし召喚することでも7シンクロであるプリマドーナを出すことができます。この場合、すでに除外状態のカードが存在している必要があります。
マリンセス展開
プリマドーナから「海晶乙女シーホース」をリクルートすることでマリンセス展開に繋がります。
注意点としては、コーラルトライアングルの効果を使う場合、その前後で水属性しか出せないという縛りがあることです。手札から「相剣軍師-龍淵」を特殊召喚できる状況や、「相剣師-泰阿」を初動とした場合は注意したいですね。
氷水展開
今度は「氷水のエジル」をリクルートし、シンクロ展開をします。「シンクロ・オーバーテイク」でディーヴァをサーチした場合はこちらを使用します。
エジルを回収することにより、次ターンのためのリソースを維持することができます。他の手札のカードと相談してさらに展開を伸ばすのも良いです。
相剣展開
「相剣師-莫邪」をリクルートして、1~3妨害程度を用意します。手札に幻竜族か相剣カードが存在する場合に可能です。
プリマドーナを絡める理由
上記3つの展開は、別にプリマドーナが無くても1枚ないし2枚程度の手札で成立させることができます。マリンセスの展開なんかまさしくそうです。マリンセスを普通に組みたいなら「海晶乙女ブルータン」とか入れて初動枚数増やせばいいですし、わざわざディーヴァ初動に頼らなくてもいいです。ですが、氷水や相剣と組んでいる以上、それらを柔軟に出力し、臨機応変な展開ルートを取る必要があります。また、そもそもの初期案に「プリマドーナから莫邪を特殊召喚するデッキ」があり、そこからの派生形という立ち位置が今回のデッキです。プリマドーナを経由して、複数ターンに渡り各テーマに触るのが目的となっています。
目指す盤面
手札によって道中の動きは変わったりしますが、「海晶乙女グレート・バブル・リーフ」+「相剣大公-承影」を並べることをメインとしています。「氷水啼エジル・ギュミル」は可能なら、という具合。蘇生カード、展開カードが多めなのでちょっとの除去じゃあびくともしません。先攻を取った場合、早くて3ターン目に決着がつけられるように動きます。
その他ポイント
デュオニギスと承影
ディーヴァからの展開で使用することになる「黄紡鮄デュオニギス」は、最終地点である「相剣大公-承影」と相性が良いです。
③の効果で自身を墓地から除外し承影の打点を上昇させることに加え、承影の持つ除外効果を能動的に起動することができます。
「海晶乙女瀑布(マリンセス・カタラクト)」
通常のマリンセスデッキでは見ることの少ないカードですが、「除外」という点に目を付け採用しています。マリンセスリンクモンスター+「相剣大公-承影」の盤面はプリマドーナから、相手ターン中に承影の打点を上げつつ除去を使用できます。またカタラクト自体も「海晶乙女コーラルトライアングル」でサーチでき、マリンセス展開を途中から変更すれば全て揃えることができます。
プリマドーナとコーラルアネモネ
コーラルアネモネは、墓地から「攻撃力1500以下の水属性」を特殊召喚することができます。下級水属性はもちろんですが、プリマドーナも実は蘇生範囲に入ってたりします。また、プリマドーナのリクルート効果は「起動効果」なので、使い回すことができれば何度でも初動を生み出すことができます。この点がテーマ単体のデッキには無い利点ですね。
プリマドーナ小テク
プリマドーナの③効果である、以下のテキストがかなり面白いです。
この効果、実は裏側除外のカードも戻せるんです。スモール・ワールドで除外したカードや、効果を使用したデュオニギス、相手に除外されてしまったカードなどなどをデッキに戻して再利用することができます。ちなみに自分の裏側除外を戻す場合、相手はそれを確認することができません。覚えておくと便利だと思います。
使用感
マスターデュエルのフリーマッチで3、4戦プレイしてきた感想をば。想定としては誘発とかが少ないカジュアル環境です。
まず初動がとても安定してると感じました。ディーヴァを手札に握るのを最優先にしており、「シンクロ・オーバーテイク」や「スモール・ワールド」によってアクセス率を高めています。そうでなくとも、マリンセス初動や相剣初動をしっかりと搭載しているのでプリマドーナが出せなくともしっかりと動けました。「スモール・ワールド」便利すぎ。
今後の展望
入れるかどうか悩んだカードや、これから入れたいOCGのカードをいくつか並べておきます。
・「氷水帝エジル・ラーン」
「氷水揺籃」からサーチできるレベル10シンクロになれるカード。つい最近のカードなのでマスターデュエルにはまだ未実装。
・「氷水帝コスモクロア」
氷水での強力な制圧カード。エジルの採用により格段に出しやすくなっていると言えますが、カジュアル対戦において、相手が次ターンに向けて用意したモンスターをほぼ無力化するというのはいささか気が引けるので不採用。
・「白闘気双頭神龍(ホワイト・オーラ・バイファムート)」
レベル10の水属性シンクロ枠で、テスト段階の時に採用したりしなかったりしてたのですが結局不採用。やっぱり承影出したいよね。トークン生成が攻撃表示なら最後の詰めとして有用だったのかも…。いや、コーラルアネモネに変換してやればワンチャン…?
・「妖眼の相剣師」
【相剣】名称が入っているので、トークン生成のコストになれます。単純にマスターデュエルで持ってなかっただけ。エジルラーンを経由すればスモール・ワールドでディーヴァまでアクセスできます。逆もまた然り。
・「フルール・ド・バロネス」
一応デッキには入れてますが難儀中。デッキパワー的に入れるべきかどうか悩んでるという感じ。龍淵から出てきて誘発等をケアできるのですが、そこまで誘発に過敏になるべきかどうかカジュアル対戦においてはまだ掴めていません。あと先にバロネスを出すと、コーラルトライアングルで罠を拾えなくなるので悩ましい。
・「世海龍ジーランティス」
マスターデュエル上で所持しているので入れるか考えたのですが、バブルリーフを残しておきたい関係上入れることは難しいなと感じました。
・「清冽の水霊使いエリア」
水属性を含むモンスターで出せる汎用リンク2。搭載はしたものの、出す機会がさっぱり無く入れ替え候補。
・「海晶乙女マーブルド・ロック」
水属性以外に縛りの無いリンク3。コーラルアネモネを使った後のリンク3の択として採用したいと考えてはいるものの、特に旨味がない。
(7/21追記)
・「氷魔龍 ブリューナク」
7/21のVジャンプ収録の汎用6シンクロ。ディーヴァ+レベル4で出せそうで、氷水の墓地効果で蘇生させるとカウンター的な除去になる。イニオンクレイドルとか自分でバウンスしてもよさげ。
おわりに
総評として、とてもちょうどいい感じのデッキになったと思います。過去に作成したデッキがどれも暴れ散らかしてた印象なので、それらと比べると落ち着いた感じになりました。
あ、そうそう。デッキ名の『蒼いナミダ』ですけど、どうやらエジルが泣き虫らしいという設定と、マリンセス使用者のブルーエンジェル(正確にはブルーメイデンだけど)にゆかりのある「青い涙の天使」から作ってます。
今回のデッキリストはこちらから!
それではまた次の記事で~~~
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ものすごく余談なんですが、『仮面ライダーセイバー』って特撮作品がございまして…そこに登場する「剣士」たちにそれとな~~~くイメージを当てはめたデッキを作ろうかなと画策しております。今回第1弾は仮面ライダーブレイズの枠で。残り9枠+α、のんびり作ってまいります
…なんでブレイズからなんだ…?
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