『ルギア爆誕』のススメ
みなさんこんばんは、ゆと申します。
今日は、結婚して初めてすき焼きに挑戦しました。
寄せ鍋やミルフィーユ鍋などは冬の定番なのですが、すき焼きは未挑戦でして……すき焼きって、家族って感じ、しませんか?
お醤油と料理酒と砂糖で味付けしたのですが、次からはおとなしく企業努力の塊であるすき焼きのたれを使おうと思います。
さて、今日の晩御飯のおともは『幻のポケモン ルギア爆誕』。今回もアマプラにあがっているものを観ました。
共に92年生まれの我々夫婦からすると、非常に思い入れ深い作品。個人的には、劇場で観た唯一のポケモン映画です。2021年のいま観ても十分楽しめたので、今更ですが当時の思い出語りをしつつ、今回はルギアのお話をしたいと思います。
〈見どころその1〉ガールズが強くて頼もしい
まずはルギアの簡単なあらすじですが、
オレンジ諸島を旅するサトシたち一行。そこへ、謎のコレクター・ジラルダンが現れ、火の神といわれる「特別なファイヤー」をゲットしてしまう。そのことがきっかけで自然界のバランスが壊れ、世界は天変地異にみまわれてしまう。
サトシたちはこの世界を救うことができるのか…。
サトシ、カスミ、ケンジ一行は嵐に巻き込まれてアーシア島へ。そこでフルーラという少女と出会います。
このフルーラ、島の祭りの要である巫女を務めているのですが、初登場時はキャミソールにチノパン、初対面のサトシに歓迎のキスをしたり、アルバイト感覚で巫女をしたりと、かなりフランクな印象。カスミとサトシのことをからかったりと、ちょっとお姉さんな感じ。個人的にフルーラのキャラデザがめちゃくちゃ好みで、小学生の頃よく自由帳にトレスしてました。
ですが、軽い振舞いと反して、サトシが危険な目に遭いそうになると率先して助けに行くなど、とても責任感が強い一面もあります。荒波に揉まれる船の操縦もお手の物。島育ちとかいうレベル完全に超えてます。
そしてカスミはというと、当初はフルーラに対してムッとするものの、次第に打ち解けていきます。”それぞれの役目を果たそう”というシーンのカスミ、とってもかっこいいです。
最近のサトシさんはすっかり頼もしいマサラ人として世界の危機もなんのその、真っ先に突っ込んで行きますが、この頃は10歳の少年らしく物怖じする態度を見せるのも新鮮でした。
ただの観光イベントかと思いきや、世界の命運が自分に託されることとなってしまい、「でもオレが目指すのはポケモンマスターだし……」とサトシは躊躇います。
でもピカチュウやカスミ達に促され、「オレがやる!」と決意するシーンは胸が熱くなりました……!
それぞれが一生懸命役目を果たして団結する姿は、見ていて気持ちいいものがありますよね。
〈見どころその2〉ロケット団がかっこいい
毎回様々な形で絡んでくるロケット団。劇場版では大きな危機を前に大体サトシ達と協力することになりますが、今作は特にそれが光っています。
ロケット団の謎技術を応用してゴムボートを改良し、サトシ達を乗せて凍った海を行くムサシとコジロウ。その後、島から脱出する際には自分達の引き際を悟り「あんたが主役~!」と叫んで去っていきます。
普段は敵だけど世界の脅威に対しては協力してなんとか回避しようとする。美しく泥棒できる世界のために。
今作はロケット団の悪の美学を感じられるセリフもたくさん。大人になった今だからニヤリとするセリフも。
私が今まで観た中で一番ロケット団がかっこいいのが、この『ルギア爆誕』だと思います。
〈見どころその3〉とにかくルギアがかっこいい!!
ルギア、伝説ポケモンの中で一番かっこいいと思うんですよね!
異論は認めます!選べないくらいカイオーガも好き!
海の神とされるルギアは、ファイヤー、サンダー、フリーザーの3体が争い始めたことで世界のバランスが崩れたことを察知し、サトシ達の前に姿を現します。この3体のエネルギーで、深層海流が作られているそうな。
ルギアはサトシと共に世界を救ったあと、人間とポケモン、それぞれの住む世界を脅かしてはならないと語り、それが皆にとって幸せであるなら自分の存在は幻でいい、と姿を消します。
ルギア、とにかくキャラデザが大好きなんですよね……。潜水するときに背びれがひゅってなるところか、エアロブラストの語感もかっこいいし。劇場版を観て『銀』を買ったのか、その逆だったかもう忘れてしまいましたが、20年近く経っても大好きなポケモンのうちの一匹です。
まとめ
他にもゲスト声優である鹿賀丈史さん、浜ちゃんのはまり役っぷりも見ものですし、安室ちゃんが歌うEDもおしゃれ。前作でさっちゃんを起用した後に安室ちゃんって、振れ幅が大きくてさすがポケモンだなと思います。
ちなみに安室ちゃんの『toi et moi』が、生まれて初めて買ったCDだったりします。8cmシングルのやつ。
上映時間1時間20分なので話はサクサク進みますし、アクションが多いので楽に観られるところも魅力。
『ミュウツーの逆襲』はやっぱり殿堂入りというか特別感ありますが、思い出補正無しでも一番大好きな『ルギア爆誕』。未鑑賞の方はぜひ観ていただきたいです!
(ところでルギア、ずっとみず・ひこうだと思ってました)