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#5 さとうもか氏の新曲「ルビー」の権利関係・宣伝活動についての説明と、原盤販売のお話

※ 1/4更新:すこし具体的に補稿・リライトし、下記の目次を付けました。


※冒頭から大変恐縮なのですが、これからのYUUIのチャレンジの糧にしたいと思い、重ねての応援をお願いできればと思います。適宜、いいねやリツイート(リポスト)など拡散していただいたり、DMやinfo@yuuiinc.comなどでお気持ちを聞かせていただくなどできれば、とても励みになります。

最初の告発記事掲載の際は、メールで約10通、SNSで約10通と約20名の方から応援や賛同、「仕事があるから大きな声で賛同できないけれど、同じ気持ちです」というふうに打ち明けてくださる方などがたくさんいらっしゃいました。とてもホッとしましたし、感激でした。実際に、大手を振ってこちらを応援するというのはとても難しいことだと思います。そんな中、個人的にお話を聞かせてくださった方、本当にありがとうございます。
もしよければ、皆さんのお気持ちを聞かせて頂けますと幸いです。

【さとうもか新曲「ルビー」制作費用について】

さて、さとうもか氏の新曲「ルビー」については、純粋な音源の制作料に加えてプロモーションなどにも費用が嵩み、結果、約150万円がかかっています。(YUUIの稼働分の人件費を入れるともう少し上がるというイメージ)

150万円は、参加して下さったミュージシャンやクリエイターへの費用とスタジオ代が大半を占めていますが、実は音は年内に出来上がったものの、さとう氏が期限内にすべての歌詞を作れず再度年始にスタジオを抑え直して歌入れをしなければいけなくなったため、それだけで15万円以上、追加費用がかかりました。
正直、会社を慌てて始めたばかり&後述の1月までずっと赤字の身にとっては本当に大変な出費でした。
歌詞の準備不足で15万円=イベント出演1〜2回分前後のギャラが飛ぶということなので…このあたりから、さとう氏のルーズさにたまに心が辛くなるという気持ちが現れるようになりました。

また、フジテレビへの「制作協力金」(つまり、ドラマタイアップに選んでくれることを「プロモーション」として、番組に対してこちらから費用を払うということです。今回は「ショジョ恋。」原作者の山科ティナさんの指名でのご依頼ということでしたが、楽曲制作費などは1円も用意してもらえず、逆にこちらが制作協力金を支払うことになりました)として数十万円を求められたため、それらの純粋な費用以外にも多額の費用が発生しました。会社を始めたばかりなので多くは出せないということで、お願いして、値引きはしてもらいましたが…それでもサラリーマン1ヶ月分以上の金額です。
また、原盤は弊社は100%は持っていません。50%のみになります。フジテレビの出版社フジパシフィックミュージックが50%持っていくという取り決めになっていました。

そこまでの金額や権利をドラマ側にお支払いして宣伝の準備をしたのに、ドラマが地上波で放映されている間、さとうさんが勝手に仕事をキャンセルしボイコットしてしまったため、払い損となり番組のバックアップを得て曲を宣伝することができませんでした。
つつがなくリリース・宣伝ができていれば、テレビやラジオ、雑誌などでも紹介してもらえて取材や沢山のライブのお誘いを受けたと思います。
つまり、制作費以外に数十万円の投資+原盤譲渡をして準備をしていたのに、一切回収できず、大変な機会損失を受けることとなりました。
勿論そのことは、さとう氏もわかってしているはずです。

そのため、さとうもか氏本人が3月にワンマンライブを柴田やすし氏、かねもとまさや氏を介して勝手にキャンセルし、弁護士を通じて退社を申し出た際に、整理して欲しい事項が多数ありましたのでその中の1つとして「退社は構わないが、弊社分の原盤を引き取って欲しい」ということは最初から伝えています。
しかし本人から「それは金額次第だ」と言われて(正直、私は「無料でいいから渡して早く辞めてもらいたい」と思っていたので、意外に感じました。私の弁護士さんから、「ここを争点に出来るのであれば、ここでお金を払ってもらって『精算』したということにして、辞めてもらったほうがお互いに良い」とアドバイスをいただき、金額を調整することとなりました)、これまでの楽曲の再生回数に基づいた数字を弁護士さんから提示してもらいましたが、それを「高いから嫌。であればいらない」と拒否されたため、弊社としては、やむなく今回「ルビー」の原盤保持と宣伝を行っております。
「いらない」というのは、私も信じられなくて弁護士さんに本当にそう言っていたのか?と聞きましたが、そうです。とのお答えでした。
そのような経緯でのリリースとなってしまった曲ですが、仕事は仕事としてしっかりと行いたく、宣伝をさせていただこうと思いました。

「ファンの方がこの曲をYUUIから出してどのように受け取るか」ということもすごく悩んだのですが、予め新曲が出ることは1月中にお伝えしていましたし、かつドラマでも実際に使用され、ファンの方にとってはずっと待ってくださっていたさとうもか氏の新曲であることには変わりないという事実や、本人がここで踏ん張って、2024年以降再起してもらえれば「ルビー」もきちんと評価してもらえる曲になるのではないかということ、また、2022年の「melt bitter」「Lukewarm」のバズもそうですが、新曲如何に関わらず曲単位で評価され、フックアップされてきた彼女のキャリアの経緯も考えると、「時間の波が今回のトラブルも流し去った後に、曲自体が良ければ後々でも長く愛される曲になるのではないか」ということも考え、リリースすることに致しました。後は、ファンの方から「曲を握り潰した」と思われたくなかったというのもあります。

ですので、私からは「沢山聴いてください」と気持ちを込めるつもりはないですが、逆に「聴かないでください」とも言えないです。
なぜなら曲に罪はないですし、「ルビー」制作期間のさとう氏の気持ちについては、何か嘘があったという訳ではなかったのではないかと思います。
ですので、各々の方が「良い」と思ったら、聴き続けて下されば良いのではないでしょうか。
敢えてここに私の心は込めないほうがいいのかな、と思っています。
なので事務的で恐縮ですが、一応知りたい人もいるかと思い、どんな曲か楽曲へのリンクを貼っておきます。→楽曲「ルビー」リンクはこちら

ただ、私が原盤を持っていることについて何か思うところがある方もいらっしゃると思いますので、「買い取りたい」という希望がある方は、お申し出いただければ金額交渉致しますので、ご連絡下さいませ。
リリース後の現在、1ヶ月ぐらいで約10万回再生なので、年120万回再生と仮定して契約期間が10年=1200万回再生+制作費として200万の、1400万円ぐらいならお譲りを前向きに考えます…と書きましたが、しかし、原盤50%なので、600万円+200万円の800万円に改めましょうか。。。前回のシングル「魔法」が初めよりも後から伸びて、1年で約400万回再生したと考えると、実際の再生回数はもっと伸びるかとは思っています。ご意見やご買い取りの依頼は、info@yuuiinc.comまで、いつでもお待ちしています。

【さとう氏による「ルビー」の宣伝妨害に関して】

さて、そちらの宣伝に関して、さとうもかさんとは解約の合意書で「宣伝活動について、本人が積極的に関わらなくても良いが、プロモーションの妨害はしないでください」という旨お約束を致しました。

ですが、現在に至っても各サブスクリプションサービスの管理者権限を本人が与えてくれませんでした。具体的には、Spotify以外は宣伝の機能を使えないようにされていたり、他のサービスではさとう氏がそもそも招待・YUUIからの申請を許可してくれないなどです。

また今年5月、弊社のマネージメント期間中ですが、この時期には勝手に本人が弊社の意図せぬプライベートな写真をアーティスト画像にしてしまい、ファンの方がざわざわとしてしまって憶測を呼んでしまうなど、勝手な行動を起こされてしまいました。

Apple Musicの管理画面では、誰が画像を更新したかがわかるようになっています

同じタイミングで、マネージメント/音楽出版社としてYUUIがApple Musicの管理者権限を持っていたのですが、この権限をさとうもか氏が勝手に剥奪してしまうなどの権利侵害も行われました。

「2023年5月」というのは、さとう氏が合意解約を結んだ2023年10月末の前であり、つまり本人も認める「YUUIのマネージメント中の期間」に間違いありません。アーティストがマネージメント事務所の権利を剥奪し、コントロールできないようにするという行動を「マネージメント期間中に行う」という、かなり狂った状況であったということが分かって頂けるかと思います。

もちろん、水面下ではお互いに弁護士を立てて解約のタイミングを探っている状況でした。なので、その期間中にこのように内外で波風を立てたり、岐阜旅行に行く元気はあるのに、「謝罪できない・ファンや関係者に説明や証明を出せないのは心の病だったから仕方ない」というのはおかしい・成り立たないのではないかと思います。

その権利を「ルビー」の宣伝活動のために戻すように、ここ数ヶ月弁護士を通じて本人に連絡をしていますが一向に戻してもらえず、リリースからの大事な2週間以上を、Spotify以外では宣伝が思うように行えませんでした

これについて問い合わせたところ、さとう氏側の弁護士である骨董通り法律事務所の岡本健太郎弁護士からは「Apple Musicの権限を下げたり、写真を変えたのは、さとうさんではないと本人が言っています」と返信がありました。

しかし、Apple Musicの他人の権限を変えられるのは、YUUI以外にはさとうもか氏本人しかおらず、先程の画像で「アップロードした人」として「〇〇〇〇ka」という人が管理画面には記録されていました。(岡本弁護士にこの指摘をしましたが、無視されました)

下記に管理画面の画像を提示します。

10月までは弊社の権限があるのが当然なのに、5月にはsato氏に権限を下げられてしまいました
※さとう氏の本名が「さとう」なのは、本人がメディアなどで発言しています。

また、さとうもかのアーティストページにて、現状、閲覧以上の権限があるのは私とユニバーサルミュージックEMIの3名と、「〇〇〇〇ka sato」という人のみになっています。
つまり、画像を変えた「〇〇〇〇ka」は「〇〇〇〇ka sato」以外にいないのですが、この〇〇〇〇kaさんがさとうもか氏ではないとしたら、一体、誰なのでしょうか?

さとう氏からは、こういうつまらない嘘や嫌がらせが山のようにあり、反論しても無視される理不尽な状況が3月以来11月まで、絶えず繰り広げられていました。

【お仕事・お金まわりについての弊社の見解】

告発記事#1でお話したように「体調不良」が精神的な問題でも、肉体的な問題でも、それを理由に急に仕事をキャンセルする告知を出すのであれば、適宜休んで治す努力をすべきですし、その状態を認めてもらうこと(例えばTFMさんに対しては診断書を出す、説明をきちんとする)は最低限すべきことだったと思います。

また、常識的に考えて、本来であればマネージメントである弊社に一番に証拠や治療について相談を入れるべきですし、そのように契約書にも書きました。契約書は、本人に内容の説明も時間をかけて1項目ずつ行い、完全に納得してもらっています。

さて、さとうもか氏は、もう来年で30歳になる立派な大人です。
「多少世間離れしている」という程度ではなく、契約を破り、更には第三者を巻き込んで業務妨害を行うということは、プロとしても人としてもありえないです。
私は個人として「さとう氏が嫌いになった」とか感情的にどうであるということではなく(無関心にはなりましたが)、「音楽を届けるプロとしてお金や名誉、大切な仕事を貰っているのに、私にダメージを与えるみたいなしょうもないことのために、沢山の方との仕事の約束を破るのってどうなのか?」と第一に感じました。

私にとって、音楽の仕事は「うまくやって、儲ける」ということがしたいのではなく、「いい音楽をまっすぐに届けることで正当に評価されて、正当にアーティストや周囲の関わってくださる方に還元されること。アーティストも使い倒しにされず、長く音楽人生を歩んでもらう」というサイクルを作るためのチャレンジです。

個人的に「もっとこの人が売れてほしい、売れるべきだ」「ピックアップされてほしい、評価されて欲しい」と思っていたことを自分が実際に手を動かして、これまでの知見を活かしてトライすることで、少しでも役に立てれば良いと考えました。個人レーベルの方は皆そのような考えだと思います。
稼ぎたい(もちろん稼げたらそれはとても嬉しいことですが…)というよりは、「自分が納得したい」ということで始めました。なので、自分が納得できないことはできません。さとう氏の行動様態は弊社のポリシーから認めることができないと感じ、告発しています。

ただお金を稼ぎたいのであれば、私は元々していた編集ライター/ディレクターのお仕事で十分食べていけました。音楽の仕事は、さとう氏と出会い、5年ほど前からマネージメントのオファーを頂いていたことで、元々の仕事で稼いでいた分を投資するような感じで始めて、大赤字にならなければライフワーク的に続けていきたいと思えるようになりました。
その点は、さとう氏に感謝するところではありますが。

数ヶ月ですが彼女のお仕事を近くで見ていて、ファンのボリューム層は若い方が多く、他には年齢が上の世代のシンガーソングライターが好きな方、音楽が好きな方に好まれているように感じました。
ただ、ボリューム層の方が学生さんなど本当にお若い方が多くて、有料のライブ、遠方のライブには行きづらいだろうな、と感じ、実際、有料イベントの動員に関しては苦労することが多かったです。

でも、それが当たり前だと思っていました。若い方に無理をしてお金を出させるような売り方もしたくないな、と思っていました。「そういう若いファンの子達が、大人になっても大事に聴き続けてくれるようにいい仕事をして、5年後、10年後のことを考えていこうね」というのは、都度都度、さとう氏には伝えていました。2年遅れでのmelt bitterのバズは、そのような予測ぴったりのことでした。

幸いなことに(ドラマ主題歌以外は)ライブハウスにノルマを払うような案件は来ていませんでしたし、CMのお話もたくさん頂いていました。
本人の音楽性の評価もじわじわと高まり、きちんと彼女の曲の良さを伝えるための演出やプロモーションを考えるのは、とてもイマジネーションの沸く楽しいお仕事でした。

しかし、さとう氏はユニバーサルEMIとの契約上、2023年半ばまではアーカイブのある有料配信には出られなかったり、体制を立て直す中で大きなイベントにはなかなか出づらい、という事情もあり、YUUIの経営はずっと苦しいままでした。先程申し上げた「謎の制作協力金」に加え、後述するキャンセル料の問題もありました。

また、12月までのライブはほぼEMIがギャラを管理する案件だったため、各案件に代表の立石に現場の立ち会いは任せるものの、その間のギャラはYUUIに1円も入っておらず(本人にはEMIから入っていました)、むしろ新幹線やホテル代などは自腹で参加するようにと言われたので、1月末に12月のライブのギャラが入るまでは、ずっと赤字を流し続ける状態でした
勿論、機材や衣装やグッズの制作もかなりのお金が必要でした。
それで1月末に音源の漏洩が分かり、3月のキャンセルまでにグッズも満足に売ってくれなかったものですから、本当にたまらなかったです。

さとう氏のこれまでとこれからの長い人生の中で、私に「ドラマの主題歌で絶対に出しちゃダメと言われている音源を、簡単に人に渡さないように」と注意されることが、この折角の勢いを殺してまでファンにや業界の方に迷惑を掛け、全てを「なかったこと」にして逃げる…という、時間と人を巻き込んだそこまでの悪行を引き起こすほどのことだったのか?ということが、よくわかりません。

弊社はさとう氏が根拠のない「体調不良」で弁護士や第三者を入れてライブをキャンセルし始めたことで、その対応のために無駄な弁護士費用がかかり、直接の損害や逸失機会なども本当にたくさんの赤字を引き受けています。弁護士費用は1時間のフィーが12万円の事務所にお引き受けいただきましたので(※後日、お値引きはしてもらいましたがそれでも3桁万円です)、その方に8ヶ月対応してもらった、と考えれば莫大な損失が想像いただけるかと思います。
それらを勘案した上で、1000万円以上の損失と書いていますが、正直、後日にも書くさとう氏の他の契約違反もあり、数百万円のギャラのCMのお仕事がなくなる、2023年の文化祭のお誘いもたくさんあった中、全てに出られないなどあり、逸失利益はその2倍以上あると見積もっています。

【さとう氏のツアーキャンセル費用問題について】

ユニバーサル所属時に組まれていた2023年の5箇所のツアーのキャンセル費用(当初約210万円だったとのこと)は、解約時にさとう氏本人が払うことになっていました。
私としては、「EMIの2023ツアーも発表してしまったし、ツアーをやり終えたら私と合流するのかなぁ」ぐらいに考えていたのですが、さとう氏が急に9月に「EMIを辞めて立石さんとやります」と宣言してしまいました

そのようなこともあり、私は、さとう氏がYUUI所属となった当初の11月からまずしたことは、元ツアー先のほうぼうに謝りに行ったり連絡を取って、減額のお願いをしに行くことでした。つまり、さとう氏のケツ拭きから始まっているわけです。
結果、約170万円になったキャンセル料の半分は私が義理を感じて引き受けようかと思っていたのですが、さとう氏からは「いや、大丈夫です…」と固辞されていました。勿論それでも、払うつもりでいました。

しかし、3月に彼女が弁護士を入れた際には、最初から「キャンセル料の半分はYUUIが払うように」という条件を突きつけてきました。
なんだかショックでしたし、同じ人が言っているのか信じられない気持ちでした。

最終的には、弁護士さんから「当初のように良好な関係であり、それが長く続く前提で善意で半分の負担を申し出たものであり、それが崩壊した今、払う義理はない」と反論して貰い、取り下げられましたが。

汚い所をお世話になった人に押し付けるようなことをする人なんだな…という印象です。

さて、大変恐縮なのですが、これからのYUUIのチャレンジの糧にしたいと思い、重ねての応援をお願いできればと思います。適宜、いいねやリツイート(リポスト)など拡散していただいたり、DMやinfo@yuuiinc.comなどでお気持ちを聞かせていただくなどできれば、とても励みになります。

最初の告発記事の際は、約20名の方から応援や賛同、「仕事があるから大きな声で賛同できないけれど、同じ気持ちです」というふうに打ち明けてくださる方などがたくさんいらっしゃいました。とてもホッとしましたし、感激でした。実際に、大手を振ってこちらを応援するというのはとても難しいことだと思います。そんな中、個人的にお話を聞かせてくださった方、本当にありがとうございます。

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