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雪国を恋しく思う

はじめまして、MarUです。

私は北国の片田舎で生まれ育ち
大学進学を期に南国に住まいを移し
そこから20年弱南国に住んでいます

「いつか北国に帰る帰る帰る帰るんだ!」

そう思っているうちに結婚して
子どもが産まれ、産まれ、産まれ、産まれ・・・
気づいたらすっかり南国に根を下ろしています

でもいつかは北国に帰りたい・・・
その気持ちは心の奥にしっかりと残っています


今住んでいる場所は寒くなってもほぼ雪は降らないところです
(北国の人にとったら冬来た?みたいなところ)
お酒もご飯も美味しい、人も温かい、冬も日差しさんさんな最高な場所

しかも雪が降らないから
冬でも自転車に乗れる!
吹雪で友達と遊ぶのを我慢する、なんてこともしなくていい!
朝雪道を考慮して早めに通勤通学しなくていい!
雪による身の危険を感じることがない!
道だって譲り合うことなく自由に歩ける!
雪解けのざふざふした歩きにくい道路を歩かなくていい!
などなど・・・
数えたら雪が降らないメリットがたーくさんあるのに
なぜか寒くなってくると雪が恋しくなってくる

小さい頃は雪が嬉しくて楽しくって
毎日キラキラしていました
15時過ぎには暗くなる空を眺めたり
吹雪の中を心を無にして歩く雪の呼吸を楽しんだり(心を無にすると不思議と寒くない)
窓辺に転がって雪降る空を眺めてぼーっとしたりするのが好きでした

知ってましたか?
雪が降ると温かいんです
雪が降る前が一番寒いんです(※個人的見解)


少し大きくなると
また雪か・・・
早朝から雪かきの音で起こされる
自転車乗れないから学校まで歩いたら時間かかるし
親に送ってもらうの頼むのやだし(思春期)
家に帰ってきたらまた雪かき・・・
と雪を疎ましく思うことも

それでも雪の降らない冬は落ち着かず、空を見ては雪を恋しく思います
本当にしーんと聞こえるんじゃないかという雪降る夜道をまた歩きたい

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