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心の隙間を埋める一冊 | 家が好きな人

1年ほど前に買って定期的に読んでいる1冊
井田千秋さんの「家が好きな人」

なんとなくすることがないなと思ったとき
心にぽっかり穴が空いたとき
他では埋まらない隙間を埋めてくれる
わたしにとってそんな1冊になっている

主人公である5人の女性
年齢も性格も全く違う5人が
それぞれの「好き」に囲まれて暮らす家と
そこでの生活が描かれている

自分の好きなものや習慣、落ち着く場所
そのどれもが素敵でうらやましくなる

旦那と暮らしているこの家も
自分が生活する場所はなるべく好きなものに囲まれて
落ち着いて過ごせるようにしたいと思ってる

リビングに置いてあるわたし専用の本棚は
むかしから大好きな漫画たちと
そのキャラクターグッズでいっぱいに
最近はお気に入りの小説や文庫も増えてきた

かわいいお花をみつけては花瓶に飾ってみたり
季節に合わせてドライフラワーやリースを飾ってみたり

こういうのは眺めるだけでも心がわくわくする

でもこれは家の中でもほんの一部だけ
わたしの手の届く範囲でしかない

本当はもっと壁紙とかインテリアとか
そもそも家のつくりとかこだわりたいところはたくさん
理想はどんどん膨らむけど現実にするのはいろいろと大変だ

実は考えてる時が一番楽しい説もある

それでもこうありたいと思うことを忘れないように
あんなことしたいなと考えてはわくわくできるように
この本を定期的に読み続けたいなと思う

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