ICUでの看護師生活(涙の看護師1年目最初の3か月編)


看護師だった証をここに残しておこうと思ってこの記事を書いています!

この記事はただ私が大変だったことをつらつら書いているだけですので、一看護師の話として読んで頂けたらと思います。


なぜICUを選んだのか

私は大学を卒業してから、大学附属の病院に就職しました。

ICUは第一希望の病棟でした。

もともと、ICUや救命センターなどの集中治療領域に興味があったこと、ICU実習で担当看護師がめっちゃくちゃ丁寧に観察ポイントやアセスメントを診てくれたこと、ICU実習の成績が良かったこと(笑) などあり、実習で行ったICUで働きたい!と学生の頃から強く思っていました。

どんな病棟だったか

術後専門のICUだったので、患者さんは、0歳児から90代の方、心臓、呼吸器、消化器、整形外科、耳鼻科、産婦人科、小児科などなど・・・多方面に渡っていました。

そして、状態が安定すると、早ければ1日で一般病棟に転棟する方が多く、毎日ほぼ全患者さんが入れ替わる病棟でした。


勉強漬けの日々


上記のような病棟だったので、毎仕事終わりには、今日受け持った患者の術式・看護・治療の復習、明日受け持つ患者の術式・看護・治療の予習をしていました。(敷地内の大学の図書館で夜中まで勉強してました😇)

幸いなことに新人教育に力を入れている病棟だったので、やった勉強はプリセプター(課題とかメンタルサポートしてくれる少し年上の先輩)に確認してもらえるし、評価してもらえるしで勉強しがいはありました。

ただ、個人の勉強とは別に、病棟からの課題(疾患レポートや関連図など)もあり、休日はそっちの勉強もしてました。

恐らく国家試験よりも勉強していたし、私と病棟の同期はその病院のなかの新人で一番勉強していたのではないかと思います。この感覚だけが当時の私の心の支えでした・・・。
ほんとに最初の半年は、遊ぶ余裕が無かったです ><

これは、特別自分が勉強が好きとかではなく、勉強しなければ絶対にやっていけない病棟だったから出来たことです。(まあ、純粋に疾患の勉強は嫌いじゃなかった)

先輩の質問に答えられなければ、「こんなのもわからないの?」とか「今日は患者担当させられません」とか言われたり、後ろで自分の悪口を言われるような病棟だったからです。こういうのは看護師の世界ではあるあるです・・・。
当時はその日、怒られずに平和に乗り切るために勉強していました。

まあでも、集中治療領域の知識はあまり学生の時には習わないと思いですし、知識の無さが患者の死に直結することもあるので、新卒からどこのICUに入ってもめちゃ勉強しないといけないと思います。



絶対いつか辞めると誓う毎日


入った病棟には怖い先輩が5人(25人中)いました!!

入職して2ヶ月は夜勤がなかったので、日勤のみでした。
夜勤が入ってくると、シフトの都合上、怖い看護師と被る確率が低いですが、日勤だけなので、誰かしら毎日怖い看護師がいました(笑)

当時は、先輩看護師と患者1人を受け持つというスタイルで、この先輩看護師が誰になるかで1日の運命が決まっていました。

なるべくプリセプター(新人のメンタルサポートや勉強を見てくれる先輩)がいる日は、その先輩と組ませて貰えましたが、ほぼ居ないので同期3人のうち誰かが怖い先輩に当たる様な毎日でした。

怖い先輩に当たると、8時間ずっとびくびくしながら働くことになります。
勤務が終わると同期3人で慰めあって、「絶対辞めようね・・・!!」とか言いながら図書館に向かっていました(真面目)

と、怖い看護師のことばかり書いていますが、2年くらいたって5人の怖い看護師と普通に話せるくらいにはなりました!

次回、どうやって怖い看護師と話せるようになった!?編

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