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練習会式ロックパーフェクション解説

自己紹介

初めましての方は初めまして前々から関わってくださっている方々はいつもお世話になっております。ゆうと申します。
自分はポケカ歴が約2年半でCLに出場するのは二回目でした。
練習会という公式振り分けのシニア限定のteamにて代表者という立ち位置で活動しています。この際に練習会というものを知っていただけたら幸いです。
そろそろ本題に入らせていただきたいと思います。

練習会式ロックパーフェクションとは

今回自分がCL愛知にて使用したデッキをこのように呼んでいますが、簡単言うと連撃ミュウミュウです。

連撃ミュウミュウを使った理由


自分は最初、連撃ウーラオスとクイックシューターインテレオンを組み合わせたデッキをCLにて使用するつもりでしたが、連撃ウーラオスだけではかなりのプレイングを求められるだけでなく細かな打点計算が必要となってきたり、打点が高くないためマオ&スイレン等を使用されると、かなりきつい盤面になったりするときに自分では対応できないと思いました。そのため、他に何かデッキがないのかと考えた際にteamメイトの一人であるでら君に「連撃とミュウミュウ組ませてみれば?」という提案を受けたため、作ってみるかと冗談半分で作成してみると難しいもののかなり強い感触を得ることができたので、CLまで残り三日というところで急遽デッキを変更しデッキの構築を考えながらひたすら練習しつつ少しずつ完璧なデッキを作りあげました。その結果がこのような練習会式ロックパーフェクションというものに仕上がりました。
デッキ考案者
・でら @ptcg_dera
・山田 @Yamada_noukome
・ゆう @yuu_pokeka0216

構築について

画像1

構築のカード採用について事細かに説明していきます。
写真載せるのめんどくさいので自分で確認していただけると幸いです。


1 連撃ウーラオスV2枚と連撃ウーラオスVMAX2枚
このデッキでは基本的にしっぷうづきを使用して戦います。
連撃ウーラオスVは基本的に1体必ず立てることが立ち回り方の条件となります。そのためには1-1ラインだけでは足りないが3-3ラインでも多すぎるため2-2ラインが妥当だと考えたため2-2ラインを選択しました。

2 ミュウツー&ミュウGX (2枚)
名前が長いのでこれ以降はミュウミュウと称します。
ミュウミュウは基本的に連撃ウーラオスVMAXの火力不足とビクティニに勝つために採用したためサイド落ちを考慮して2枚にしています。

3 ガブリアス&ギラティナGX (1枚)
名前が長いのでこれ以降はガブギラと称します。
ガブギラはミュウミュウを使用する際にもっとも使用するGXです。
手張りでしかエネ加速ができないこのデッキにおいて1エネで起動できるGXポケモンは非常に重要になってくるため採用しています。
また、アルセウス&ディアルガ&パルキア(三神)対面において、ちょくげきだん四点と次にカラミティエッジを打つことによって計280ダメージを与えることができるため非常に強力のため採用しています。
また、セキタンザンVMAX対面のときに二体目を立たせない役割としてジージーエンドGXを打つことで240という高火力を与えられずに済むという点からとても強力なので採用において欠かせない一枚です。

4 ゲンガー&ミミッキュGX (1枚)
名前が長いのでこれ以降はゲンミミと称します。
ゲンミミはどの対面においても非常に重要なカードです。
使用方法としては様々な状況によって変更しますので構築説明の後に立ち回り方を解説しますのでそちらで確認していただければ幸いです。
ゲンミミはポルターガイストが非常に強力ですが運要素が高くあまり使用したくないのが現状であり、かなり難しい点があげられますがその分GX技が強力のため最終手段として使用するのが基本となります。

5、プテラGX (1枚)
基本的にこのカードはマルヤクデVMAX、ラプラスVMAXなどのエネルギーを多く張るデッキにおいて有利を取るために使用します。そのため、相手がエネルギーを多く張るまで基本的にトラッシュさせないのが基本となります。後攻を取ってきたマルヤクデに対して、フレアスターターと溶接工で5枚付いたマルヤクデVをボスの指令で呼び出し、ワイルドダイブGXを打ち相手の盤面から一度にエネルギーを消すことができるためとても有利に盤面を進めることができるため採用しています。

6、ラフレシアGX (1枚)
このデッキにおいてかなり重要なカードです。ホラーホウスGXを打った返しにだいかいかを打つことで相手のバトル場がミュウミュウなどの場合の時にウィークガードエネルギーを張られていなければ確定でサイドを三枚得ることができるため安定することができるために採用しています。

7、ラティオスGX (1枚)
ラティオスGXは非常に重要となるカードです。三神ザシアンなどの三神対面のときにクリアビジョンGXを打つことで相手のサイドレースのテンポが遅くなるため比較的に勝てる対面になりやすいという点です。また、逃げエネルギーが0のため場に出しておけばとりあえず場に出すといった行動をとることができるためかなり強いといった点があるため採用しています。

8、デデンネGX (2枚)
手張りでしか動けないこのデッキにおいてデッキを多く回す必要があるため、2枚採用しています。また、このデッキは受けというタイミングがあるためその際に前に出すといった動きをすることが重要になる試合もあるため、様々な面から見てもとても強力と言えます。

9、クロバットV (1枚)
ビクティニ環境のCLでは一撃で倒されてしまうクロバットは基本的に使用したくないため1枚だけの採用にしています。しかし、クロバットVのどくのきばを使用してヒードランGXに8点乗っけて非GXを倒せばきょだいれんげきでサイドを一度に三枚取るといった行動も取ることができるため攻撃手段の1つでありつつドローソースにもなるため1枚採用しています。
また、リセットスタンプの返しにもなるためでもあります。

10、オドリドリGX (1枚)
どうしてもサイドが1枚の際にリセットスタンプを打たれてそのまま負けるといったことがかなり多かったのでそこをケアするために採用しています。しかし、オドリドリGXを場に出すタイミングは非常に重要で難しいのでポケモンを倒してサイドを取るターンに置くということを、しっかりと考えて行動する必要があります。そのため、リセットスタンプ後の事故から復活するための良いケアになるため1枚採用しました。

11、ナゲツケサル (1枚)
ベンチにいるVMAXに対して5点与えることで前に出てきた際にしっぷうづき二回で倒しやすくするためです。
このカードはお好みなのでマッドパーティ対策にあくのいましめフーパを採用するのもよいかと思います、あくのいましめならばドラパルトVMAX対面において強くなることができるために良いとは思います。

12、ガラルサンダーV (1枚)
ガラルサンダーVは3-2-3プランを押し付けるのに使用することが多いです。
ムゲンダイナ対面の時は基本的に連撃ウーラオスの時点で有利なのではいっていると相手は考えにくくなり基本的に対策を生じてこない可能性のほうが高くなるためムゲンダイナが前に出てきた際にすぐに起動して勝つことができやすくなるため採用しています。
しかし、あまり使わない可能性もありますのでここもお好みでいいと思います。

13 クイックボール (4枚)
たねポケモンが主軸のデッキなので4枚採用しました。

14 タッグコール (2枚)
デッキを回すためのタッグチームのサポートとミュウミュウで使用するGXを安定して持ってこれるので2枚採用しています。

15 プレシャスボール(2枚)
ポケモンGXをコストなしで持ってくるために2枚採用しました。

16 ポケモン通信 (2枚)
連撃ウーラオスVMAXのサーチ手段として2枚採用しました。

17 ポケモン入れ替え (3枚)
しっぷうづきとの相性を兼ねて多く採用しました。

18 あなぬけのひも (1枚)
あなぬけのひもは相手への遅延になる可能性や相手が二体しかいないときの実質ボスの指令(グズマ)のような働きをするため強いという点から1枚だけ採用しました

19 リセットスタンプ(2枚)
リセットスタンプはVMAXを使用している点から2枚採用したほうが強いと感じたので2枚採用しました。

20 くろおび (1枚)
エネルギーが間に合わない試合があったため、1枚採用しました。この枠は前日のぎりぎりまでげんきのはちまきかくろおびかで迷っていました。お好みで決定していただけると良いと思います。

21 ふうせん (1枚)
ふうせんは逃げる手段として採用しました。

22 グレートキャッチャー (1枚)
グレートキャッチャーはデデンネ等を呼び出すとともにミュウミュウで使用するポケモンを一度に多くのトラッシュできるため採用しました。

23 ともだちてちょう (1枚)
リソースを安定して確保するために一枚採用しました。

24 隠密フード (1枚)
シャドーボックスのミミッキュでミュウミュウを止められたりするのを防ぐために採用しました。

25 博士の研究 (3枚)
強力なドローソースなので採用しました。

26 マリィ (2枚)
相手の手札に干渉できるので採用しました。

27 ボスの指令 (2枚)
ボスの指令は必要最低限の2枚だけ採用しました。

28 グズマ&ハラ (1枚)
強いカードに変換することができるため1枚だけ採用しました。

29 マオ&スイレン (1枚)
連撃ウーラオスVMAXに3-3で取られることを防ぐために採用しました。

30 混沌のうねり (1枚)
相手の使用したいスタジアムを使いにくくするために採用しました。

31 基本闘エネルギー (2枚)
ヨノワール対策や相手が出してくれたスタジアムでサーチすることができるため2枚だけ採用しました。

32 オーロラエネルギー (3枚)
だいかいかやホラーホウスGXを安定して打つために多く採用しました。

33 ストーン闘エネルギー (2枚)
ストーン闘エネルギーはウーラオスにつけることでダイビクトリーで落ちないという行動をとったりすることができるため2枚採用しました。

34 連撃エネルギー (2枚)
キョダイレンゲキを素早く打つことができるため採用しました。

35 ホラー超エネルギー (1枚)
足りない打点を補ってくれるのと、ホラー超エネルギ-を張ることで相手からダメージを受けることによってカラミティエッジで相手に高火力を与えることができるため採用しました。

36 ウィークガードエネルギー (1枚)
弱点対面を意識するために採用しました。

不採用のカード

格闘道場、げんきのはちまき、ゲッコウガGX、あくのいましめフーパ
、望遠スコープ

不採用理由
・格闘道場:基本闘エネルギーの枚数が少なく、恩恵を受ける機会が少ない。また、10点の価値がそこまでなかった
・げんきのはちまき:10点の価値がそこまでなかった
・ゲッコウガGX:ジュナイパーがあまりいないと考えた
・あくのいましめフーパ:枠がなかった
・望遠スコープ:クイックボールでサーチすることができるナゲツケサルの方が強かった

回し方


相手に有利なアタッカーで戦うことを目標に盤面を作っていく
(相手に合わせてミュウミュウや連撃ウーラオスに最初の2ターンは手張りをする)
パーフェクション先を用意する
※必ずやること
場にミュウミュウと連撃ウーラオスVを出しておくこと

考えていた環境デッキ

tier1:三神ザシアン、ビクティニレッパ
tier2:純レッパ、純ビクティニVMAX、ダークパーフェクション
  連撃ウーラオスVMAX、マルヤクデVMAX
tier3:草ミュウミュウ、ムゲンダイナVMAX、マッドパーティ
  ドラパルトVMAX、ジュナイパー

有利対面と不利対面

有利対面
三神ザシアン、マルヤクデVMAX、草ミュウミュウ
ダークパーフェクション、純ビクティニ、純レッパ、連撃ウーラオスVMAX
一撃ウーラオスVMAX、ラプラスVMAX、ムゲンダイナVMAX
不利対面
ビクティニレッパ、マッドパーティ、ドラパルトVMAX、ジュナイパー

CL当日のマッチング


1セキタンザンVMAX6-2 ○後攻
2ムゲンダイナVMAX6-1 ○先攻
3ビクティニレッパ0-6    ✕後攻
4三神ザシアン6-0           ○後攻
5マッドパーティー6-5    ○後攻
6三神ザシアン0-5           ✕後攻
7ビクティニVMAX6-0     ○後攻
結果5-2で25位

立ち回り方

1、三神ザシアン
序盤:クリアビジョンGXやホラーホウスGXを使用して相手のテンポよりも早いテンポを取る
中盤:タッグパージやだいかいかなどでダメージを稼ぐ
終盤:サイドを相手より先に取りきる

2、ビクティニレッパ
序盤:ホラーホウスGXを使用して相手のテンポを遅らせる
中盤:だいかいかやカラミティエッジを使用してダメージを稼ぐ
終盤:サイドを相手よりも先に取りきる

3、マルヤクデVMAX
序盤:プテラGXを見せずに自分の盤面を安定させる
中盤:プテラGXを見せてエネルギーを張れないようにするとともにエネルギ   ーが多く張ってあればワイルドダイブGXを使用して相手の盤面からエネルギーを失くす
終盤:ヒードランGXにだけ注意してサイドを取りきる

4、その他のデッキ
基本的に安定した動きをしていき何が強いかをその場で考えて行動することが重要になりそれをすればだいたい勝つことできます。

CLでの動き

1、セキタンザンVMAX
連撃ウーラオスVのひゃくれつラッシュでなぐりつつ、ミュウミュウにガブギラのジージーエンドGXのエネルギーを用意して、前のセキタンザンVMAXを倒した後に裏に準備されているセキタンザンVMAXをトラッシュしてエネルギーが切れた感じだったのでそのままの流れで勝利

2、ムゲンダイナVMAX(無人ダイナ)
ナゲツケサルでファイヤーVに5点乗せて、ターンが帰ってきたのでもう一度ファイヤーVに5点乗せて、ムゲンダイナVMAXでナゲツケサルが倒されたのでくろおびを発動することができるため、サンダーVでムゲンダイナVMAXを一撃で倒した。次に、きょだいれんげきでガラルジグザグマとファイヤーVを倒して勝利

3、ビクティニレッパ
グレートキャッチャーでミュウミュウを呼び出し、ホラーホウスGXをゲンガー&ミミッキュGXで打ち、ポルターガイストを打ったが、手札7枚にトレーナーズが2枚しかなくミュウミュウを倒せず200でターンエンドし、ガラルジグザグマとレシラム&リザードンGXのげきりんを使用されゲンミミを倒され、こちら側が詰み盤面となったため投了負け

4、三神ザシアン
後攻1ターン目にマリィとクリアビジョンGXを打ち相手が事故を起こしたためそのままテンポを取り勝利

5、マッドパーティ
ひるがえすやガブギラのちょくげきだんで倒しつつ、サイドを4枚取ったが、サイドを5枚取られてしまっていたためリセットスタンプを2ターン連続で打ち、ツインエネルギーを引かせないようにしながらボスの指令でデデンネを呼びカラミティエッジで勝利

6、三神ザシアン
ラティオスGXがサイドに行ってしまい、オルタージェネシスをしっかりと先攻2ターン目に打たれてしまったため、テンポに追いつけず負け

7、純ビクティニVMAX
相手が事故を起こしたため、そのままテンポを取って勝利


使用した感想

かなりの技量と頭の回転力が必要となるためかなり慣れが必要でした。しかし、慣れてしまえば強いとともに安定して勝つことができるためおすすめです。
構築はこれが正解といったものがないためもっと多くのレシピを作成できるとより面白いデッキになると思います。

最後に

最後にこのデッキは練習会で考え、構築し、様々な対戦をして組みあげられた構築なので是非拡散していただけたらと思います。また、この機会を縁に練習会というteamを知っていただけたらと思います。
練習会メンバー
・みち(CL愛知優勝)
・ゆう(CL愛知25位)
・かちゃえもん(CL横浜9位)
・でんでん(CL横浜22位)
・けみ(CL愛知28位、シティリーグS1,2best8)
・ハルゴンべ(シティリーグ準優勝、CL横浜65位、リザードン争奪戦優勝)
・ユウスケ(とびひざげり杯運営、box争奪戦じゃんけん部門優勝)
・Pringle(プリン杯運営、戦道S第十四陣様にてbest16)
・でら(CL横浜4-3、シティリーグbest4)
・山田(とびひざげり杯14連勝、愚民杯best16)
・こーき(第四回なのは杯様にてbest4)

宣伝

・とびひざげり杯 主催者ユウスケ
・マスタードリーグ 主催者でら
・ゆう杯 主催者ゆう
・プリン杯 主催者Pringle
以下のような大会を練習会メンバーは主催していますので参加してくださると幸いです。

最後まで閲覧していただきありがとうございました。
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