皐月賞レース回顧

今日は久々に福永騎手に感謝しました。
ジオグリフおめでとう!
これで今週も「初」が続きました。
ドレフォン産駒初G1勝利。
2着のイクイノックスにも驚きましたが、仮にイクイノックスが勝利していても初は継続だったのでそういう意味ではどちらでも。

今回の皐月賞は予定通りにいかないレースになってしまいました。
本来であれば、デシエルトやビーアストニッシドあたりが逃げる形になるはずでしたが、デシエルトはスタート直後躓いてしまい、結果2番手で進む形になりました。
代わりに引っ張る形になったのはアスクビクターモア。当馬については、内枠だったので前に行くしかないわけで、結果それが良かったわけです。
ダノンベルーガについても、伸びない内枠でよく4着まできたと思います。

逆によく来たなと思ったのはドウデュース。
直線だけでダノンベルーガを最後交わして3着でゴール。前2頭には位置取り的に追いつけませんでしたが、かなりの末脚を披露したのではないかと思います。

今回のペースはややスロー。1,000m通過タイムが60.2秒ですから今までの皐月賞と比較すれば前が残りやすいスローだったのかと思います。
現に、アスクビクターモアは先頭、ダノンベルーガは5番手と前目に居たことは確かです。ただ、他の前にいた馬と比べてこの2頭は掲示板に残っているため、内の経済コースを通ったのかなと感じました。

このレースで強い競馬をしたと思うのは次の馬たちです。
①イクイノックス
②ドウデュース
③ジャスティンロック

イクイノックスは枠こそ大外で有利な枠ではありましたが、東スポ杯からの参戦という異例中の異例の中、あわや勝ってしまうのではと思わせるほどのレースをしてくれました。
現時点では日本ダービーの大本命と言って過言ではないでしょう。得意な東京コースですから。
ドウデュースは、外差しが効くとは言え、あんな大外分回しで追いつくはずがないと思った中で3着まで詰め寄った末脚を見て秋が楽しみと感じるほど。距離の問題もありますが、2400mは問題ないかと思います。ただし、東京向きかと言われると、ドウデュースよりも向いている馬はいるでしょうからダービーは微妙になる可能性はあります。
ジャスティンロックはスタート出遅れ。そのまま後ろから内目をずっと通っていましたが、直線になっても内目を選択。内の馬場は本当に凸凹だったであろう中、前目でもなく後ろから伸びてきて、最後は伸びあぐねる形で7着。ぱっと見る限りダノンベルーガたちと変わらないじゃんと思うかもしれませんが、ジャスティンロックはそのダノンベルーガたちよりも後ろにいて、且つ彼らたちが通ってさらに悪くなった馬場を通るわけですから、よけいに負担がかかります。その中で7着なら褒められるものかなと思います。
ただ、5着までならダービーの優先出走権が与えられただけに惜しいなと思ってしまいました。おそらく阪神の方があっていると思うので来年の大阪杯か宝塚まで待つのもありかと思います。

勝馬のジオグリフについては、東京コースになるとどうしてもキレ脚の馬たちに負ける可能性があるので、枠次第かなぁと思います。1枠1番来たらまた本命にするかもしれません。


アンタレスステークスは前が総崩れする中でグロリアスムンディは前目5番手あたりに居ました。ケイアイパープルも前目につけた中では残った方ですね。
このレースは前が流れたことで後ろの馬が押し寄せる形になったはずですが、飛んできたのはオメガパヒュームのみ。1頭脚色が違いましたね。59㌔の斤量を背負ってるとは思えない差し切りでした。
3着~8着が0.2秒圏内で6頭中4頭が後方待機組でしたから、やっぱりオメガパヒュームが1頭抜けてたって事でしょう。

今回は皐月賞こそ的中しましたが、昨日の分も含めトータルで負け。
皐月賞がもう少し荒れてくれれば良かったんですが、意外と堅いのでびっくりしています。

来週はG1がお休みになりますが、再来週からG1が6週連続であります。(天皇賞春~安田記念)

これまでの経験を活かして良い競馬ライフを送れたらいいですね。

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