里帰りなし!夫婦2人で三つ子育児を乗り切った方法

三つ子が生まれておよそ2ヶ月が経ち、呼吸状態が落ち着いた子から順番に退院をしました。

まず長男が退院、1週間後に三男、数日後に次男という順番でした。

3人がお家に帰ってきて揃った時の感動は一入でしたが、退院してからの約2〜3ヶ月間は本当に大変でした。

長女の幼稚園のこともあり、実母は仕事もしているし、里帰りはせずに自宅で夫婦で頑張りました。

どのような感じで我が家が、超大変だった2〜3ヶ月を乗り越えたのか今回はご紹介したいと思います。

使えそうな制度は全部事前リサーチ

夫婦2人だけで新生児の三つ子育児をするのは絶対に無理だと感じていたため、

まず三つ子の退院前に、自治体の保健師や病院のソーシャルワーカーに相談し、使えそうなサービスは全部リサーチをしました。

その中から問い合わせをして情報収集をし、実際に使うサービスを決めました。

我が家が使ったのはこちらです↓

()内には、具体的に何をお願いしたか書いてます。

  • 産後ケアで助産師の訪問 1回/週  (沐浴と母乳指導)

  • 産後ケアで助産院へ宿泊 退院後1ヶ月ごろに5日間

  • 産後ヘルパーの訪問 1回/週   (掃除と洗濯)

  • 訪問看護の利用 3回/週   (沐浴と授乳)

※上3つは自治体のサービス。申請窓口は自治体でした。

※訪問看護については病院のソーシャルワーカーに相談しました。訪問看護を利用するためには主治医に訪問看護指示書という書類を書いてもらう必要があります。

道具にも頼る!

道具についてもインスタ等で情報収集をし、退院前にまずこんなものを揃えました↓

  • ママ代行ミルク屋さん

  • 電動のハイローチェア

  • アイクレオの液体ミルク

  • おひなまきグッズ

(振り返るとモンテッソーリ教育的にはあまりお勧めしないものも含まれますが、多胎育児の場合、そんなことは言ってられない!親の健康と子どもの命が最優先です。道具に頼ってもいいと思ってます!)

あとは日々の家事もできる限り最少限にするため、ヨシケイやオイシックスを頼んでいました。

夫は仕事はセーブし、週3回のみ出勤

我が家は半育休で、なんとか頑張ってもらいました。

(仕事も三つ子育児も協力して頑張ってくれた夫には感謝です。)

夫も毎日必死すぎてあの頃の記憶はない・・・と言っていました。

夜間はシフト制を導入

1番キツかったのが、夜間の頻回授乳。

夫婦で協力して、夜間に三つ子のお世話をやっていると、2人ともが寝不足に・・・。

これでは夫婦共倒れになると我が家はシフト制を導入。

早番、遅番を作り、深夜の1時に交代して、お互い睡眠時間を最低限は確保することにしました。

早番・遅番中は、ママ代行ミルク屋さんや液体ミルクに頼りつつ、大人1人で三つ子のお世話をしていました。
(そのため私も夜間の母乳は諦め、休むことにしました。)

あとは訪問看護や助産師の訪問中に、仮眠時間を作っていました。

ノートで3人の授乳状況を管理

訪問看護師さんに授乳をしてもらったり、夜間は交代制だったりするため、
誰でもパッと見て何時ごろにどれくらいミルクを飲んだのかわかるようにノートで管理をしていました。


めちゃくちゃ殴り書きですが・・・こんな感じで管理していました

初めは便の回数も書いていましたが、面倒になり、母乳やミルクを飲んだ時間と量だけ書くようになりました。

授乳に関しては、ゆるーくですが混合栄養で頑張りました。

・訪問看護中にゆっくり順番に母乳をあげる

・2人はママ代行ミルク屋さんでミルク、もう1人は母乳をあげる

のような感じで無理のない程度に母乳もあげていました。

(ただ入院中はずっと哺乳瓶だったのもあり、母乳慣れしていない三つ子の授乳は飲めるようになるまで結構大変でした・・・。
理想は2人同時授乳でしたが、なかなか上手く飲めない上に2人同時に飲ませる体制は難しく、早々に諦めました。)

実際はやはりミルクの方が夜もしっかり寝てくれるし、母乳だと頻繁にお腹が空いて起きて泣き、大変だったなと思います。

あとは、授乳時間をできるだけ3人同じタイミングにするように心がけていました。

授乳感覚をずらすと、一人ひとりにゆっくり構ってあげられるメリットはあるのですが、

一人終わったら、また一人、また次・・・と永遠にオムツ替えと授乳が続き、休む時間も取れないため、ママ代行ミルク屋さんを使いセルフ飲みをさせつつ、少しでも手の開く時間を作るようにしていました。

疲れがMAXになった時に、助産院へ5日間産後ケア

三つ子が退院して1ヶ月が経った頃、夫婦共にかなり疲れてきていたのと、長女のストレスが溜まってきているのを感じ、このままでは家族みんなが倒れてしまうと自治体の保健師に相談し、産後ケアで私と三つ子で助産院へ5日間宿泊をしました。

夫は三つ子と離れてゆっくり休み、2日間は長女と父娘旅行へ。

長女は久しぶりのお出かけですごくすごく楽しかったそうです。

私は助産院へ宿泊し、一切の家事から解放され、三つ子のお世話だけに集中できました。

助産院では三つ子を預かってもらってゆっくりお風呂に入ったり、ゆっくり美味しいご飯が食べられたのが幸せでした。

毎日毎日、三つ子を生かすことだけを考える

「ミルクをあげる時もしっかり赤ちゃんの顔を見てあげてね。」とか、

「母乳育児をするなら頻回授乳が大事、夜間もとにかく頻回に吸わせる。」とか、

そう言った教科書に書いてありそうなことは全部諦めました。

とにかく三つ子を生かすこと、三つ子が無事大きくなってくれることだけを考えて毎日必死にお世話をしていました。

結論:多胎育児をママ1人でするのは無理!夫婦2人でも超大変!できる限り周りの助けを借りるのをおすすめします

もし今、新生児の多胎育児をママ1人でやろうと思われている方がいたら、私は絶対におすすめしません。

全く寝ないくらい頑張ればできないことはないかもしれませんが、ママの心身が疲れて取り返しのつかないことになるかもしれないです。

特に産後は出産による体のダメージもありますし、絶対無理はおすすめしません。

夫婦2人や里帰りで祖父母等と2人でやろうと思われている方はかーなり大変だと思いますが、2人で協力すればなんとかなるかもしれません。

でも子育ては長丁場です。

私はできる限り周りの手を借りることをおすすめします。

何かサービスを使いたいけどどこへ相談したら良いのかわからないという方がいれば、まずは自治体の保健師か病院のスタッフへ相談してください。

多胎や早産児であれば、訪問看護等のサービスが使えるはずです!

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