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#72 未来の自分に手紙を書こう

こんにちは、ゆうです。

人間とチンパンジーで我慢比べをしたら、どちらが勝つと思いますか?

ある実験が行われました。
目の前におやつを用意し、2分待てばおやつが増えることを伝えます。
チンパンジーはおやつを余計にもらおうとし、72%が待ちました。
一方、人間は19%しか待てなかったのです。

この実験からもわかるように、
人間は何かしら言い訳をして、誘惑に負けたり先延ばしにしたりしがちです。

誰しもが「今日だけは特別。明日から変われば良い」と思ったことがあるのではないでしょうか。

私たちは「未来の自分」は優れていて、大きな変化を起こしたり重要なことを行なってくれると過大評価しています。

しかし、「イマ」や「今日」の積み重ねが未来につながります。

では、どうしたら行動が変わるのでしょうか?

未来の自分を身近に感じると良いといいます。

NY大学の心理学者ハル・エルスナー・ハーシュフィールドによれば、未来の自分を身近に感じられる人ほど貯金が多く、負債も少なく、将来に向けての経済的な備えをしていることがわかりました。

そして、大学生にある実験をしました。
退職後の自分の3次元アバターを作り、未来の自分と対面してもらいました。
その後、お金の使い途を考えてもらったところ、未来の自分に出会った学生は、普通の学生と比べて2倍以上ものお金を退職金口座に振込んだといいます。

未来の自分を身近に感じる方法をご紹介します。

①未来の自分を想像する
 未来のことをリアルに想像するほど、脳は現在の選択が未来に及ぼす影響を考え、未来の自分が後悔しないような意思決定ができるようになります。
 望ましい変化を遂げてその成果を味わっているでしょうか?それとも変化を起こせなかったせいで、未来の自分は苦しんでいるでしょうか?未来の自分はどう感じるか、どうんなふうに見えるのか、など想像しましょう。

②未来の自分に手紙を書く
 長期的な目標達成に向け、自分がしようと思っていることを未来の自分に打ち明けてみましょう。心理学者のハーシュフィールドは、手紙に何を書こうかと考えてみるだけで、未来の自分を身近に感じるようになるといいます。
 未来の自分に向けて書いたメールを指定した日に送信してくれるというサービスもあるので活用してみてください。

ぜひお試しあれ!

最後までお読み頂きありがとうございます。
素敵な一日をお過ごし下さい。

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