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「自分独自の世界を作ることの重要性」と「好きになる漫画は一つではない」ことのお話

僕が以前、「お金稼ぎてぇ。稼ぐ系の情報発信で稼ぐぞ」と思っていた時に見ていた発信者が、「好きになる漫画は一つではないよね。ワンピースもドラゴンボールもドラえもんでも、いくらでもあるよね。だから飽和しないし初心者でも大丈夫」と言っていて、それを盲信していたことがある。

当時は確かにそうかもと思っていたが、今考えると間違ってはいないが、正確ではないと感じたので、その違和感をnoteにアウトプットとして残しておこうと思う。

今回の記事を読めば、「自分独自の世界をつくることの重要性」を理解してもらえるはず。

それでは内容に入っていく。

簡単に整理すると、僕がやろうとしていたことは、Twitter上でもたくさんやっている人がいるものと同じで、ネットビジネスに関しての教材や本を買って学び、それを自分の知識として販売するということ。そして、これに関して僕が見ていた発信者が言っていたのが冒頭に書いたことだ。

では、そもそも漫画が好きとは正確にはどういうことだろうか?

僕は漫画が好きとは「その漫画の世界が好き」ということだと思う。

例えばワンピースだったら、悪魔の実があり、海賊というものがいる世界の中で、主人公のルフィが仲間とともに海賊王を目指して海賊の道を突き進んでいくという物語であり、この一連の物語であるワンピースという世界を面白いと思った人が、ワンピースという漫画が好きになりファンとなるのだと思う。

漫画を好きになるとはその漫画の世界を好きになるということで、これを情報発信に置き換えると、文章や動画等のコンテンツで作り出す自分の世界を好きになってもらうということ

ここで冒頭の話に戻るが、好きになる漫画は一つではないから大丈夫というのは、自分という世界を作り出したならば、大丈夫であるということ。

ただ、Twitterを見ればわかるように、多くの人は自分の世界を作ることをせずに、ただひたすらにインプットした情報をアウトプットしているだけになっている。

これでは中国が日本の漫画をパクっているのと同じだ。よく中国がワンピースやドラえもんをパクった漫画を描いていたり、グッズを販売しているだろう。当然のことだが、それを面白いと思ってパクリを好きになる人はいない。

漫画でも情報発信でも、読者が求めているのは作り手が作り出す世界であり、そこに価値が宿るのであって、決して人気なもののパクリをしたってそこに価値は生まれないと僕は思う。

さらに言うと、よく俺の言うことをパクればいいと言っている人がいるが、それは抽象的な構造的な部分をパクるということだと思う。決してその人の言っていることをコピペすることでは無い。

ワンピースを例にとるならば、ワンピースをそのままパクって書いたり、パクリグッズを販売することではなく、主人公(ルフィ)が目標(海賊王)に向かって努力をしていくという構造や、敵だけど何か魅力があって憎めないという部分をパクればいいと思う。

このやり方でやれば、インプットしたものをただアウトプットするという短絡的なことではなく、この要素を入れればうまくいくというものが分かった上で自分の世界を構築していけるのでおススメかな。僕はこのやり方で毎日せこせこと学習を続けている。

ワンピースを知らない人にパクリを売りつけることはできるかもしれないが、本物を知ったら確実にそっちを見るように、情報発信も自分の世界を構築せずに上の人のパクリをしていたら、結局はより上の人のところに読者は行ってしまう。

そうならないためにも、自分の世界を作り出すために毎日を過ごしていくべきだと思うし、その世界を作ることが出来た人だけが、冒頭で言った「好きになる漫画はひとつではないから大丈夫」という段階に進めるのだと僕は思う。

なんとなくまとまったので終わり。ではでは。

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