世界一役に立たないPMP合格体験記

はじめに


どうも、クソみたいなスコアでPMPに合格したYUUです。

何、これぇ?

あと1問落としてたら不合格とかそういうレベルでしょうね。努力・友情が欠落しているダメ男ですが、勝利にだけは恵まれました。

さて、せっかく合格したので自慢がしたいわけですが、今後受験する方のために、コツコツ勉強できないダメな奴がどうやって合格することができたのかを記録に残すという観点でnoteを書こうと思います。

ほぼ運だけで受かったようなやつが偉そうに言うことではないのですが、合格に最低限必要なものが何なのか見えてくるかもしれません。

受験準備

PMPの受験の前提として必要なのは

・35時間の公式トレーニングの受講
・プロジェクトマネジメントの経験

になります。35時間のトレーニングは会社で受けさせてくれました。環境に感謝です。プロジェクトマネジメントの経験については受験申込時に英語でプロジェクトマネジメントの経験を記載する必要があります。悩むのが『Project Description』の項目です。Webで調べると色々な書き方があるようなのですが、私の場合は下記の項目を箇条書きにして、全体で400文字~1000文字くらいを目途にそれぞれの内容を日本語で書く→DeePLで翻訳、再翻訳して違和感を無くしていき、必要に応じてPMPの用語に置き換える形で作文していきました。運よく監査対象にはなりませんでした。勉強した時間より正直こちらの方が時間がかかりました。ただ、この業務経歴を作成する時に、PMPの知識ドメインやプロセス群を意識しながら書くことで、試験の対策にもなると感じました。

項目はこんな感じ
Purpose:
Result:
Role:
Initiating:
Planning:
Executing:
Monitoring:
Closing:

受験勉強

まずはお守りを購入します。ご利益があります。下のリンクから買うと効能が一層高まります(僕の財布にもお金が入ってWin-Win)
上の本の序章の試験申し込み手続きが役に立ちました。また、前述した通り、業務経歴を書く時に知識エリア、プロセス群に沿った記述になるようにテキストに書かれている言葉や内容を確認していくことで全体像を掴む助けになると思います。なので少なくとも一冊は買った方がいいです。(下のリンクから)

で、実際にはほぼUdemyの対策動画見て勉強しました。気が向いた時に動画を見ていたのですが、受験日前日時点で消化率50%ぐらい。前日だけ一日集中してなんとか全講座を見終わりました。(下はアフィリンクじゃないのでリンク先見なくていいです)

ちょこちょこテキストを眺めたり、カップ麺の蓋として活用したりはしていましたが、腰を据えて勉強したのはUdemyの動画を一周見たぐらいの状態。問題解くのも、模擬試験も一切やらずに試験当日になりました(舐め腐ったった態度)

受験料575$

受験本番

上述のような状況なので、合格するとは1ミリも思っていませんでした。試験終わったら何喰おうかな~とかそういうテンションです。

その日のランチ


問題の傾向としてはアジャイルの話が半分くらい
を占めていたように思います。コスト系の計算問題とかは一切出なかった。60問ごとに見直し+休憩ポイントが入るのですが、碌に見直しもせずに試験時間を2時間ぐらい残してフィニッシュ。で、レポートをもらうと「congratulations」の文字が…

受験後に渡されたお祈りメールみたいな紙切れ
huh?

振り返り

さて、合格に必要なものが何だったのか見えてきましたか?(謎の問いかけ)今回の合格の一番の要因はPMIイズムに則って回答することができた点かなと思っています(Udemyの動画で大事だって言ってた)。問題に答える時は「完璧で究極のプロジェクトマネージャー」になりきって判断を下すことを心掛けました。実務的にはこっちの方がうまくプロジェクトが進みそう…は間違いです。極論を言うと人として間違っててもPMとして正しい判断をするぐらいの気合いが必要です(それは言い過ぎ) PMIが提唱する考え方やとるべき行動に則って粛々とプロジェクトを進めていくことが問題の正解になります。
あと、アジャイルはしっかり押さえておいた方がよいと思います。お守りをパラパラめくった感想として(ちゃんと読め)本番の試験問題に比べてアジャイルに関する記述が少ないように感じました。アジャイル実務ガイド読んどくといいかも。

家のこととか仕事とか忙しくて勉強できなかったけどトレーニング受けたんだから受験しろという圧力で受けざるを得ない…と色々な要素が組み合わさって世界一役に立たない合格体験が出来上がりました。

合格の一番の要因はPMIイズムとか言いましたが、実は環境が一番かもしれませんね。トレーニングを受けさせてくれた会社、普段からプロジェクトマネージャーはどうあるべきか鍛えてくれた上司、受験できるように協力してくれた同僚、そして何よりも支えてくれた家族に感謝…といい風なことを言って〆ようと思います。ありがとうございました。

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