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救急搬送になった日のこと書きますね

フリースタイルリブレを装着してから1週間
自分が食べたものに反応して
グルコース値(血糖値)がグラフになるので
根が真面目な?性分がでてしまって
甘いものをさけ、折れ線グラフがなだらかになるようびくびくして暮らしていた。

ちょっと油断すると
例えば普通に食べたいものを食べ、動かずにいると
折れ線グラフは跳ね上がり、そしてすぐに急降下
この状態を「血糖値スパイク」といって
血管を傷めてしまう原因になるらしい。

そんなある日、というか先週の土曜日の朝
突然のめまいに襲われ、救急車のお世話になってしまった。
目を開けると激しく横にスライドするタイプのめまい。
吐き気が襲ってくるので頭を動かせない。
こらえきれずにリバースしてしまい、がたがたと歯が鳴る。
鏡に映った自分の真っ青な唇で、これは大変なことが起きているかもと不安になる。
こんなことで救急車を使っていいのかと思いながらも
このままでは一日中苦しむかもしれないし、脳梗塞だったら大変だ。

というわけで息も絶え絶え自ら119番通報
突撃してくれた隊員さんに「ごめんなさい」をいう。
そのあとはもう、身を任せるしかなかった。

結論からいうと、めまい止めの点滴を受け、念のためCTを撮ってもらい
今日は出勤できている。
一昨日、健康診断で採血したのに、また採血
恐れていた鼻からのコロナ検査(痛すぎた)
診療代1万円越え
これまた痛すぎる出費だった。

でも一番ショックだったのは
眼振(目がまわってるか)を調べるため瞳にライトを当てられた時
隊員さんの
「もっと大きく目を開けて!」
という必死の呼びかけだった。
自分的には最大限に開けているつもり。

アラ還ゆえ、まぶたがしぼんで覆いかぶさっているの。
両腕はベルトで固定され
指でまぶたを上げることもできず
ぐるぐる回る瞳をみせようと必死でみひらこうとする私と
「もうちょっとあけて!」
という隊員さんの呼びかけ。
歳をとるってこんなところにも不便を感じる。
お目目ぱっちりの若い頃が懐かしい。

自分でもなにが起きてしまったのか
今何時でどこにいるのかわからない状態のままだったあの日
あの瞬間だけは鮮明に心に刻まれています。



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