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混沌と淀み

こんなテーマで、今日はダラダラ独り言を書いていこうと思う。

最近、こんな本を読んだ。

読んでみて、10年前に出会い、実践していた本を思い出したのである。
それがこちらであるが、

内容はどちら共、現代人は食べすぎている、空腹こそ人間の身体をより良い状態にしてくれるといったざっくりまとめるとこういった内容である。

私は上記の本に10年前に出会い感銘を受けた。
それまで、お腹が空けば、腹一杯になるまで食べるという生活を送っていた自分であったが、この本と出会い、実践することにより、空腹になることのメリットを日々感じれるようになった。

しかし、最近は忙しさ+責任が増えたことにより、ストレスが増え、食べる量が無意識に増えてしまっていた。
人間はストレス化では、交感神経が優位になっているため、リラックスさせるための副交感神経を優位にさせるために過食になるようである。

過食になることで、頭の回転速度、行動に対するキレが落ちているような感じがあり、さらにストレスが溜まっていた自分にとっては再度空腹になることの良さを教えてくれたような気がする。

実際に空腹時間が長くなったことで、以前より頭がクリアになり、身体のキレも戻ってきた気がする。混沌としていた自分の状態を少しずつであるが抜け出せて気がする今日この頃である。


ここで、タイトルの「混沌と淀み」について、
人はどういう時に混沌と淀みを感じるだろう。

まずイメージからいうと、混沌と淀みに対して良いイメージはない。

なぜなら、混沌をイメージする時、自分の中の感情や情報、思考がとっちらかってる状態を思い出すからだ、いわゆる整理ができていない状態である。
また、淀みは、自分が停滞している時、なかなか前に進むきっかけを掴めない状態の時をふとイメージしてしまう。

ただ、良いイメージはないが、混沌と淀みがなんとなく自分は好きなのである。

今回、なぜ良いイメージのない、混沌と淀みが好きなのか考えてみた。

考えて、一つの結論に達したのだが、
それは、人間らしいからなのである。

どういうことかというと、
混沌としている状態や淀んでいる状態というのは、確かに気持ちの良いものではない。
しかし、混沌としている中、淀んでいる中にこそ、新しい発見が隠されているのではないかと思う。

混沌としている時、淀んでいる時は、例えば仕事や人間関係、色々な状況でその状態に陥ることがある。それはちょっとした違和感として感じるかもしれない。
そこをスルーすることもあるだろう。しかし、その感じた違和感はずっと自分をつきまとってくるかもしれない。

その違和感、混沌とした状態や停滞している状態の核となる部分をみつけた時、それが新しい発見になっていることが思い返せば、何度もあったのだ、

だからこそ、私は混沌と淀みに対して良いイメージはないが、なんとなく好きなのだと思う。

そして、新しい発見までの過程を踏まえて、それが人間らしいと思うのである。

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