メンヘラのひとりごと 160
この事実を知った時、わたしはハァ!?としか言えなかった。それと同時に、トラジャ担としてのわたしを支えていた何かも折れた。
あさひに執着しなくなって、何度も好きを見失って、正直惰性で見守ってるようなものだったけど、終わりってこんなあっけないんだなぁと思った。
持ってた画像を目に見えるものは全部消した。ブログのスクショも半分くらい消した、グッズは買取業者を頼んで買い取ってもらうことにした、貼ってたポスターは捨てた。
4年半に渡るわたしとトラジャの物語は終わり、ピリオドが打たれた。
今、これを書きながらApinkの「I'm So Sick」を聞いている。歌詞があまりにも今の自分だからだ。
<1度もない 昔の気持ち あの頃の感情はもうひとつも残っていない>
もうそうなのだ。もうあの頃持ってた好きの感情はもう在庫切れなの。最後のひとつを昨日ついに手放してしまったから。
歌詞の別れようとしている相手のように<会いたい、愛してる>と直接言ってくれたら、わたしの心は繋ぎ止められたのだろうか。
でももう何にも思い出せないの。あの日狂おしいほど好きだった気持ちも、時に憎らしく思っても離れられない気持ちも何もかも。
何度も救われたこともあるけど、貴方という人達はわたしのことを何度も真綿で絞めてきた。もうそれに耐えられない。
もうおしまい。わたしたちは別の道へと行く。そう分かっているのに、どこかまだ躊躇う自分がいる。
何もかも手放したら、わたしもようやくこの感情を忘れることが出来るのか?
もうついていけないと思って、やけになって、最後の愛が割れる音がして、手放す。わたしの平穏を守るために。
4年半、楽しかったことより、正直つらく思う気持ちの方が多かった。もがき苦しんででも、好きでいたかったのは確か。でももうそれも昔の話。
さよなら、TravisJapan。さよなら、わたしの青春。さよなら、わたしの天使と思い出の塊。
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