高円寺を9ヶ月で去るということ

先日note読んだ40分後に『そういえば俺も、猛烈アタックしていた女性から「私にも選ぶ権利ある」と言われたことあったな』と10年ぶりに思い出さされちゃったyuttyです。
#当時は夢中で気にしないから今の方が刺さる

今回は愛する高円寺をわずか9ヶ月で去ることになったので、誰に語るでも無く、自分の想いをバーっと書こうと思ったnoteです。

都会への憧れ（昔からの田舎コンプレックス）

福岡の片田舎で生まれた自分。

実家は玄関開けたら目の前が一面田んぼだし、周りどこ見渡しても360°山に囲まれてるし、通学で乗る電車の最寄り駅なんて、歩いたら33分かかるから自転車かバスだし（徒歩時間はいまGoogleマップで調べた。文明最高。）、地元を大事にする人も居るけど、自分はここから早く飛び出したいという思いがすごく強いタイプでした。

今思ったけど、ピアニストになった弟は小さい頃からテレビやらコンクールやらで東京に行ってたけど、自分は作り置きカレーで留守番くらっていて、そういうのも「俺だって都会行きてーよ！」という気持ち高めたのかも。関係無いかもやけど。そんな感じですくすくと地元の高校まで育ったワタクシ。

大学受験の時には一人暮らしなんて絶対条件だし、東京に行ってやろうと思っていたのだけど、福岡市の大橋に世界一素晴らしいキャンパスを見つけたもんだから、大学院までは福岡ライフでした（博多・天神の都会キャンパスライフ）（最高だったなあ）。

就活でついに東京。千葉県民。

そんな訳で就活の時期を迎えて、社会人からは東京で働くことしか考えてなくて、上京した先輩の家を転々としながら、くるりの「東京」ヘビロテしながら、東京の会社に就職を決めたのです。

「ついに俺も東京だ！」という思いで関東乗り込むも、新居は会社が借り上げたマンションで、千葉県。東京で働いているけど、都民ではないという若干のコンプレックスを抱えた日々。

だけどバーの一人飲み覚えて、馴染みの店で友達できたり、好きな人出来たり、何度か修羅場経験したり（一人飲みで出会う女性は注意と思っている）（お前に色々責任あるのでは？）（言わないで）。

知り合いができて楽しいし、バンドも組んだし、千葉だけど社宅だから家賃は1〜2万で住めるしと、千葉とはダラダラズブズブの関係を続けました。

憧れの都民に俺はなったぞ。高円寺だぞ。

だけどこんな関係もそろそろ止めなきゃね、と思って「中野・高円寺・阿佐ヶ谷・吉祥寺」あたりの物件を探し出したゆってぃ（中央線沿いに住みたかった）。

「築浅」「駅から近い」「広さぼちぼちある」「だけど家賃は相場より控えめ」みたいな条件を、「理想高すぎだよな〜俺」と思いながらSUUMOに打ち込んだら、たった1件だけヒット。それが高円寺で、今の家でした。

ミュージシャンと芸人がいる街という感じで、テレビで見たことある色んな芸人さんが居酒屋とか、コンビニとか、帰り道とかでふらっと普通に何度も遭遇して、ワクワク楽しい日々でした。

東中野に住んでるお客さんを朝までカラオケ連れ回して、ゴイステの「佳代（高円寺が出てくる曲）」熱唱して、高円寺から自分は徒歩数分、相手はタクシーで帰らせたりして楽しかったです（お客さん大事にしろ）（お前それ複数回やったよな）（ごめんなさい）。

俺っていま都民なんだな〜しかも高円寺なんだな〜なんかオシャレとかふといつも思っちゃって、毎日の活力と喜びが湧く日々でした。田舎者だね。コンプレックスだね。

そして転勤。大阪へ。

というわけで、すごく楽しい高円寺の日々ですが、仕事の関係で大阪に引っ越します。高円寺住んだのわずか9ヶ月。まさかこんなに早く引っ越すとはね。切なさと希望が入り交じる感じ。

田端信太郎さんとかのインフルエンサーに言わせたら、会社なんかに住む場所決めさせるなよ転職したら？と結論付けられそう。

でも今回、課長試験に合格して、昇格人事で大阪なのです。試験割と頑張ったし、そのモトを取りたいなと思っています。大阪もオフィス街ど真ん中の13階に住むなんて楽しそうだし、部下を持つマネージャーの経験を積みたいし、ひとまずは大阪のプロジェクトで活躍しよう貢献しようと思っているのです。

コロナちゃんで高円寺一人飲みできる機会が激減して、新しい飲み友とか、修羅場な女子とか全然できなかったので、大阪でその分良い関係作って、noteにも書けたらなと思っています（修羅場を求めるな）。

以上、今週には引っ越すから荷造り頑張らなきゃなのにnote書いてるゆってぃでした😊