Road to Final:最後の手紙
2日前なのに寝れなくて出勤。多分今日も寝れない。体力が限界で書くレビューは天国なのか地獄になるのか?
んなこたあどうでもいい。選手の背負ってるものに比べたら大した事じゃない。勝ちたいんだ。
前哨戦の天皇杯、結果は完敗。涙が出てきた。負けたからじゃない。あれだけ90分「なんとかしたいんだ」と言う選手の気持ちがピッチに決して美しいとは言い難い状態で出てたのを見たのが初めてだったからだ。
選手の息遣いが聞こえるようになったこの2年であの日以上にもがいてる選手の姿を見たことがなかった。
「報われて欲しい」頬を伝った涙にはその言葉が詰まっていた。
後半開始前に出来た円陣。シュヴィルツォクとランゲラクは中谷の目を見ていた。中谷を見つめるその目は一点の曇りも無かった。
その目を見た時、自分が経験した名古屋グランパスとの思い出が一斉に駆け巡った。
自分は「名古屋グランパス 」が大好きなんだ。サッカーという競技以上に感情が湧き出るほど「名古屋グランパス」が好きなんだと。
柿谷曜一郎が金崎夢生の背中を押してピッチに送り出した時、「闘ってくれてありがとう」と。
選手達が試合後下を向いた時。「そこまで想ってくれてありがとう」と。
彼らと山の頂に立ちたい。
出たかっただろう米本拓司に阿部浩之。丸山祐市。
他のクラブで活躍している青木亮太、渡邊柊斗、深堀隼平、杉森孝起etc...
出れない選手、名古屋を離れた選手達も見ていてくれ。
名古屋グランパスに関わった人達。見ていてくれ。
僕らが星を足すところを。君達がつなげた道で大好きなチームが頂点に立つ所を。
みんなでつなげた道の先が明日決まる。
もちろん勝ちたいが1番送りたい言葉は
「ありがとう。」
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