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「何かをする」理由を「サポーター企業を応援する」に置き変えたら、楽しくなった件について

皆さんは「髪を切る」事は好きでしょうか?

髪を切ると“印象が変わる”だったり、“気分が晴れる”と言った正の感情や感想をよく耳にする。

恋愛小説で失恋した主人公の8割は髪を切ったページの次のコマでは新しい恋が始まっている。

こういう人達を僕は「髪切り勝者」と呼んでいる。

一方で僕は「髪切り敗者」である。

育った環境や育つ過程で起きた出来事の影響もあり

二桁を数える歳を超えた頃にはすでに自己肯定感なんてものはなかった。

その為「髪を切る行為」「イメチェン」「気持ちの切り替え」ではなく、「清潔感を保つ作業」であり、“髪切り勝者”の人達のように生活を豊かにするコンテンツではなかった。

そんな拗らせた人がグランパスを通じて「少し髪を切りに行く事が好きになった」そんなお話。

一からのスタート

きっかけは、通っていた美容室の担当美容師さんが、他県(浜松)で独立するので退職しますと言う連絡が来たのが始まり。

髪切り敗者の僕は、髪を切る場所を探すのにも一苦労する人間。

これは一大事。

基本的に髪を切りに行く事がプラスにならないので、初めは「ジュビロの試合でも観に行くついでに髪を切りに行けばいいわ」と楽観視していた。

しかし、このご時世と自分のいつも寒い懐をみて、早々にその作戦は崩れ去った。

そんな中、名古屋グランパスが一件のツイートをする。

場所は以前の伏見のHUBがあった場所。「いった事あるぞ。」「名前も美容院!とかじゃなくて床屋にしてる!?」

ここしかない…

「そう、これはおしゃれになる為じゃない。サポーター企業を応援する為なんだ‥」そんな訳の分からない理由をつけて(もうすぐアラサーになる人が最高に拗らせてる)自分の髪を切りに行く行為を自分に落とし込み、藁をもすがる思いで足を運んだ。

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いってみた

いざ予約して入ると、入口は二つに分かれており、以前の伏見のHUBの立ち飲み席側が「理髪店」ボックス席側がPUBという作りになっていた。

早めに行ってPUBでご飯でも!と思ったが、事前にインスタグラム等を見ても営業時間が見つけ出せず、付いた時間は営業時間外でした。

ピザが有名でお酒の種類も多いみたいです。SNSを見ると意外と人が入っているのでいずれ行ってみたい。

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PUBの営業時間は上記↑

店舗インスタグラムアカウント→caravan_nagoya

メニューアカウント→caravan__menu

使ってみた

理髪店の方の店内は3席というこじんまりした印象。自分が予約した時間の前後もほとんど席が埋まっていた。

慣れた人達なのだろう。両隣の若者達からは「ここのトップが〜」「フェードを〜」なんてかっこいい言葉が飛び交う。

そんな中、「なりたい髪型なんて無いし、どんな髪型にしても似合う訳ない」なんて拗らせてきた自分は参考の画像すら持ってきてない迷惑な客状態(理容師さんゴメンナサイ…)

とりあえずいつもの美容室でお願いしていた注文と悩みを伝えてみると、一つ一つにものすごく丁寧に対応していただき、仕上げてくれた。

何よりも今まで髪を切った中で、一番気に入っている。

そんな感情になったのは、初めて「髪を切った自分を認められた」からかもしれない。

ありがとうGold Caravan

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パートナー企業という一つの「理由」

「髪切り敗者」の僕は、本来髪を切る事で得られる「プラス面」を髪を切りに行く理由として行動出来ないでいた。

しかし、今回利用させて頂いた
Gold Caravanさん(@Barbergoldsciss)の様にパートナー企業であれば「前向きになろう」ではなく「球団と繋がってるし応援のつもりで足を踏み出そう」と自分の納得のいく理由付けを出来た。

「髪を切る」だけでなく、「コーヒー飲む勇気が…」「クリーニングに出す勇気が…」「シャンプーを変えるきっかけが…」

パートナー企業でしか作れない「理由」に僕は助けられた。

さいごに

パートナー企業さんの中にはSNSでたくさん発信したり、イベントに注力している企業さんもたくさんありますが、他にどんな企業がパートナーになってるのか、今一度のんびり見て、使ってみるのもいいんじゃないでしょうか??


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