エモい気分になる夜だってある

燃え殻さんという方をご存知だろうか。
Twitter界隈にいる人であれば知っているかもしれない。

都内のサラリーマンとしてSNSで言葉を発信し続け、
2017年に処女作『ボクたちはみんな大人になれなかった』を発表。

ボクたちはみんな大人になれなかった

男心を微細に表現をした物語と世界観は、ひとりの夜に読んで欲しい内容だと思う。
2017年といえば、ちょうど僕が大学を卒業し就職をしたと同時に、大阪で初めての一人暮らしをした年。

僕はこの年、最寄駅の本屋でこの本を見つけて、なぜか惹かれて手にとって一気に引き込まれた。

大人になったと思う自分自身と、大人になりきれていないあの頃の自分の狭間で揺れる心情を突かれたような言葉たちが、妙に痛く感じられた。

『ボクたちはみんな大人になれなかった』文庫発売に際し、映像担当してもらった保井さんに伝えた漠然としたイメージは、東京の雑踏、路地、地下鉄、喫茶店、ネオン、そしてその場所でぼんやり小説を読む名もなきこの街の住人達。でした。最高の音源をありがとう、青羊さん。pic.twitter.com/xHL0wtJvKI

— 燃え殻 (@Pirate_Radio_) November 29, 2018

今日はなぜか少しだけエモい気分になっているようだ。

少し疲れたのかな。風邪をひいていた先週から比べるとだいぶ元気になったと思うけれども。

来週はもう夏休みか。