SevenDayDreamersの勝ち筋を考える

こんにちは
SevenDayDreamersの湯通堂です。
以下が3月のしいたけ占いの内容なのですが、当たっている気が1mmもしないので、遂に僕は占いユーザーを卒業できそうです。

やはり、自分の未来は自分で作った方が良いですね。
偉い人達が占いを嫌う理由がほんの少しだけわかった気がします。

勝ち筋を考える

僕のこれまでの知識や仮説を総動員して、できる限りSevenDayDreamersを客観視した上で、SevenDayDreamersの勝ち筋やその時の事業やサービスについて考えていきたいと思います。
SevenDayDreamersについて考える前に、頭の体操として僕がこれまでにいた会社で、その会社がどうなると良いと考えていたのか?をまとめていきたいと思います。

マクロミルの場合

マクロミルは国内No1のネットリサーチ企業です。10年以上前からその立場は変わらず、その後もネットリサーチの分野でグローバルに展開するなど事業を伸ばしています。
僕は2013〜2015年頃まで在籍してましたが、2015年頃に周りに話していたマクロミルの成長戦略がありました。
まず、僕はマクロミルを"総合データ販売業者"と定義しました。
マクロミルの弱点はアドホックでしか売上が立たない部分にあると思っていたので、BtoBSaasでマネタイズをすることは必須だと考えていました。
なので、マーケティングに必要なすべてのデータを集約し、そのデータを販売・提供・分析できる会社という立ち位置を目指すべきだと考えていました。
なので、リサーチデータだけでなく、店舗内のデータや、個人のスマホ内データなど、ユーザーの購買に関する場所をことごとく抑えるべきだと考えていましたし、そういった新規事業ばかり提案していました。

FiNCの場合

FiNCはヘルスケアのベンチャー企業で、すべての人のヘルスケアデータを収集し、パーソナライズサービスを提供したいと考えている会社です。
僕はFiNCは機械学習とヘルスケアマイクロサービスに強みを持った、API&ローコードヘルスケアアプリ提供会社だと定義しようとしました。
ユーザーに真のウェルビーイングやヘルシーライフスタイルを提供するためには、食べるものすべてや睡眠にまつわるものすべてや運動にまつわるすべてに干渉する必要があります。
ただ、FiNCアプリというアプリだけでそのすべてをまかなうことは実質的には不可能であると考えていました。食べログやクックパッドの代替となったり、マルエツやライフの代替になることはほぼ不可能だからです。
もし健康食事だけのレシピサイトや、健康食事だけのスーパーマーケットを作っても、健康になりたい人は使うけど、それ以外の人は100%使いません。ベースフードの成功を見ればわかりますが、ベースフードはファミリーマートという誰もが使うところに置いてあるから使うのであって、健康だけのお店にあったら使わないのです。
もし、健康以外の人も取り込むために、食べログやクックパッドを倒そうとすると、それは地獄の始まりとなってしまいます。
なので、自社でtoCへのサービスレイヤーを提供することを捨てるべきだと当時僕は思っていました。
その変わり、圧倒的なヘルスケアデータを元に、その人の情報を元にそこで最適な提案をするAPIをすべての会社に提供するべきだと考えていました。
なので、finc_idをベースにして、いろんな健康アプリのデータや開発部分をサポートし、そのデータを集約して各社にAPI提供するのが圧倒的な勝ち筋と信じていました。

いざ、SevenDayDreamersの場合

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