ヒロアカのヒーローとヴィランにみる思想への同意と無関心について

こんにちは
SevenDayDreamersの湯通堂です。
漫画も面白いけど、アニメもブルーロックは面白いです。

ここ数日僕のヒーローアカデミアというアニメを見ているのですが、思想を持つことについて考えさせられる話が多いので、少し考えてみます。
(ちなみに見たのはシーズン2まで)

僕のヒーローアカデミア

僕のヒーローアカデミアは、人類の8割が超常的な能力を持つようになった世界で、能力を使った犯罪者(ヴィラン)が増加し混沌とした世の中になったが、正義の心を持った能力者(ヒーロー)達がそれを食い止めている、という世界設定のジャンプの漫画です。
通常であれば、ヴィランは私利私欲のために悪いことをして、それをヒーローが防ぐというのがお決まりのパターンだ。
ただ、本作におけるヴィランは私利私欲というよりも、何か今の世の中にモヤモヤしイライラしているという感じで、悪いことをしています。
そのモヤモヤの原因が何かというと、ヒーローの頂点にいるオールマイトというヒーローがいるから、もう何が起きても大丈夫であろうという国民の緊張感のなさです。それをヴィランはかりそめの平和と揶揄しています。
なぜそこまで苛立つのか?というと、全ての犯罪がなくなっているわけではないからだと思います。ほとんどの人間は平和に暮らしているが、一部は被害にあい命を落としたりしてます。そういった不遇に見舞われた人達が中心にヴィランになっているようなイメージ。ある意味、究極のマイノリティというべきでしょうか。

ヒーローとヴィランの価値観

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