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【理事長ミニコラム】選択肢をプラスする
【会報「ゆとりある通信」へ載せたミニコラムです】
2020年9月にNPO法人ゆとりあるを立ち上げて、翌年になって私が理事長に就任しました。
団体設立から3年半、理事長就任から3年、居場所立ち上げからは1年半。
色々な出来事がありましたが、この間に気づいたことがたくさんあります。
特に居場所『いまごこち』を立ち上げてからは、団体メンバーと話す機会も格段に増えました。
そんな中で、特に副理事長の長谷部と話す機会はとても多く、
自分一人では気づけないことや、私とは違う視点からの意見に感心させられます。
私はどちらかというと行動家と言いますか、「世の中を変えたい!」というタイプなのですが、
副理事長の彼が常々言っているのは、
「選択肢をプラスする」ということ。
「世の中を変える」というよりは、
「今あるリソースの中で多くの選択肢を持てるようにしたいよね」ということなのだと思います。
これはまさにその通りだと思いました。
現状で出来ることからしていくというのは現実的な話ですし、
なによりも子どもたちの成長は、世の中の変革など待ってはくれません。
まあ、世の中を変えたい!という気持ち自体が私から消えることはないのだと思いますが(笑)
そこは、両立して進めていく話なのかなと今は考えています。
そもそも性格も家庭環境も趣味も違うふたりですから、考え方も異なるのは当たり前です。
その考え方をお互い認め合って、奇跡的に(?)かみ合っているのが今のゆとりあるなのかもしれませんね。
これからも団体メンバー協力をして、より前進していきたいと思っています。
特定非営利活動法人ゆとりある
理事長 久下沼 諒