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「Cherish」&「Diverse」

こんばんは。タノウエです。

アサルトリリィプロジェクトのアルバム、「Cherish」&「Diverse」がついに本日発売となりました!

全楽曲の音楽ディレクターを担当しております。
本当にもう、魂を燃やし尽くしました。

ディレクターというお仕事をし始めてから、何百曲という楽曲に携わらせていただいたなかで
おそらくこういう表現ができる最初で最後の作品なのではと思っています。

基本的に音楽ディレクターというお仕事は、クライアントだったりプロデューサーが定めたざっくりとした枠組みを音楽的に解釈し、作家と二人三脚で楽曲を作り上げていくことが殆どです。
料理でいうと、「豚骨ラーメンを作ってくれ!」というオーダーだったり「ビックリ仰天するような和菓子が食べたい!」みたいなオーダーを受けて、シェフと二人であーでもないこーでもないとウンウン唸りながら作っていく、みたいなイメージ。

ところがどっこい、今回はそもそも「どんな料理作る?」みたいな、本当に最初の最初から携わらせていただきまして。
楽曲の方向性、作家選定、クオリティジャッジ、完パケに至るすべてに携わらせていただきました。2つのアルバム、すべての楽曲です。

一柳隊のソロ曲に関しては、キャラクターとの歩みが長いキャストの皆さまの意見もヒアリングするという、新しい試みも提案させていただきまして。
結果的にめちゃくちゃ寄り添ったものもあれば、真逆を突っ走ってしまった楽曲もありましたが笑
とてもコントラストに富んだソロ曲たちになったのでは、と手前味噌ながら思っています。
ヘルヴォル、グラン・エプレを含め総勢19人のキャラクターがいるので、19ジャンルの楽曲を作る意気込みで取り組みました。

作家陣に関しては、当時の自分がもてるすべてのカードを出し尽くした気がします。
相当気合を入れて発注メールを書いたり打ち合わせをしたりしたのですが、全員それを圧倒的に上回る熱量で打ち返してくださいまして。
この面々に依頼してよかったと、何度も何度も思いました。
(本当は1曲1曲語り尽くしたいくらいなのですが、流石にそれは無粋だと思うので割愛。。)


最後のほうはもう屍のようになりながら作っていて(主にスケジュールで)、徹夜TDも何回かあったり。
ミックスエンジニアの新垣さんには、それはもう大変な負荷をかけてしまっていたと思います。本当にすみません。。

曲のジャンルは別々に、でも音の出口を司るエンジニアは同じ方にしたくて。
かなり無理をさせてしまっていることは承知で、ご依頼をさせていただきました。

ということで、実際のCDを購入された方はぜひクレジット欄も見ていただけると嬉しいです。

作家陣、エンジニア、スタッフ。
1曲1曲に物語があるように、ひとりひとり色んな歴史と哲学があります。
僕はそのすべてが愛おしくて、皆さんに出会えてよかったなぁと思いながら
そして聴いてくださっている方々の反応もエゴサしながら笑、このブログを書いています。

制作中の思い出も少しだけ。


楽曲制作が始まったくらいの頃。多忙を極めていた岡田P。

現実逃避の体現


連日TDが続き、披露困憊でうたた寝してしまう石P(隣は吾龍さん)。

吾龍さん良い表情。。w

AL収録曲の最後のTDが無事に終わり、スケジュール地獄からの開放にホッと一息の新垣安奈さん。

みんな良い笑顔。

最後に、ここまで好き勝手させてくれた岡田さん、石さんには本当に感謝です。一緒に物作りが出来て本当に楽しかった。

願わくば、聴いてくださっている皆さまに末永く愛していただける未来を夢見つつ。
アサルトリリィという、こんなにも魅力的な作品に出会えて本当によかった。携われて本当に光栄です。

そしてそして!今週末は河口湖ステラシアターでライブです!!

鋭意準備中なので、お越しいただく皆さまはぜひぜひお楽しみにっ
がんばるぞォォォ

ということで、長くなってしまいましたが今回はこのへんで。
最後に作家陣のツイートも貼っておきますので、気になる曲がありましたらぜひそのクリエイターもフォローしてみてくださいねっ




それではまた!タノウエでした。

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