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カラフルでキラキラで無敵で最強なのだ

今日、私の手元が完成した。
ある日突然完成するものなんだなと他人事のように思うけど、自分の手を見るとじわじわとうれしさがこみ上げてくる。
ここから増えることもあると思うけど、いったん区切りにはなるようにも思うので、私の手元をつくるひとつひとつのリングをまとめておこうと思う。

CHANEL ココクラッシュ
自問自答ファッションを知る前の30歳の誕生日に自分で自分に購入した。購入する何年も前からなぜかずーっとかわいいと気になっていたココクラッシュ。友だちに言っても驚かれるほど私のイメージからは遠かった。だけど、どうしてもどうしても欲しくて、勇気を出して店舗に入り、試着を何度かし、色も幅も自分で決めた大切なリングである。左手の中指につけることは最初から決めていて、営業の日以外はほぼつけている。このリングを購入するまで指輪をつける習慣というのはまったくなかったんだけど、あっさり簡単に馴染んだ。

いつも左手の中指につけていて、それ以外に何かをつけることはなかった。あんまり盛るタイプではなかったし、どんなものを組み合わせればいいのかわからなかったから。自問自答ガールズとなり、あきやさんを筆頭に手元を素敵に盛っている人を素敵だなと思うようになった。今年のがんばりたいことのひとつにアクセサリーを挙げた。少しずつ試着を重ねたけどピンとこないままだった。

インドのハンドメイドのリング
かなり黄みの強いゴールドにサファイアとルビーとエメラルドが三連になっているリングで一目惚れだった。ふと振り返るとこの日はとんでもなくターニングポイントになったんではないだろうか?(🦄と指輪を購入してスギサキさんのカラーレッスンを受けている)🦄のキーホルダーは3か月くらい購入を寝かしていたけど、この日に買おうと決めていた。そのために訪れた雑貨屋さんはほかのものもとても素敵でじっくり見ていると、このリングを見つけた。単純にどんぴしゃで好みだった。少し大きいとか突然こんな価格のものを買っていいのかとかいろんなことを考えながらも、この世にひとつしかないこと、入らなくて泣く泣く諦めるひともいることを聞いたら買わずにはいられなかった。購入後に行ったカラーレッスンで100%似合うわけではないことを理解し、私を半年くらい苦しめるリングとなった。だけどこのリングを買ったから、私は手元をどうすればいいのか真剣に考えつづけたんだなと思う。

アキュートアクセント フリルリング
インドのハンドメイドのリングが100%似合うわけではないと知った私が似合わせるために探し出したリングである。黄みの強いゴールドを私が身につけるためにはシルバーの力が必要だということに自力で気づくことができた。そのことは誇らしく思う。そしてこのフリルリングは単品でもとてもかわいく、褒められることも多い。ただ今になってわかるけど色を合わせるのに必死で、今度はボリュームがちぐはぐになっていた。

一度満足したタイミングで第3回自問自答ムンプラがあった。何度もnoteにあげているおだまきさんとの手元の写真を見て、私の手元はなにも付いていないのかな?と思うくらい、おだまきさんの手元と差があった。このときに私ももっと盛りたい!も思ったんだと思う。

自分の手元のちぐはぐさにもぼんやり気づきつつあったけど、どうすればいいかわからない状態のときにささめさんとランチをした。ささめさんの手元はとても素敵でこういうふうになりたい!と強く思った。ささめさんはmmmさんのアトリエに行くのがいいと思うと言ってくれて、ちょうど募集のタイミングだったのでその日のうちに連絡をして予約をした。

mmm ピンクのハートのD ring
当日アトリエを訪問するまでに私の心にはいろんな葛藤があったんだけど、最終的に「赤いD ringを買うんだ!」という気持ちでお店に向かった。(リングの組み合わせを上手にできるようになりたいです、と予約のときに書いているのですべてを投げ出して買う気持ちになっていた私は確実に間違っています。笑)実際赤いD ringは似合わずに撃沈した。そして最初に見たときから赤よりかわいいD ringがある!!!と思っていたのがこのピンクのだった。たぶん最初は似合わないとかもじもじしていたと思うんだけど、このリングを買ったことによって私のかわいいものに対する好きが解放された感がある。

mmm パールのO ring
鬼門であったインドのハンドメイドのリングに何を合わせたらいいのか、次々とmmmさんのアトリエで特訓をしていった。だんだんと合わせ方がわかってくる。そして合うものの中にも自分の好きなものそうでないものがあることもわかってきた。このO ringは単品で見るととてもシンプルなのだけど、重ね付けとして最高なのである!!!これをインドのハンドメイドのリングの上に重ね付けしたとき「あ、🦄がいる」と思った。その日は持って行っていなかったのに。今ではいろんなリングと組み合わせることができるようになった。組み合わせの楽しさを教えてくれたのは間違いなくO ringである。

このアトリエでの特訓を経て、左右のボリュームのバランスをよくすることが大切だということがわかってきた。アキュートさんのフリルリングはものすごいボリューム感なので、そこを中心に左右のバランスを整えればいいことがわかってきた。だいぶ手元は完成された感があり、満足していた。いつかお迎えしたいな、と思うリングはあったけれど、今ではなくていい気がした。
指輪を付ける位置も固定化されていたんだけど、右手も左手も人差し指と中指なのが揃いすぎていてちょっと嫌だった。だけど、インドのハンドメイドのリングとピンクのハートのD ringはサイズを選べなかったのでサイズが合う指に付けていたので仕方ないと思っていた。
だけど、ある日ふと左手の薬指にピンクのハートのD ringを付けるとかわいいことを発見した。ただ薬指には大きかったので、上から抜けないように留めるためのリングが必要だった。いろいろ試してはみたんだけどなかなかしっくりくるのがなくて、落ちないようにそっとつけていた。

そんなときにガールズのこまさんが真珠取り出し体験のゆる募をしていた。ちょうどこの数日前に直接お会いしていたこともあり、私は勢いよく挙手した。取り出した真珠はネックレス、ピアス(イヤリング)、リングにできるとのことで、なんとなくリングが無難かなと思っていた。

自分で取り出した真珠でつくったリング
体験当日、どんなアクセサリーにできるかサンプルが机の上に置いてある。そのなかに真珠が2粒ついたサイズ調整ができそうなオープンリングがあった。オープンリングであれば、ハートのD ringを留めるためのリングがつくれる・・・!ということに気づいた。早速サンプルをつけてみるけれど、ハートのD ringにさらに真珠2粒はどう考えても盛りすぎだった。(金属部分もだいぶ太いものだった)もうひとつ、真珠1粒に金属が巻き付くようなタイプのオープンリングがあった。サンプルを付けるととてもしっくり感があったので、選んだリングを自己責任で曲げて私の指のサイズに調節した。私が取り出したパールは幸運なことに少し黒っぽく(似合いやすい)大きめで(ボリュームがとりやすい)最高のリングになった。もちろん自分で取り出したのでなおさらかわいい。笑

このリングが追加されたことによって左右のバランスが整いつつあった。そして薬指にハートのD ringをお引越ししたことによって、左手の人差し指がちょうど空いていた状態で行ったspiralで最後のピース的なリングに出会ってしまった。

RITUAL スモーキークオーツのリング
spiralに行くとスギサキさんがいて、RITUALさんのものを紹介してくれた。SNSで把握はしていたけれど、なんとオーダーメイドできる!ということもあり、こんな色でつくれたらいいんじゃないか!と楽しくふたりできゃぴきゃぴしていた。RITUALさんは水引を使ったアクセサリーだからか、明るめの色調のものが多く、めっちゃ好きな色合い(だけど重さが足りない…)だった。ひとりでいたら、好き100%で買いたくなるものがたくさんあった。そんな中「これは絶対ゆとりさんに似合う!」と言ってくれたリングは、派手なピンクと黄色がメインで差し色に緑の水引のものだった。そしてその上にスモーキークオーツが付けられていた。正直リング単体で見たときは派手で黒魔術っぽくて、似合うのか・・・?と思いつつ、半信半疑で空いていた左手の人差し指にはめた。
「「あ・・・」」
とたぶん私とスギサキさんは同時に言っていたように思う。このリングは似合うだけじゃない、好きでもあり、インドのハンドメイドのリングと対になるリングだった。裏にいたmmmさんを呼び寄せた。おふたりとも、私がインドのハンドメイドのリングに苦戦していることを相談していたので、手元の完成形がとつぜん現れて、本当にびっくりしたし、3人で大興奮した。RITUALさんにも、今まで付けた人の中で一番似合っている!という太鼓判をいただいた。スモーキークオーツがすべての明度を落としてくれるので、私に似合うのだと思う。悩むふりをしつつ、即決でお迎えすることにした。
(リングを入れてくれたRITUALさんの袋の真ん中が🦄で運命を感じずにはいられなかった。あの置物はいつか再販あるのだろうか・・・)

右手も左手もカラフルできらきらで無敵で最強なのだ。


おまけのはなし
今日、mmmさんのブースに行ったら、今までで一番カラフルに見えた。というのは、真珠の取り出し体験を経て、私は真珠を見る力が相当鍛えられたらしい。正直パールアクセサリーはあまり興味がないと思っていたんだけど実際は見えてないから違いがよくわかっていなかったんだと思う。私の中ではD ringとTwist ringのコーナーは色鮮やかに見えて、パールアクセサリーのコーナーはぜんぶ白っぽくぼんやりして見えていた。だけど、今日はすべてのコーナーがカラフルに見えた。真珠のひとつひとつの色がわかった。先週一緒に真珠取り出し体験をしたこまさんも同じことを言っていたので間違いないと思う。よく見えると、めちゃくちゃ楽しい。ひとつひとつ色が全然違うのがはっきりとわかった。という話をmmmさんにしたら、MIKIMOTOなどいろんな真珠の扱いがあるお店で分かるうちに特訓をしたらもっと見えるようになる!と言われたので、近々特訓をしようと思う。
O ringについている真珠も、プラスチック製のパールアクセサリーとの違いがいまいちわかっていなかった。だけど、違いがわかるようになったら、真珠って生き物なんだな、と心に鳥肌がたった。鉱物もだけど、自然界の生き物はやっぱり美しいし、そういうものを愛していきたいな、なんて思ってる。

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