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私も自分のことが知りたかった(あきやさん講演会の感想)

このnoteは幻冬舎大学で行われたあきやあさみさんの「ファッションの<インプット><アウトプット>で自信を作る方法」の感想noteになります。


「今までのももちろんよかったんですけど、今回のはなんか本当にすごくよかったです。うまく言えないけど、ぐっときました」

講演会が終わった後、サインをもらいながらあきやさんに伝えた。

今回の講演会は途中でメモを取るのをやめて、集中した。なんだかすごいものを聞いたぞ…という充実感が残り、内容の細かいところはぼんやりとしていた。アーカイブが公開になり見ることができたので、なんかよかったなんかを言語化しながら感想を書いていこうと思う。

もし、台風が・・・

まず最初にぐっときたのは、最初のたとえ話のところ。
「もし台風が私の部屋の服をすべてさらってなくなってしまっても焦りません。なぜなら、また1から制服をつくれる自信があるからです!!!」
と、すごく良い笑顔であきやさんは言った。
あきやさんは服を愛しているけど依存していない。信じているのは自分自身なんだと実感した。服に依存していたら、その服がなくなってしまったらものすごく不安になるし、その服を着ていない自分のことは嫌いになるかもしれない。だけど、自分自身を信じているから、服がなくなっても焦らずにまた新しい服を探すことができるんだろう。(たぶん楽しんで探すのだと思う)
そして、自分自身を信じられるのは、自問自答して服を真剣に選び、毎日大事に扱いながら服を着てきたからなのだろう。

この日記を読んで、みんなに伝わるようにいくつものたとえを考えていたんだ!と言うことを知り、さらに熱い気持ちになった。あきやさん!めっちゃ伝わったよー!!!

カオナシの話

「千と千尋の神隠し」に出てくるカオナシは、自分の言葉を持たずに人を喜ばせるために砂金をばらまくけど、相手から拒絶(千尋が「いらない」と言ったとき)されると暴れ出してしまう、という悲しい話があった。
めちゃくちゃどきっとした。私はめちゃくちゃカオナシが上手だった。人に合わせて、人が喜ぶならめっちゃ楽じゃん~と思っていたタイプなので。純度100%の「やりたい」とか「着たい」がまったくなくて、「人から認められたい」「特別でありたい」とばかり考えていた。自問自答して、ムーンプランナーさんにも助けてもらって、最近やっと少しずつ本音を出していけるようになりつつある。

みんなインプットしすぎです!

インプットとアウトプットの話と聞いて、最初はもちろんインプットの話だと勝手思っていたので、この発言にはそうきたか~!と良い意味で期待を裏切られてわくわくした。
とにかくアウトプットをしまくると、最初は他人の言葉が出てくるけど、出し切ると自分の言葉が出てくるようになる。それが出てくるまでアウトプットしましょう、ということだった。
これは実感がある。去年の秋くらいから自分の言葉が少しずつ出てくるようになって、年明けからはほとんど自分の言葉で書けるようになったように感じてる。自分の言葉で書くとものすごくすっきりして、何度も読み返したくなるnoteになる。少しずつアウトプットできているんだなあ、と思った。

言葉以外の表現でアウトプットする

あきやさんは、ファッションのアウトプット方法として3つ挙げた。
①書くこと②話すこと③言葉以外の表現
③の具体例として、手を飾るワークのことや、音楽を奏でることや絵を描くことなどを挙げていた。
困った…/(^o^)\私はどれも苦手である。芸術的な活動はどれも苦手である。それでも好きならもちろんいいんだけど、私の場合は好きではないことも気づいていた。
最後の質問コーナーでおだまきさんが「あきやさんの第3の表現はなんですか?」という質問をされていて、あきやさんの第3の表現は「夢を見ること」、そしておだまきさんの第3の表現についてもアドバイスされていて、第3の表現は私が思っているよりなんでもいいのかもしれない!と目から鱗がぽろぽろで心の制限が外された(私はすぐに制限をかけてしまう)その質問から、私の第3の表現は「やってみる(体験する)」ことだと思いついた。私のやってみないと気が済まない精神はアウトプットとしてこれからもやっていくぞ~

インプットを食べ物で例える

インプットの話は、頭では理解しているんだけどやってしまうなあと思う話が多かった。その中で、インプットを食べることで例えてくれたので腑に落ちる感覚があった。おいしいものを食べましょう、だらだら食べるのはやめましょう、出して(アウトプットして)から食べましょう、など。
だらだら食べない、これ本当に大事。インプットしたくなったら手を止めてメモ帳やnoteにアウトプットをするだけで、めちゃくちゃ捗る。時間がないと思いがちだけど、だらだらインプットする時間はあって、それをアウトプットの時間に変えるだけで、驚くほど精神状態がよくなることをこの1週間でわかった。

なんかよかったの「なんか」とは

「独立して、本屋に行って、愕然とした。世の中にはいい本がたくさんある。私が書く意味ってなんだろう?私が書かなくても、誰かが書いている。」
講演会のまとめのところであきやさんがこんなことを言った。ものすごく分かる。私は今まで思いついたいろんなことを、全部誰かがやってるからやりたくない!と諦めて逃げてしまっていた。いつもいつもいつも言い訳をして逃げていた。そのあとにあきやさんはこう続けた。
「それでも自分のことが知りたかった。自分が何を考え、何を選んで、どういう風に生きたいかすごく知りたかった。自分のために書いて、自分を最初の読者にした」
私も自分のことが知りたかった。どうしたら私らしく生きていけるのだろう、私がやるべきことはなんなのだろう、いつも疑問に思っていた。どうやったら知ることができるのかがわからなかった。だけど、自問自答ファッションを知って、少しだけ近づいた。これからもアウトプットをつづければ、自分のことが分かる日がくるんだ!と分かったら、目の前が開けたように感じた。
私は自問自答ファッション楽しい!という気持ちだけでやっていて、これがどんなふうにつながるのかはわかっていなかった。知りたかったけど、そういうことを考えだすとうまくいかなくなるから、いつかわかる日が来るはずと思って見ないふりをしていた。
だけど、アウトプットを続けたら、それが分かるんだ!という確信をあきやさんがくれた。私はこれからも自分のためにアウトプットしていきたい。自分が最初の読者でありつづけたい。

私が自問自答ファッションに興味を持ったきっかけであり根底の部分をたくさん話してくれた講演会だったから、ものすごくぐっときたんだ・・・!ということが講演会のアウトプットをしてわかった。アウトプット最高!!!


🦄おまけ🦄

途中で、あきやさんのシン・コンセプトが生まれた話があった。
突然閃いて、「よかった!これだ!」と思って泣いていた、ということだった。
私は「あきやさん、よかったねえ☺️」とうれしく思いながらも、他人事だった。(もちろんあきやさんの話で私のことではないのだから他人事なのは当然である)

だけど、講演会の翌々日の月曜日、私にまったく同じことが起きたのだ。

あきやさんは本当にすごいと思う。
あきやさん!自問自答ガールズのみんな!BIG LOVEです🫶🏻
(なんていう終わり方😂😂😂)

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