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太雅のゆとらない日々

今yutoriを影でつくっている男性がいます。株式化して数ヶ月のタイミングで入社した彼は、会社の顔となる採用から人事、労務、育成、評価という会社の裏側を支える仕事をしています。

彼は、泉水太雅(せんずいたいが)という24歳の最年少の社員さんです。


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代表 片石さんとの縁は深い


大学1年生4月のサークル新歓期、彼がふら〜っと寄った先にyutoriの代表、片石さんがいました。後に彼が所属することとなるアカペラサークルです。もともとアカペラが好きで、ボイスパーカッションを独学で練習していた彼は、自分の”好き”と同じものを抱えるその繋がりにとても魅力を感じました。彼が今でも深く記憶している片石さんとの出会いです。


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↑大学時代の太雅さんと片石さん


そして、社会人2年目になったゴールデンウィークのある日、片石さんとランチに行くことになりました。それが、yutoriに入ることとなったきっかけ。

"片石さんと一緒にいれば、よりワクワクした未来を見れる"

それが彼の入社理由でした。
服の領域のメディアについてふわっと構想していたタイミングでの出来事でした。


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↑入社きっかけとなるランチの時の写真


面接はウェットに、けれど判断はドライにしなければならない。それが採用の仕事。


もともと採用関係の仕事についていた彼は、入社からしばらくして採用担当になりました。
「ぼくらが目指すゆとりあるクニに”住む人”たちは、好きに自己表現をしていい。だけど、そのクニの”創り手”であるぼくらは、好き勝手やるだけでなく、強くある必要がある。

理想のクニ、ユートピアを創るためなら決してキラキラはしていない、”ゆとらない日々”を送れるような人ではないと、仲間として歓迎することは難しい」

"創り手は強くある必要がある"

面接はウェット、判断はドライ
"株式化して1年半、ひとりを採用するにあたって会社に与える影響は大きい。
だから採用担当はシビアに見なければならない。"

彼はそう言っていました。


ゆとらない日々を送るメンバーは、みんながゆとりある心の持ち主です。人は忙しいとピリピリします。そんな時にゆとりある声をかけられる人がいます。想いのある厳しい声も、励ましの声も、時にはユーモアな声も。

「優しさ」「強さ」「面白さ」

メンバーにはこんな要素が共通するなと、改めて考えさせられました。


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彼自身も強い人間です。

"きついことを言われてもめげない。poolでイベントをやる時も、一人で夜中まで外に荷物を出していた時もあった。"

yutoriの設立当初から関わり、彼のいい部分も足りていない部分も含めて知っている方が言っていました。


彼と同じ時期に働き始めた社員さんも言っていました。

"彼には、人の気持ちを汲み取る力がある。誰よりもメンバーの気持ちになって考えている。"
"彼が来る前までは、yutoriを引っ張る人とそれについていくメンバーの間に何かもやもやとした隙間があった。"

"自分の常識が他人の常識でもあると考えるのは嫌いで、必ず相手目線で物事を考える。"
インタビューをした後に言っていたこの言葉の深さが、やっとわかった気がします。

彼は常に完璧な姿をメンバーに見せています。だからなかなか気づけないし、気づかないけれど、彼は一番メンバーについて考えるし、自分についても考えています。
彼が来てから、yutoriは転々とした"島"からまとまってひとつの"国"になったのかもしれません。


また、誰よりもメンバーとコミュニケーションをとって、ここにいる人たちにとって、いちばん居心地の良い場所となるよう願っています。オフィスでは一人一人の状況確認、メンバーが毎日勤務後にチャットワークで提出する日報には、全員に欠かさずコメントを送ります。アドバイスや、仕事の参考になりそうなサイトのURLも送ります。励ましや感謝、アドバイスや豆知識など、メンバーの文化祭前夜の泥臭い1日はここで終わり、またここから始まります。


彼が入るまではあまり整っておらず、組織としてゼロと言っていい状態。
採用基準も、組織図も何も整っていない厳しい時期があっての今でした。
メンバーのモチベーションもそれぞれ。

片石さんの創る理想とメンバーの役割、その結節点になったのが彼で、
今のyutoriが成り立っているのは彼のおかげかもしれません。

カタチあるものとしての「yutori」を創り、守っている。


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"自分は片石さんにワクワクする未来を見せてもらった。今度は自分が採用や育成の仕事を通じて、社内外問わずyutoriに関わる人たちにワクワクする未来を見せたい"

前職はyutoriとはまた違うキャリアの持ち主の彼は、まだまだ本領を発揮し切れていないと言っています。

彼は、静かに片石さんの背中を見て、行動に起こそうとしています。
大学生の頃に見た背中は今でも彼の目の前にあり、追い続けています。


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彼は日々自分の常識を疑っていて、それは採用という仕事で一番大事なことなのかもしれません。

優しいだけ、強いだけ、面白いだけ
それだけじゃ務まらない
このバランスがyutoriをつくり、守っています。

彼は自分のゆとらない日々も、メンバーのゆとらない日々も、みんなのゆとらない日々をyutoriに入るその日から支えてつくっています。

それは厳しい時期があっての今で、強さがあったからこその今日でした。





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らいたー:まう
やくわり:フルジョインスタ運用
好きなこと:カメラ

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