昨今その②(俺は今なんだよ!編w)
前回の「昨今その①」が昨年の12月22日の交通事故から3月4日までの経過~。その②としては、前回報告通り「城里TTに向けての準備」を記載する。
今回のブログの意味合いとしては、備忘録としてピーキングの練習および結果というところで自分に向けたメモ的なものが多い。
では。。。
結論から言うと、今現在3月22日(城里TT2日前)にして完全に自己最高であろう体を作り上げたことに成功したと断言できる(というか、当日踏めると確信めいているwww。)。今日、明日で風邪さえひかなければ問題ないだろう。
では、どのようにして脚をつくりあげたか、1月の段階では出走の可否をも考えていたときからどういう日々を過ごしてきたかを記載したい。
因みに交通事故の怪我については、前方脱臼した右肩は完治しておらず、3月一杯でリハビリも終わりかなぁ~なんて思っていたら、4月の予約を取られてしまい4月も故障者リスト入りだ…。確かに可動域は回復していないし、ボールを投げる事すらできない。事実自転車においても実走においては路面からの振動で疼痛が出始めるため、ロングライドは一切せず3月末に走る予定だったフレッシュのDNSを余儀なくされ、出走チームには迷惑をかけてしまった。
まず初めに言いたいのは、今回うまく脚を作り上げることが出来た事に関しては、「メンタル」の部分が物凄く作用していたということ。スポーツはやはりフィジカルとメンタルが両方成り立ってパフォーマンスが出る事を再認識した。その私の言う「メンタル」とは、今回においては真っすぐ自分の体の状態とだけ向き合いやるべきことを出来たこと。またヒルクライムと違い体重管理にシビアにならなくて済んだという点は大きい。メジャーところのヒルクライム大会だと、SNSでやれ減量だの、トレーニングだの(見てしまう私も悪いのだが)外野が殊更うるさくどうしても比較してしまう事が多い。その点今回の城里TTに関しては一切余計な情報が入ってくることはなく、純粋に自分のデータとだけ向き合えた。また、幸いにも怪我により実走がはばかれていたので、仲間内と脚力の比較なんてことをしなくても済んだのもある。
自分が出走するのは50㎞のタイムトライアル。過去のリザルトを見ると70分~80分で走っていることから、標高という高地順応を除けばメジャーところのヒルクライムと練習内容は変わらない。そこで怪我による脚力の衰えを新調に見極めつつ、2月からLT1とSST上限を中心に組み立てた。2月の頭にはインフル、17日18日と風邪を引くなどしながらも徐々に強度を上げて行った。以前のブログにも記載したが、私は週15時間という時間だけを目標にその週その週で体調をみながらトレーニングを組み立てている。つまり強度をあげる週は、15時間という時間の中でL4以上で踏む時間の割合が増えることを意味するし、逆にそうでないときはL2~LT1と低強度での割合が増える。そしてSST上限を行うときも一気に40分や1時間一発をやるというより、その時の脚力をみながら10分~15分で分割して本数を調整しながら強度を上げて行った。
そして3月に入るとSSTとZwiftレースでの高強度を中心に構成していった。ここまで来ると狙ってテストしているわけでもないのにバカすか軒並みPRが出始めて楽しくもなってくる。外でもローラーでも1時間を一定に310w前後で踏めるまでに戻った。ガーミンはずーっとプロダクティブに入りっぱなしで2週間でCTLも10以上あがる。但し、ここに来てやっぱりやり過ぎた。ややオーバートレ気味で免疫力が下がったところにダイレクトに風邪をひき3月は7日8日とフルレスト、9日も殆ど体調的に乗れず。ただ、脚力は落ちる事はなかったし減量は意識していないからしっかり食事をして回復。あまりの調子の良さに再度18日も体調を崩しかけたが、ピーキングの週もあいまって焦る事はなかった。そして昨日高強度で確かめて出来上がったことを確認。今に至ると。
こう振り返ると、LT1やSSTと言ったレンジで土台をつくりつつ、レース1か月くらい前から高強度を入れるとガツンと出来上がるという皆も知っている何の変哲もないモノ。
ただ、わたしの場合年齢、性格、環境などもろもろ勘案すると、その時の体調をみて週の曜日ごとにこれをするという決め事はしないが、ただ週15時間というボリュームを目標に日々を過ごすのが良いと分かった。また、高強度においてもワークアウトではなくレベルの高いZwiftレースで置き換えることが、精神面的にも合っていた。幸いにも今回はフラムルージュレーシングというZRLばりの強度のレースのシーズン中であり、それは大変楽しくかつ役に立った。
長くなって来たので、今後過ごし方と明後日の城里50㎞に向けての目標を記載して終わろう。
今後は3月一杯で一先ず自分のシーズンを終え、4月を心身ともに休むようなお楽しみレスト月として、5月~8月位までをベース作りに戻り、10月6日の箱根ヒルクライムに標準を合わせようと思う。そして昨年の12月から今年の2月に怪我で出来なかった本格的な体作りをじっくりやろうと思う。
城里は…。FTP更新する走りとAve40km/h以上で走る事。機材や当日の事に関してはレースレポとして終わったら記載しようと思う。
正しい自分に合った方法をやると43歳の自分でも41歳がピークだと思っていた脚力は更新した。ただ、それは瞬間最大風速でありどこにターゲットをもって行くか、そして若くないだけにそのターゲットだけに対してどれだけ余計な走りを省けるかにかかってる感じかな。3月終わってもこの調子の良さをキープしようなんて決して思わない。そう、やらないこと!戒