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小学校受験^^面接の思い出

昨年2022年の受験を経験した我が家です。

我が家は9校受験して様々な面接形式がありましたが、試験前に面接日を別日に設ける学校が多かったです。
別日に面接だけの日が設定されており、親子三人でいそいそ出かけました。パパの出番があるのがこの日だけでしたね。

色んな面接方式があって、

前述の入試日より前に親子で一緒に面接するもの、両親面接(親だけでの面接)、子供の考査も親の目の前でやってからの流れで親子面接があったり、面接なし、という学校もありました。面接のない学校は親を見ない訳で、どんな子供か観察したら親も分かるというものなのでしょう、それには先生の眼力の凄さを感じました。
入試日と同日にやる親子面接もありましたが、何度も学校へ足を運ばなくて良いのが正直ラクでした。

面接の一つ一つが思い出深く、ご縁を頂いた学校には、本当に足を向けて眠れないくらい、真摯に質問してくださり対面くださり、我が家を見てくださいました。ありがとうございました。

合格通知を頂きながら、手続きをせずに権利を手放す時には、本当に有り難い想いを胸に、合格がどれほど励みになったかに感謝でいっぱいなのと、何とも申し訳ない気持ちがありました。学校からしたらそれも想定していることで、我が家の放棄に何の痛手も無いのでしょうが、受験した全ての学校が、すごく真摯で謙虚に、温かく迎えて入れてくれる感覚であったので、その温かさに私の胸が痛んだのだと思います。
お試し受験校であっても、親の志望熱意を伝えるのは面接時に必須だと思いますし、願書に書く内容にも学校への深い理解と熱意が必要です。
今思っても、やる気と本気で小学校受験に挑まなければ、第一第二の志望校以外の、お試しで受ける学校などに受ける気力が湧かないと思いました。
お試し校の受験は試験本番に慣れるためにも1つ2つ受けても良いのかなと今でも思いますが、ただ心から志望しているというアピールを面接でせねばならないので母は女優になる必要がありました。

我が家は、遠方すぎる学校にはウソも方便で、来春に夫の転勤で学校近隣に引っ越す予定、という架空の話を夫婦で擦り合わせて面接に挑んだこともありました。(嘘なのに合格のご縁を頂いた時には申し訳ない気持ちと、面接への自信につながりました、感謝です)
考査(試験)は子供のみが頑張れば良いもので、面接は親の頑張りどころでした。足を引っ張ってしまってはならないと思っていました。
我が家は、一番初めに受けた学校の初めての親子面接で大きな反省点があり、先生に報告して振り返り改めて練習しました。
子供に関しては、面接内容よりも、姿勢が悪かった事、足がブラブラした事。あくびをしそうになって堪えたそうで、それは絶対にしてはいけないと教室の先生から指導してもらいました。
親に関しては、先生が子供にしたイレギュラーな質問を親が返答する、という失態を犯し(夫)、私が開いた口が塞がらない思いをしました。帰り道、怒りを通り越して口を聞くのも嫌だったんですよね。私が落ち着いた頃、夫に『あそこは親が答えたらダメでしょ』と伝えたら、『え?そうなの?』と気付いてなかった様子。そうか〜子供が答えられるところだもんなぁ~なんて呑気な夫にこの先、大丈夫か⁈と不安になったものです。これがトラウマになり、後の面接でも面接中は夫が何かやらかさないかハラハラしました。子供の受け答えにでさえ、内心ハラハラしているのに。
今となっては思い出ですが。。
ちなみに、子供の代わりにパパが答えちゃった質問は、、

●面接官●父へ質問
“お子様とは休日どの様に過ごされていますか?”
●父の答え●
“コロナ禍で家の中で遊ぶことも多く、相撲をとるなど身体を使った遊びをよくしております”
●面接官●
“良いですね、相撲が好きなんですか?”
※面接官、チラッと子供を見る
●父の答え●
“はい、大相撲をよく見ております”
●面接官●
“好きな力士がいるんですか?”
※明らかに子供を見て質問していた
●父が答えてしまう●
“はい〜、高安が好きなんですよ〜へへ”
●面接官●
〔苦笑い〕

チーン..

のちに子供に聞いたら、
ボクは若隆景と高安が好き!とちゃんと答えられていました。

ですが無事にこちらの学校にもご縁を頂けましたし(涙)
良い経験、良い勉強、良い思い出になりました。

お読みいただきありがとうございます。









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