でっかいことが言いたくて

相当久々のノート。

今日はメインブログおのにち
http://yutoma233.hatenablog.com/
を書いて気がついたことをつらつらと。

ブログを書いていると、せっかくだからたくさんの人に読んでもらえるようなことを書かなきゃ!とか、幅広く共感を集めるようなことを…なんて欲が湧いてくる。
どんどん主語が大きくなってしまう。
更に書いているうちに興が乗ってきて、〇〇なのはいけないと思いまぁす!私は× ×です!なんて言い切ってしまう。

そんな時の私って、ダイダラボッチになってしまっているんだと思う。
巨大で、何でもお見通しですよ、みたいな顔をして。
でも透明で、実体がない。

だから言い切ってしまった後にふっと我が身を振り返って、あれ、でもこの間は〇〇だったような…。と言い切る資格のない自分に気づく。

するとダイダラボッチに穴が開いて、シューっとしぼんでしまう。
そこにいるのは会津盆地に住む小さなコダマ。カラカラ揺れながら、首ばかり振っている。

山の向こうに、私には見えていないことがたくさんある。
なんでも、は誰も知らないのだ。

はてなブログで書き始めて2年ほど。
長く続けていると少しは誰かに褒められたり、喜んでもらえたりすることもある。
でもあんまり舞い上がらずに、これからも普通に書いていきたいと思う。
誰もが喜んでくれること、なんて分からない。

だから家に帰って買い物袋を置いて、手を洗いながら「今日はこんなことがあってね」とリビングにいる誰かに話しかけるような、そんな気持ちで。

いつもあなたの隣で話すから、時々笑ってくれたらいいな。たまには相槌も返してよね。

私のコダマが、いろんな場所の誰かの隣りで「ねぇねぇ聞いてよ」ってカラカラ首を振っている様子を想像したらちょっと怖いけど…。

でっかいことより、小さな言葉を。
そんなことを考えながら、今日も誰かに呟いてます。

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