メロディックマイナー&オルタードスケール 習得方法 第二回
昨日に引き続き、メロディックマイナー第二回です。
今回は指板上幅広く動けるパターンを紹介したいと思います。
メロディックマイナーはディミニッシュとホールトーンが組み合わさっているという話をしましたが、似たような感じで短3度と長3度のわかりやすいパターンが構成されています。
まずはこちらをご覧ください。
この小節、実は短3度のインターバルが4つ並んでいます。BとD、C#とE、DとF、EとGの4つですね。これがディミニッシュの部分というか、メロディックマイナーの下半分です。
続いてこちらをどうぞ
これは長3度が3つ並んでいます。FとA、GとB、AとC#の3つです。
といったように、メロディックマイナーは4つの短3度と3つの長3度に分けることができます。
続いて3、4弦の組み合わせを見て行きましょう。
ポジション的にFから始めやすいので、こちらはまず長3度が3つ
そして
Bから始まる短3度が4つありました。
続いて2、3弦
こちらはBから始まる短3度が4つ、引き続きFから始まる長3度が3つです。
1、2弦はこちら
Fから始まる長3度が3つ、Bから始まる短3度が4つできました。13と15が色が違うのは気にしないでください。譜面制作ソフトのfinaleが勝手に配色したもので直りませんでした。
といった感じで広範囲の指板を二つのパターンで行き来できるというアイデアです。僕自身こういう学び方をしたのではなく、全てのキーでがむしゃらに練習していましたが、教えるようになってこのようなシステムに気がつきました。
メロディックマイナーは他にもへクサトニックを使った弾き方や、オルタードとして扱う場合の移動パターンなど色々話題があるので、またその辺も書いていこうかと思っています。
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