メロディックマイナー&オルタードスケール 習得方法 第一回

今日はトランスクライブ等ではなくスケールの話です。

メロディックマイナーって色々な覚え方があると思うのですが、今回は僕がレッスンをしていく中で見つけたシンプルなパターンを紹介したいと思います。同じような話をどこかでしている人もいるかもしれません。

ポジション的に見やすいDマイナーを例にとって、指板全体の動きを確認していこうと思います。

それではまずメロディックマイナーの構成音を半分に分けます。

1、ディミニッシュスケール

画像1

Dメロディックマイナーの下半分、もしくはC#オルタードスケール、両方とも同じ構成音になりますが、C#から半音、全音、半音、全音とディミニッシュスケールと同じインターバルの仕組みになっています。これだけ弾くとスパニッシュ系の音楽みたいな感じです。

2、ホールトーンスケール

画像2

そして次ですが、Fから全音、全音、全音、全音と弾いていくとここにホールトーンスケールが出現します。

3、ディミニッシュ+ホールトーン=Dメロディックマイナー=C#オルタードスケール

画像3

2つ組み合わせてみるとDのメロディックマイナー、もしくはC#のオルタードスケールになります。

どんなところで使えるかというと、例えばこれ

画像4

サマータイムのオリジナル、ガーシュインのアレンジでこういうコードチェンジが出て来ます。この二つのD-6とE-6を行き来している間、Dのメロディックマイナー結構どの音に留まっててもサウンドします。

明日はこれを指板上でどう移動すると使いやすいかという話をしたいと思います。もし役に立つ記事があれば日々更新していこうと思いますので、noteのフォロー等よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?