テストにオススメの記憶術!

皆さん、そろそろテスト、そして楽しい夏休みが迫ってきてる季節ですがいかがお過ごしでしょうか。

「テストがヤバイ!」「憶えること多すぎー!」「全然頭に入らない!」という方にオススメの記憶術について書こうと思います。少しでも役に立てば幸いです。

効率的な記憶術、その要諦は「何度も思い出すこと」と「複数の感覚を使って記憶すること」の2つです。


(ここからは、理屈についての説明ですので、軽ーく読み流してください)
記憶には長期記憶短期記憶の2つがあります。そして最初は海馬に情報が記憶され、後に側頭葉に長期記憶として安定した形で保存されます。
情報が脳に入力されると、最初はどの情報も「優先度が高くない」と脳が判断して、時間が経過するごとに忘れてしまいます。これが短期記憶です。
その中でも、何度も反復して思い出して脳にアクセスしていると、「この情報は重要なんだ」と脳が判断して側頭葉に送られて長期記憶となり保存されます。
このような脳の仕組みになっているので、何度も思い出せば自然と脳が記憶してくれます。


また記憶は側頭葉、更にその中の側頭連合野という部位に保存されますが、そこは「モダリティ」、すなわち「五感や自身の行動動機や心理的態度などの様々な機能」を統合する部位でもあります。
この部位は様々なモダリティから働きかけると記憶がより効率的に定着するという特長があります。
これを利用して、目で見るだけでなく、書いたり声に出したり、また自分の思い出や感情と結びつけて記憶することで、より効率が上がります。

暗記で乗り越えられる試験も結構多いと思います。そんな科目にはこの記憶術が上手くハマると思うので、是非活用してみて下さい。

「この1週間前後を乗り切れば、あとは長く楽しい夏休みが待つだけ!」そう思って体調に気をつけながら頑張って下さい!!