チャレンジ出来る人のマインドとは

今週は諸事情による不可抗力により体調を崩していましたが、ようやく治ってきました。
頭の運動がてら、60%くらいの完成度を目指して軽く書いていきます。

今回も茂木健一郎さんの「脳を活かす勉強法」(PHP研究所)で学んだ内容ですので、興味が湧いた方はそちらを是非ご一読下さい。

今回はチャレンジ出来るためにはどんなマインドが必要かという内容です。

世の中には新しいことにチャレンジし続ける人もいれば、中々出来ず昔のやり方に拘る人もいます。
しかし子供の頃は誰でも、どんどん新しいことにチャレンジし続けていました。
しかし成長するにつれて、チャレンジ出来なくなってしまう人も多いです。

その差は何でしょうか。
脳科学、また心理学の分野では、「セキュアベース=安全基地」という概念があるそうです。
安全基地というのは、「何かあった時に立ち帰れる場所、不安を乗り越えさせてくれるもの」です。
安全基地があることで、成功が不確実なものへチャレンジするための確固とした地盤が生まれます。
つまり、迷い無く余裕を持って大胆にチャレンジ出来るようになります

子供にとっての安全基地は「親」や「教師」でした。何かあって失敗して傷ついても、彼らが守ってくれたり教えてくれたりしました。

大人になっても安全基地は重要です。
自分の中に確固としたものがある人ほど、チャレンジ出来る地盤が固く余裕を持って挑戦出来ます。
大人の場合は安全基地が信頼出来る人もそうですが、「信念やアイデンティティ」になるのだと思います。

茂木さんは「自分の中に確固としたものがある人ほど、チャレンジ出来る。考え方が柔軟で、新しい事態に果敢にチャレンジ出来る人は、実は芯にすごく頑固な信念や揺るぎのない自分、哲学を持っています」と書いています。
信念がある人ほど迷い無く突き進めることが出来るので、確かにその通りだなと思いました。

大学生はまだまだ成長期で、多くのことを学び自分を形作る期間だと思います。
社会人になってからもまだまだそうだと思います。
社会人になると大学生とは多くのことが異なり、チャレンジする機会も多くなると思うので、より信念やアイデンティティが必要となるでしょう。

しかし信念は一朝一夕で得られるものではなく、時間を掛けて経験しながら得るものです。
だからこそ、大切なことは「自分の信念は何だろう? 譲れないものは何だろう?」と定期的に振り返り考えることだと思います。内省とも言えますね。
その積み重ねの先に、信念が待っているように最近は感じます。

色々書きましたが、結論というか伝わってほしいのは「信念とかアイデンティティって生きる上で役に立つ」ということです。
なんとなくでも感覚的にでも、これに気付いてもらえれば幸いです。