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クリムト展に行きました

上野のクリムト展に行ってきました。
行ってみて初めて6/1-6/15の期間は学生無料と知り、無料で見れました。

やはり実物を見ると感じるものは違う。
塗りの厚み・色の反射・絵からの圧力・角度による見え方の違いなどなど、実物でないと分からないことが沢山ありました。
特に金箔を使った「黄金時代」の作品は光の反射によって全く違うので面白かったです。

日本過去最大級のクリムト展、しかもあと1週間は無料と、良い機会ですので是非どうぞ。

クリムトがどういう画家なのか下に書いておきますので、興味があればお読み下さい。

グスタフ・クリムトは19世紀末に活躍したオーストリアの画家で、日本の浮世絵に強く影響を受けました。
1873年のウィーン万博で日本の芸術作品が初公開され、その影響からクリムトは日本美術に強く興味を持つようになりました。
浮世絵のような平面表現と屏風のような金箔を使った表現が素晴らしい画家です。
特に金箔表現が顕著になってきた1900年以降の「黄金時代」の作品は唯一無二の作風ではとして完成されています。
代表作の「ユディトI」「ベートーヴェン・プリーズ」はクリムトの「黄金時代」の真骨頂です。