脳科学の視点からの朝活のススメ

最近脳科学の本を読んでいて印象に残った&「是非使いたい!」と思ったものを紹介します。
今回は茂木健一郎さんの「脳を活かす勉強法」という本で学んだことです。

皆さんは朝型でしょうか?それとも夜型でしょうか?
脳科学では、脳を効率的に使ったりクリエイティブな作業をしたりするのは朝が1番良いとされているそうです。
以下が脳科学的な根拠となります。

人間は朝起きてから夜寝るまで膨大な情報が脳に入力され続けています。夜になると脳の中は日中の情報や記憶で一杯になってしまいます。雑然とした記憶によって脳の純粋な思考が阻害され、脳のスペックをフル活用出来なくなってしまいます。思考が鈍くなってしまうということです。
これが夜には脳の効率が落ちる理由です。

一方、朝が良い理由は睡眠が関わります。睡眠には脳が深く眠る「ノンレム睡眠」と身体は寝ているが脳が活発に活動している「レム睡眠」があります。このレム睡眠の時に脳はその日の情報や記憶を整理しています。その結果、朝起きた時には記憶が整理されたことにより、脳の中がクリアな状態になります。
そしてクリアな状態では脳の思考が邪魔されず、スッキリとした純粋な思考が可能になります。また睡眠中に記憶が整理されているので、大切なことを思い出したりアイデアを思いつくことが比較的簡単に出来ます。

このような根拠によって、脳のゴールデンタイムは朝の時間帯である、とされています。

多くの学者や作家も「朝にいいアイデア」と証言しており、茂木健一郎さんも朝に論文を読んだり執筆したりするそうです。
実際僕もこのことを意識して以降、夜よりも朝の方が頭が軽く聡明な感覚があります。

「早起きは三文の徳」と言いますが、これを機に朝の時間を有効活用するチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?