フランス革命

革命

成し遂げること

NCGの一員としてゆくゆくは、「世界を代表とするサービスカンパニーの創出」という目標の達成に貢献する新事業を立ち上げたい。

そう、日本でもアジアでも世界でも一番がとりたいのだ。


前日譚

私が上記で述べたような野望を抱くに至ったきっかけは留学していたフランスで起きた、とある出来事である。

授業を終え、同じ授業の国籍も性別も全てがバラバラで個性的な友人たちと1週間の息抜きとしてクラブに向かった。イタリア人の陽気な友人が調べて見つけた学校から近いクラブだった。到着すると、入り口の前には如何にも屈強そうな治安の悪いルックスの男が立っていて、中へと入っていく客たちを品定めしていた。男はそのクラブのオーナーで、自分のテリトリーにふさわしいかどうかをチェックしていた。私は友達の列の最後尾で順番を待っていて、いざ店に入ると言う時にそのオーナーに止められた。

君は入れられない」と。

私の空間にアジア人は相応しくないといった言い分だった。人生で初めてあからさまな差別を受けた私は悲しみというよりかは怒りの感情を抱き、言い返した。しかし、最後に吐き捨てるように、

お前らアジア人がいなくても白人は生きていける。世界は白人社会のおかげで発展しているんだぞ。

怒りに加えて悔しさやら様々な感情が込み上げてきたのを今でも覚えている。それから私はいい意味で右翼的な人間となり、日本やアジアが世界に対して権威を振るうようなそんな未来を実現したいと思うようになった。


HOW

では具体的にどのような事業としてそのような未来を実現していくか。

結論から述べると、「就業別人口の革命」である。

世界的なトレンドとして価値の高い業界へ就業人口を推移させていくというものである。

ではまず、世界的に価値の高い業界とは何なのかを分析するために「世界時価総額ランキング」のデータを見ていく。

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左が平成元年の時点では金融・インフラ・製造業を中心としたものが上位を占め、驚くことにそのほとんどを日本が担っている。しかし、平成31年はどうだろうか。日本企業でランクインしているのはトヨタ自動車の一社のみで、30年で金融・メーカー主導の経済から、ITを駆使した情報網が世界を掌握するようになったことが分かる。

次に2019年時点での上位50社を業種別にグラフにしたのが下の図である。

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1989年の業種別企業数では、金融が17社で他の業種を大きく引き離す結果となっていて金融17社全てが日本企業であった。そして2019年においても金融業界がITに次いで二番目に多いにも関わらず、日本企業は一つもない。この結果から、金融サービスで各社が時価総額を伸ばしている背景としてITなどの技術を取り入れたFin Techがあることが推測でき、いずれにせよ、ITが世界のトレンドにあると言える。

では、日本国内における産業別就業人口はどのような割合なのか。次のグラフを見ていく。

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依然としてトヨタなどが代表する製造業そして、卸売業、小売業が多くの割合を占めており、その二つだけで32%である。

逆に、先ほど見た世界を牽引するIT系の情報通信業全体の3.3%にしか満たない。

これらのことから、先に結論で述べたような就業別人口を製造・卸売・小売など多くの人材を保有する分野からIT関係の業種へと移行させる革命をするというのが私の考える方法である。


今やるべきこと

上記のことを実際に事業展開をし、実現することは大変難しいことであるのは重々承知の上である。しかし、やると決めたらやる。実現するためには知識、地位、そして資金を得る必要があり、そのために今ゼロベースでなにをやるべきかを考えた。

1年目で当たり前をしっかりと身につけ、レベルの高い要求にも応えることのできるベースを作り上げる。

事前研修の際に当たり前とは何かを考える時間があった。その際に自分の中ででた答えは「顧客の満足度の基準を常に達成できること」だった。

学生から社会人へと切り替わったときに一番変化はサービスを享受する側から提供する側へとなることだと思う。そしてそのサービスは顧客が期待に沿うものでなければいけない。その期待が例えば納期が間に合っているか、連絡が迅速であるか、身だしなみは整っているか、礼儀作法が身についているかなどであり、それら全てを一括りにして「当たり前」と考えたときに共通するのがやはり、顧客の満足基準だと言える。


まとめ

よくも悪くも、自分と会社はお互いがお互いを利用する関係がベストだと考えている。私は目標を叶える上で自分が活躍でき、その活躍をサポートもしくは場を提供してくれる会社を利用する。会社は掲げた目標を理解し、そのために貢献して利益や付加価値を提供できる社員を利用する。

「世界を代表するサービスカンパニー創出」と目標を掲げるネオキャリアはまさに革命軍そのものであると思う。そして私はその革命軍の一員として組織を利用し、世界を驚かす将来の日本を実現していきたい。

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データ出典

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/chart/html/g0004.html