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【姫様宣言】令和の5cキューブ【アドバンス】

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最終更新 2022年1月25日 ロマイオンの追加と詳細な採用意図の追加、デッキリストを見やすくしました。


前置き面倒なので、簡潔にリストから

①デッキリスト(2021年12月段階)

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デッキ構築の方針としては、

キューブ1発じゃ勝ち切れないけど、ゲームを少しでも有利に進められるようなカードが捲れる確率を高くしつつ、受け札も強くして、キューブに頼らず自分で確実に動ける形も取ろうとした結果こうなりました。

緑20青16赤16白8黒4  多色16 当たり枠20枚

3コスブースト→5コストのキューブで動くので、その2枚に加えて単色カードが更に2枚必要になります。(つまり合計4枚の単色)

先攻想定だと、4t目で8枚のカードを引いてる事になるので、最低8枚中4枚は単色が引ける構築にする必要があります。つまり40枚中20枚でギリギリの範囲。

もちろん、じゃあ単色20枚なら動けると思うのは都合の良すぎる話です。12〜16枚に抑えるのがベストでしょう。たまたまブーストとキューブを引いても虹で事故ってたら、勝てるもんも勝てないです。

シールドトリガーは16枚。5分の2枚。上振れたら3枚ぐらいは期待できると考えると、中々だと思います。

なんと、ヴィルヘルムがないので実は結構安かったりします。(ザーディクリカも抜けたし、マジで高いのは紅蓮ぐらいかな?)

②各カード採用理由

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初動枠です。

鬼流院刃は確定です。↓で解説しますが、このデッキの強みになってきます。

マッハファイターでメタクリーチャー(以降メタクリ)を取りながらリュウセイガイアや勝利ガイアールを展開します。


エースヤマタは、ステゴロカイザーとの選択枠です。どちらも強みがあります。

★エースヤマタ→ミクセル下でキューブから捲れても最低限ブーストにはなる。8枚しか入ってない白の確保が容易になる。ロングゲームになるとマナからサイクリカ等が出せるようになる。

★ステゴロカイザー→墓地を使うデッキに強くなる。緑のハンターである。手出し圏内である。マナ回収の小回りが効くようになる。

どちらもドラゴンであることが大事なので、代わりが基本効かないです。

環境に墓地を使うデッキがめちゃくちゃ流行るのであれば、お清め2種類の採用にすると、かなり強くなれます。(旧オカルト環境がそれだった)


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攻め受け両方のキューブでのハズレになりにくく、リソースも稼げて、クリムゾンビクトリーやSSSも撃てます。

キューブでの当たりというより、ギガンディダノスと姫様宣言の2種類を捲る為の試行回数を増やす為の枠です。(墓地ソースのイワシン枠に近いです。)

サイクリカは単色な点で確定枠です。


ザーディクリカとロマイオンの差別化ですが、

★ザーディクリカ→ドラゴン持ちなので、王牙やストームカイザーとシナジーがあります。即座に呪文を撃てる即効性があり、メタクリにも強いです。デメリットとしては、ザーディクリカ2連続や、ザーディクリカ⇨サイクリカみたいな捲り方をすると、撃つ呪文がなくて困る所です。

★ロマイオン→非ドラゴンなので、王牙からは出せないです。即効性がない代わりに、2種類目のベガスのような運用が出来ます。相手ターン中に出てこようものなら、そのままアタック時にキューブにチャレンジ出来ます。後は、キングオブギャラクシーの効果を除けば、数少ないブロッカーを持ってる点です。


どちらにもメリットデメリットがあります。

ザーディクリカの即効性+メタクリへの除去を取るか、ロマイオンのカウンター性能を取るかって感じです。

今回は赤単を重視して、受け性能が高いロマイオンの採用にしてます。





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オニカマスとミクセル、テスタロッサ等を焼ける優秀な受け札です。そして何より火文明のハンターであるのが重要にもなってきます。

流行りの赤単に対しても、相当刺さるので、かなりおすすめです。

キューブというデッキは、トリガー呪文を増やせば、キューブでの当たりが減るし、クリーチャーを増やせば、トリガー呪文が減るのが普通だったので、こういうカードは枠を節約できて助かります。

ドラゴンであり、フィニッシャーであるギガンディダノスや姫様宣言に繋がるので、噛み合いが非常に良いです。(このデッキのGJの平均コストは7.5です。)

採用カードをドラゴンで固めてる理由でもあります。



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このデッキを作るきっかけになったカードその1

イラストも効果もめっちゃ好き。環境に合うデッキがないため使われてないけど、、、

超次元とセットで解説

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このカードがあることで、姫様宣言を受け札のクリーチャーとしても採用できてます。

キューブで姫様宣言を捲った時に、姫様宣言自体をブロッカーにでき、さらにバトルに勝てれば、そこからブロッカーの紅蓮→ブロッカーの勝利リュウセイ→ブロッカーの勝利プリンと繋げられます。

おまけですが、ミクセルが相手の場にいる時は表面で出すと生き残れます。


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姫様宣言→ファイブスター出す→姫様宣言バトル→勝利ガイアールと動けば、どんなにデカいクリーチャーでも二体処理できます。

相手の最終龍覇グレンモルトやexライフ持ちを1発解体できます。

姫様宣言は、そこまでパワーが高くないので、ファイブスターがあることによって、臨機応変に対応できます。



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このデッキの核と言っても良いです。

姫様宣言からこいつを出して、姫様宣言がバトルに勝つと、火文明または自然文明のハンターがマナからも出せるので、8マナ以下の王牙ステゴロ、the鬼流院刃も出す事が可能です。

パワーさえ勝っていれば、姫様宣言→紅蓮→姫様宣言バトル→勝利ガイアール(姫様宣言効果)とステゴロ(紅蓮効果)を出して、アンタップしてる中型のクリーチャーを三体取ることも可能です。(さらに勝利プリンと勝利リュウセイも出せるので、タップ状態になるが、サイキックリンクまで可能です。もしくは、ストームGライドでもおk)

王牙でのGJにチャレンジするのなら、姫様宣言で盤面を処理しつつ、マナから王牙を引っ張ってきて、デッキトップ3枚から、新しい姫様宣言やギガンディダノス、サイクリカ、ザーディクリカにアクセス出来る事もあります。

ちなみに、姫様宣言から一旦紅蓮を出して、小さいクリーチャーを殴った後に、紅蓮効果と合わせて、ファイブスター+勝利ガイアールを出し、大型を処理しつつ、さらに紅蓮の効果で勝利リュウセイまで展開するみたいなこともできます。




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勝利ガイアールのお供。出すものなかったらとりあえず出し得な点も強く、両方とも紅蓮の効果で出せます。

姫様宣言→紅蓮→姫様宣言バトル→王牙+勝利ガイアールで、王牙から姫様宣言を捲った時に、一気にそのままアンタップ状態のガイアールオレドラゴンまで行けることもあります。


★もし、マナにthe鬼流院刃があるのなら、

姫様宣言→紅蓮出す→姫様宣言MFでバトル→勝利ガイアール+the鬼流院刃→the鬼流院刃バトル→紅蓮効果+自身の効果で勝利リュウセイ+勝利プリン→アンタップ状態の唯我独尊にサイキックリンクできます。

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基本的に勝利ガイアールが出たターンにサイキックリンクまで行くので、相手盤面を全部処理しながらプレイヤーまで詰められます。

覚えておいて欲しいのは、こいつも赤緑のハンターです。なので、紅蓮に反応して、マナから新しい姫様宣言や王牙が出てきます。



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姫様宣言一枚から出せるので、ゲームを簡単にするために採用してます。(エクストラウィンも一応視野?)

おまけですが、ストームGからフシギバースで2マナでギガンディダノスになる裏技があります。


残り1枠は正直自由枠です。無難に3Dリュウセイを採用するのが丸いです。もし、ロマンを追い求めたい人ならば、、、、



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実はこのデッキを作るきっかけになったカードその2。(現在は不採用ですが。)

鬼丸覇が殿堂してデッキとして終わったキューブで、追加ターン取れるとか最高すぎる。

ドラゴンが20枚以上あるので、(構築次第)ワンチャン覚醒してからの追加ターンが取れます。

クロックとかホーリーとか禁断をケアできるし、最悪のワンチャンを掴むデッキのコンセプトと噛み合ってます。

ネタデッキやファンデッキとしてこのデッキを使いたいのであれば、

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the鬼流院刃をこれに差し替えると、ドラゴンが28枚(70%)になり、ファイナルストームに覚醒した後にこれを撃つと確定で追加ターンが取れます。

サイクリカやザーディクリカで下の呪文を連打出来るので、更にマナのサイクリカやザーディクリカをデッキトップに持ってきて、それを捲りドローし、追加ターンが何回も取れます。(オーバーキル)



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このデッキを作るきっかけになった理由その3

キューブ界歴代最強のカードです。ある意味鬼丸覇よりもヤバイと思ってます。

このカードを採用しないならキューブを組まなくて良いレベルかと。

【少し話が脱線するので飛ばしても良いです。】

というのも、ここで他デッキの比較になるのですが、自分から大型を踏み倒しにいくだけなら、5コストで2枚捲れる不死鳥モルネクとか勝負するターンが早いドラグナー軸の方が確実です。

受けに関しても、トリガーさせなきゃならないキューブより、持ってるだけで良いボルドギの方が現実的です。

不死鳥モルネク等それらのデッキに不可能なのは、赤が入ってないドラゴンや非ドラゴンを捲ることです。

ヴィルヘルムを捲るだけなら、不死鳥モルネクでやった方が確率も高いですし、マナを伸ばす理由にもなります。

キューブを使う上で他のデッキと差別化できる点は、キューブがトリガーでかつ呪文である事を活かせる事、文明関係なくどんな大型クリーチャーでも採用できる事。

そして、

構築を歪める事なくお清めを8枚採用できる点

です。

大体のデッキでお清めを積もうとしたら、2枚とかになったり、想定したくないマナカーブを要求されるので。

【ここまで。】



ギガンディダノスの話に戻ります。

このカードが刺さらないデッキが存在しないです。ドラゴ大王よりも色んなデッキに刺さり、モーツァルトと同じぐらい相手を止められます。

緑の枚数は増やせるし、フシギバースでロングゲームにも強い。 書いてある事全部強い。(確信)

攻めるキューブとしても、受けのキューブとしても、いついかなる時全てのパターンで解答になり得るカードです。

ミクセル等の踏み倒しメタがいる場合はモーツァルトの方が良いですが、それでも全ハンデスの最低限の仕事はするし、それ以外の状況においては、このカードで全て解決できます。

サイクリカ、ザーディクリカ、ロマイオン、王牙はこのカードを捲る為に存在してると言っても良いです。

常にキューブを撃つ価値を10%あげてるカードです。採用しない理由がありません。


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このデッキのコンセプトです。

昔よりも環境が早くなりすぎて、結構許されてるところある。

サイクリカ、ザーディクリカ、王牙、姫様宣言、ギガンディダノスの20枚を当たりとするなら50%

受けのトリガーとしてのキューブでは、王牙は役に立たないので当たりは16枚の40%

なんだかんだキューブをずっと使ってきた自分なりの構築の結論としては、いつ捲ってもアドが取れて、優勢劣勢どちらでも強いカードで固めるのが理想だと考えてるので、

ナンバーナインやモアイランド、モーツァルト等

 都合の良い時に捲れればその時はめっちゃ強いカード。しかし、時と場合によっては全く役に立たない事もあるカード は採用しないべきだと思ってます。

攻めるキューブと受けるキューブを撃つ時で、それぞれ解答になるカードが違いすぎると、枠を食いすぎて、どちらかの確率を下げるので現実的な確率ではなくなってくるからです。

例に挙げるならギガンディダノスが1番わかりやすいと思います。

むしろ、攻めでも守りでも捲って強いカードで固める事で、手撃ちとしてのキューブの価値も、トリガーとしてのキューブとしての価値も上げられます。


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3→5で繋がるダイスベガスです。自分の動きと受け札を両立させてるので、ただのトリガー枠以上の働きをしてくれます。

メタクリが立ってる相手にキューブ8投みたいな構築に寄せてると、何もできなくなってしまうので、ベガスとキューブの2通りの動きを用意してます。


SSSはテック団との選択枠です。

どちらにもメリットはありますが、ザーディクリカが採用しやすくなるのと、ボルシャックみたいな横に超展開してくるような相手が存在してる点、覇道をバウンスできる可能性がある点、アルカディアスモモキングが環境にいる点も含めると、SSSで良いと思ってます。

ギガンディダノスのフシギバースや、神秘の宝剣を考慮するなら、1〜2枚はテック団に差し替えても良いかもしれませんが。






※キューブによくあるカードの不採用理由

・ヴィルヘルム

手撃ちキューブで絶対出るのなら強いんだけど、9マナ払って手出ししてるほど暇のある環境でもなく、これぐらいで止まるデッキがない。ヴィルヘルム1枚で勝てるわけでもないし。

昔みたいにマナを伸ばして、それからどうこうしてる構築ならありなのかもしれないが、現代デュエルマスターズはマナ伸ばしてる間に56されます。

自分から捲りにいくキューブでは80点ぐらいのカードなんだけど、オーバーキルされるレベルの打点は止められない。半端な打点で殴って来た相手を咎めるキューブでは1番強いかもしれないけど。

良くも悪くも中途半端すぎる。

緑が増やせる点は優秀なんだけど。

実は鬼丸覇に並んで好きなカードなんですが、昔に比べてどうしても強いと感じられなくなって、抜きました。

あと、ヴィルヘルムをどうしても使いたいのなら、不死鳥モルネクで良いなと感じてしまいました。


・ドラゴ大王

最近だとノヴァのサイバーエクスとか、ガイアッシュ覇道のカツキングとか、裏目が多すぎる。

自分の超次元にも制限がかかるので、今回のデッキコンセプトには少し噛み合わないのが一番の理由でもあります。アドバンスじゃなくてオリジナルでなら、姫様宣言が使えないので、その枠をドラゴ大王で埋めても良いと思いますが。

あと、これを本気で採用したいなら、不死鳥とかでやった方が良いです。()



・モアイランド&デルフィン&ナンバーナイン

確かにこのカードが出せれば勝ち確定のデッキが存在するのだけれど、毎回対面するわけでもなく、対面したところで、4積みしてても捲れる確率は10%。キューブすら撃たせてもらえるかわからないのに、この確率に頼っていくのは現実的ではないと思ってます。

かといって、8枚とか積むと、他のデッキに対しての勝率が下がってくる。速攻デッキだろうとループ系デッキだろうと刺さる点がギガンディダノスが強い理由でもあります。

この辺のカードを採用するより、もっと広く相手を見ていこうって感じです。


・モーツァルト

受けのキューブから出る時は間違いなく最強クラスだけど、ギガンディダノスと違い、有利状況で自分から撃つキューブでのこいつは、そこまで強くない為不採用。

よくあるキューブの構築に大型クリーチャー2枚積みとかを見るんだけど、その時点で自分に都合の良いように考えてしまってるように思えます。鬼修羅が入ってるのならまだ良いんだけど、2枚積みは捲りたいのか捲りたくないのかよくわからないです。



・トリックスタァ

ミステリーディザスターまで採用できるなら積みたいカード。クリーチャーと呪文の比率を両方上げなきゃならなくなるので、キューブの構築とは少し矛盾してる気もする。

7枚ぐらい捲って良いなら強かった。


・ゲンムエンペラー

自分の首を締めるが、相手を詰ませられる事もある。ゼーロン使う相手に常にワンチャン残るのは強い。

多色なのと、全く刺さらない相手が存在するのと、マイナスな部分があるので不採用。でも、ワンチャンぐらいはあるカードです。

ゴゴゴcho絶ラッシュと両採用するのなら、相手のシャッフの宣言を4・5・7と散らせるから、アリかもしれないが。


・キングマニフェスト

サイクリカ、チェンジザと似て、デッキを薄める代わりに当たりを引く確率をあげるイワシンみたいなカード。

こっちが弱い点は、ドラゴンではないのと、バズレンダまでマナを伸ばせないとリソースも稼げない所。レインボーなのもマイナスかと。

強い点はマッハファイターで盤面を取れるのと、ナウオアネバーで実質ホーガンブラスターができる所です。


・ドルファディロム

環境に多色クリーチャーや多色呪文が多すぎるのと、緑を持ってないので、マナに埋めづらいです。

呪文主体のループデッキに対しては、相当強いので、いつでも採用圏内ではあります。


・チェンジザ

実際結構強かったです。もう少し5マナの踏み倒し呪文が増やしたくなりますが。ミステリーディザスターまで採用するならアリだと思います。

ベガスやサイクリカやロマイオンから無限に逆瀧撃つのは強かったです。



③動き方

基本的には、どんな相手にも、ブースト→キューブを仕掛けていくのがベスト。というより、それが正解になるような構築にするべきです。

殴ってきそうなデッキや、ロングゲームになりそうなら、一旦ダイスベガスで確実にリソース確保しつつ、キューブ連打でボードを制圧しながらギガンディダノスや姫様宣言→ラストストーム辺りを目指すイメージです。

正直、プレイはそこまで分岐が発生しないので、構築と当日の運の良し悪し、対戦相手の相性で結果が決まると思います。

環境デッキはあまりに長くなるので割愛しますが、シャッフの5&7宣言、ラフルルラブ絡めたワンショット辺りは構築歪めてもどうにもならないので、諦めてください。

きっちり赤単や赤白ノヴァ、5c辺りに勝てるようにしていくべきだと思います。

構築に変更があるようなら、記事の方も随時更新していきます。


読んでいただき、ありがとうございました。m(__)m

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