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あいつはあいつでいいんだよ

昨日に引き続き、熱風4月号の特集、
世田谷区立桜丘中学校の西郷孝彦校長先生インタビューから
良かった箇所を引用してご紹介したい。

-逆に「校則がほしい」という子どもや保護者はいませんか?
校則があったって守らないじゃない(笑)
でも、校則がなくたって、やっちゃいけないことはある。
校則が「ある・なし」に拘らず、マナーや礼儀は守った方がいい。
「校則はないけど、これはダメ」ということは、先生同士で話します。
だから、うちでは校則がないから何をしてもいいというわけじゃないんです。
うちの学校の生徒手帳には、
1、「礼儀を大切にする」
2、「出会いを大切にする」
3、「自分を大切にする」
という「心得」を載せています。
この3つを拠り所として”指導”するのではなく、
先生も生徒も一緒に深く考えます。

校則でひとつひとつ縛り上げるよりは、
大きな枠の中で考える癖をつけた方が色々と適用できる範囲が広がる。
例えば、「髪を染めてはいけない」校則に対して、
生徒が不平不満を持つのは当然のこと。
だって、髪を染めたとしても誰にも迷惑かけてないから。
結局、みんな同じにして先生が「管理」しやすいようにしてるだけ。
「髪を染めると、傷んでハゲるかもしれない。それでもいいなら染めな」
って言ってくれる先生がいたら、自分のこと気遣ってくれてる感じがして
嬉しいよね。

ぼくは指導って考え方が時代遅れだと思う。
一方通行に教えるだけなら、インターネットの授業で十分だもん。
そこにいる先生の価値は反応を返してくれることにあって、
ロボットみたいに決まった授業内容を教えるだけなら価値ないよ。
一緒に考えるからこそ、生徒も先生も一緒に成長する。
それこそ、「学校の先生がするべき教育」なんじゃないのかな。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
二人三脚で一緒に進むのが理想的かも。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無職の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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