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「未来へのうた」を歌うのは「自分」だ

アマゾンプライムで配信中の映画「シング・ストリート 未来へのうた」を見た。
とっても、とっても素晴らしい映画で、最初から最後まで幸せな105分間。
ぼろぼろに泣いて、目が痛い。
劇場で見ることのできた人は幸せだろうなぁ。

映画に限らず、良い作品はいろんな要素を含んでいると、ぼくは思う。
絶望、恋愛、友情、仲間、家族関係、未来etc。
限られた時間で監督が表現したいモノを精一杯表現する。
それが映画だ。
アニメの1クールより短い時間で、描きたいものを描き切るのは
とても難しいことだ。
映画を撮ったことのない人間には、想像がつかないほどに。
これだけの作品を撮るまでに、
ジョン・カーニー監督はどれほどの経験を積んだのだろう。
アマプラで配信中の他作品があるみたいなので、ぜひ見てみたい。

序盤、主人公の男の子は家の都合で転校することになる。
「なんだ、この学校は…?こんな優しそうな子がこんなところでうまくやっていけるん?いじめられるんちゃう?」
視聴者の誰もが、そう思いながら、ハラハラしながら男の子を見守る。
でも、彼がとても強いとそのうち気づく。
見た目や雰囲気からは予想できないほどに。
こちらの想像を軽く超えるメンタルの強さと、歌の上手さで、
仲間とともに、最後までアクセル全開で走り抜ける。
その爽快さがとても心地よい。

最初のきっかけは「恋」だった。
ふと目にした、可愛い女の子にカッコをつけたくて、ついた嘘。
「僕、バンドやってるんだ」
彼のなにげない一言は、彼自身を奮い立たせ、周りの人間も動かした。
ことばが持つ力を、あなどっちゃいけないね。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
他人の歌で口説くな。自分の歌を歌う勇気を持とう。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無職の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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