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映画「嘘八百」感想。騙しはエンターテイメントたりうるか?

アマゾンプライムビデオで配信中の「嘘八百」を見ました。
予想以上になかなかおもしろかったです。


劇場で公開されてる段階で気になっていましたが、まぁわざわざ映画館で見なくてもいいか、と後回しに。個人的に邦画でよくあるパターンです。

2020年2月現在、次回作である「嘘八百 京町ロワイヤル」が劇場公開中。
こちらも気になっていますが、配信待ちですね。


きょうび、邦画ではなかなか珍しい主人公がおっさん2人という設定に加え、陶芸を扱うという視聴者受けを狙っていない部分に非常に好感が持てました。
中井貴一さんと佐々木蔵之介さん、やっぱりお芝居うまいんですよねぇ。

ぼく自身、堺出身で、千利休には非常に興味がありますし、茶道にも興味があるので、最近はこういう作品が気になるのかな?笑。
あんまり意識してないつもりなんだけど。


陶芸シーンは素人目から見ても、きちんと描かれていますし、
茶碗を作る佐々木蔵之介さんがカッコいいんですよ。
実写版「三月のライオン」で島田八段を演じられているときも思いましたが、「淡々と力強い」表現が必要な役にぴったり。

京都府出身で、関西弁にも違和感がありません。


プロットもシンプルでわかりやすく、必要な要素はきちんと盛り込まれています。
なぜ、彼らが手を組むことになったのか?
なぜ、彼らは騙すことを決意したのか?
きちんと視聴者は納得した上で映画を見進められるので、ストレスを感じることはないでしょう。

監督は武 正晴
他の有名な作品だと「百円の恋」の監督もされています。
時間があったら見てみようかな。


今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
NHK朝ドラ「スカーレット」見てると、陶芸に詳しくなった気になれるね。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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