見出し画像

遊戯王アニメがオワコン化しつつある、簡単な理由。

VRAINS打ち切り、非常に残念です。
まぁ、打ち切りと言いながらも、2年以上放送されているので、完全な打ち切りとは言えませんが。
毎週ニコニコ動画で見ているため、最終話はまだ未視聴。
めっちゃ泣けるみたいなので、楽しみです。

結果として、打ち切りとなってしまった背景には何があったのでしょうか。
VRAINSから遊戯王というコンテンツ自体へ視野を広げて、考えてみます。

まず、VRAINSの残念だった点。
・主人公のエースモンスターが不在
・登場人物の人間関係を深めきれていない
・1ターンが長いため、シーンが場伸びする

遊戯王ARCVよりはマシ、と評されることの多い今作。
(本当にARCVはヒドイ)
エースモンスターの不在は大きな問題でした。
デコード・トーカー」はエースとしては弱すぎるし、
ファイアウォール・ドラゴン」は禁止カードになってしまうほど、効果が強すぎる。
ソウル・バーナーの「転生炎獣ヒートライオ」や
リボルバーの「ヴァレルソード・ドラゴン」のようなモンスターを出せなかった。
結果、主人公のデュエルがあまり盛り上がらない。

ぶっちゃけ、ソウルバーナーの方がよっぽど主人公してるんですよねぇ。

そして、人間関係を深められていないのも、問題のひとつ。
遊作と草薙さんのような関係性を他のキャラ達で、構築できていれば最高だったんですけど。
キャラどうしのつながりがしっかりあるからこそ、ピンチの場面で助けるために頑張ったりするわけですよ。キャラの動機が弱いと、物語に納得性を持たせられない。だから、おもしろくない。

さらに、遊戯王全体の問題として挙げられるのが1ターンの長期化
もうね、長すぎる。ゲームならいいんだけど、アニメではきつい。
下手をすると、メインフェイズ1を使ってモンスターを展開するだけなのに、アニメで10分使ってる。
放送時間の半分ですよ?半分。
ずっと、キャラがひたすらモンスターの名前やゲームルールを連呼してるシーンがおもしろいですか?よっぽど脚本が上手くないと、おもしろくならないですよ。そもそも、アニメ化に向いてないゲームスタイルになってきてます。

カードゲームとしてのおもしろさについても、そろそろ考え直す時期にきているのではないでしょうか。新規ユーザーが参入しにくいほど、複雑化・高速化した構造を一度整理しなおす。きっと、新作シリーズが公開される際にルールが変わると思うので、良い意味で思い切って欲しいですね。マスタールール3はクソでしたけど。

初代・GX・5D'sぐらいおもしろいアニメを作らないと、本格的にユーザー離れが大変だと思います。というか、ぼく自身めちゃくちゃ遊戯王大好きなんですけど、呆れかけてます。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
ワクワクするデュエルが普通に見たい。ただ、それだけ。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無職の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?