見出し画像

読切として完璧では?【我は竜神】

週刊少年ジャンプ2022年8号にて読切掲載された「我は竜神」が良かったので感想をまとめます。バディものであり、武器ものでもある本作。ぜひ連載で読んでみたいですね。


人物の画力は申し分なく、見ていて楽しい。ただ、背景の描き込みが苦手なのか、シンプルな描写が多め。こういったファンタジー色強めな作品は世界観もしっかり見たいから、豪華にできるならした方がもっと楽しく、存在感を出せるはず。

見開き絵のカラーが抜群。ここで心を掴まれました。ファンタジーっぽい色の使い方が上手い。この配色で背景だったり、武器を見たいな。

キャラ設定もグッド。特徴はもちろん、主人公のゴアディと保護者的な立ち位置であるフー様との関係性もしっかり伝わります。谷崎修平先生の性癖が現れてるんですかね?笑。ぼくは好き。

課題というか、今後の伸びしろとして期待されるのは「アクション描写力の向上」と「魅力的な敵キャラ」「目的の設定」。1話としては完璧なので、物語をどう広げていくか。最強に見えるフー様でも倒せない敵をゴアディが倒す、みたいな展開が王道ですかね。


谷崎先生はジャンプGIGAで短期連載されていたみたい。前作もタイトルを拝見する限り、武器が登場するようです。武器がお好きなのかな?キャラ性能にスポットを当てる作品が多いなか、武器をしっかり描けるのは強みになります。


今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
ところで「逆襲シャトル」連載はまだですか?早く読みたいっす!

このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?